デッキビルドパック シークレット・スレイヤーズが発売し、収録された3種のテーマと相性の良いカードは高騰傾向にあります。
そこで今回はシークレット・スレイヤーズの影響で相場価格が高騰した、もしくはこれから高騰しそうなカードを紹介していきます。
シークレット・スレイヤーズを購入した人や新規テーマでデッキを作ろうと思っている人は参考にしてみてください。
目次
シークレット・スレイヤーズの影響で高騰した又はこれから高騰しそうなカード達を紹介!
「氷結界の虎王ドゥローレン」
チューナー+チューナー以外の水属性モンスターで出せるレベル6シンクロモンスターであり、1ターンに1度自分フィールドの表側表示カードを任意の枚数手札に戻すことで自己強化が出来る効果を持っています。
「アダマシア」との相性の良さが注目されて既に高騰が始まっているカードです。
素材に指定がありますが、レベル2の「アダマシア」チューナーと「魔救の奇石-ドラガイト」の組み合わせでシンクロ召喚をすることが可能です。
「アダマシア」テーマを動かしていくためのキーカードである「アダマシア・ラピュタイト」のデッキトップ操作効果はカード名ターン1の指定が無いため、効果の使用後「氷結界の虎王ドゥローレン」で手札に戻して再び発動することで1ターン中に2度デッキトップ操作を行うことが可能です。
ライフコストはある代わりにデッキトップのカードを当てればドローできる「デーモンの宣告」と組み合わせることで、
「アダマシア・ラピュタイト」でデッキトップ操作→
「デーモンの宣告」でドロー→
「氷結界の虎王ドゥローレン」をシンクロ召喚して2枚を手札に戻す→
再び2枚を発動し効果を使用、という流れが可能です。
実質的にライフコスト1000で「アダマシア」カード2枚のサーチをしつつ攻撃力3000の「氷結界の虎王ドゥローレン」を立てられるので覚えておいて損はないでしょう。
遊戯王 第6期 DT03-JP033 氷結界の虎王ドゥローレン 【シークレットレア】
「シューティング・スター・ドラゴン」
シンクロチューナー+「スターダスト・ドラゴン」で出せるレベル10のアクセルシンクロモンスターであり、デッキトップから5枚めくりチューナーの数までこのターン攻撃できるようになる効果、
ターン1で破壊効果を無効にして破壊する効果、自身を除外することで相手モンスターの攻撃を無効にしそのターンのエンドフェイズに自分フィールドに帰ってくる効果を持ちます。
こちらも「アダマシア」との相性の良さが価格高騰に繋がるカードです。
「アダマシア・ラピュタイト」でデッキトップのカード5枚を全て「アダマシア」チューナーにすることによって「シューティング・スター・ドラゴン」は確実に5回攻撃を狙うことが出来るようになります。
攻撃力3300での5回攻撃は強力の一言に尽き、攻撃への対抗手段が無いのであればそのターン中にデュエルが決まることになります。
遊戯王 シューティング・スター・ドラゴン STBL-JP040 ホログラフィック 【ランクB】 【中古】
「天啓の薔薇の鐘」
攻撃力2400以上の植物族モンスター1体をサーチする効果、墓地からこのカードを除外することで手札の攻撃力2400以上の植物族モンスター1体を特殊召喚する効果を持つ通常魔法カードです。
こちらは「六花」との相性の良さから価格高騰が起こるカードとなります。
「天啓の薔薇の鐘」の効果は1ターンに1度いずれか1つしか使用できないため、1の効果でサーチしたモンスターをそのターン中に2の効果で特殊召喚するという動きは出来ないので要注意です。
「六花」モンスターの中でサーチ先となるのは「六花精エリカ」と「六花精ヘレボラス」の2体であり、どちらも手札誘発効果を持つため手札に確保しておきたいカードでもあります。
また「六花」は高ランクエクシーズを狙っていくこともあって「椿姫ティタニアル」等の高ステータス植物族モンスターを採用することも出来るため、そちらを「天啓の薔薇の鐘」でサーチもしくは特殊召喚していくのも有りです。
天啓の薔薇の鐘(ローズベル) 19PP-JP015 シークレットレア 通常魔法【遊戯王カード】わずかなスレあり
「フューチャー・ヴィジョン」
お互いのプレイヤーが召喚したモンスターを一時的に除外する効果を持つフィールド魔法カードです。
こちらは「エルドリッチ」との相性から価格の高騰があるのではと予想しています。
召喚したモンスターはそのコントローラーから見て次のスタンバフェイズまで帰ってこないので、通常召喚を起点として始める多くの展開やコンボの出鼻をくじくことになり強制的にタイムラグを発生させます。
「エルドリッチ」テーマはエースである「黄金卿エルドリッチ」は自身の効果によって墓地に行くことと間接的な自己蘇生が出来ることもあり、魔法・罠カードを使うことにはなりますが出すだけであれば召喚権を使わずとも可能です。
そのため「フューチャー・ヴィジョン」によるタイムラグを相手にだけ強制して自分は気にせずに攻勢に出ることが出来ます。
また「黄金卿エルドリッチ」は自分フィールドの魔法・罠カードを任意で墓地に送れることやフィールドで発動する効果を持たないことから各種永続系のロックカードと相性が良いため、メタビート軸の「エルドリッチ」デッキはかなり性能が高いです。
「黄金卿エルドリッチ」の間接的な自己蘇生によって付与された強化と効果破壊耐性はフィールドで効果が無効になっても消えないという裁定があるため、昨今のモンスター効果を多用するデッキの行動を強力に抑制できる「スキルドレイン」との相性も抜群です。
シークレット・スレイヤーズの影響で高騰したカード、高騰しそうなカードについてのまとめ!
今回紹介したいくつかのカードは既に高騰が始まっているので、売買を検討している人はこれから先更に高騰するかもしれないということを踏まえてももう一度考えてみても良いかと思います。
聞くところによるとシークレット・スレイヤーズのテーマの中で既に大会で好成績を出したテーマデッキもあるということなので、今後の影響も気になる所です。