「神碑(ルーン)」ストーリー考察!「ジェネレイド」との関連性や「ロプトル」の目的は?

 

「神碑(ルーン)」は先日発売したデッキビルドパック タクティカル・マスターズにて登場した新規テーマです。

 

 

永続魔法と速攻魔法カードのイラストが一人称視点の構図になっているという特徴や、「ジェネレイド」テーマとの関連性が注目されています。

 

 

そこで今回は「神碑」テーマのイラストストーリーなどについて考えていきたいと思います。

 

「神碑(ルーン)」のストーリー考察!「ジェネレイド」との関連性は?

神碑の泉

 

まず初めに永続魔法カードや速攻魔法カードのイラストから察せられるように、「神碑」はFPSをイメージしたテーマであることが分かります。

 

 

FPSとは、First‐person shooterの略であり、ファーストパーソン・シューティングゲームとも呼ばれるシューティングゲームの一種です。

 

操作するキャラクターの視点で進行し、基本的に操作キャラの腕や武器などが表示されているのも特徴です。

 

 

また「神碑の穂先」のイラストに描かれているのは、設定画からRPGではよく見るスキルツリーがあることが分かるためRPG要素も含まれていると言えるでしょう。

 

 

前提が分かったところで、「神碑」の世界観や設定について考察していきたいと思います。

 

 

まず世界観についてですが、「神碑」カードのカード名やイラストの元ネタや設定画で登場した名詞などから、北欧神話をモチーフにしていることが分かります。

 

神碑の翼フギン

 

「神碑」速攻魔法カードのイラストから、主人公は「神碑の翼フギン」「神碑の翼ムニン」と共に様々な場所を旅しながら敵と戦ったり人助けをしていることが分かります。

 

神碑の牙ゲーリ

 

「神碑の翼フギン」「神碑の翼ムニン」が北欧神話においてオーディンに付き従う一対の烏「フギン」と「ムニン」をモチーフにしているであろうことから、同じくオーディンに付き従う一対の狼の内の片方「ゲリ」をモチーフにしているであろう「神碑の牙ゲーリ」も同行していると思われますが、一人称視点である故に足元にいて見えないだけなのかもしれません。

 

 

同じく北欧神話をモチーフとしているテーマには「ジェネレイド」が存在し、あちらはテーマの特徴などからRPGなどといったゲームのボスをイメージしたテーマであることが察せられます。

 

 

「神碑」と「ジェネレイド」の両方に注目すると、「神碑」カードのイラストに度々描かれている敵モンスターは一部の「ジェネレイド」モンスターとデザインが似ていることなど様々な共通点があることが分かります。

 

解呪の神碑

 

何より「王の襲来」の背景に小さく描かれている二人組が「解呪の神碑」にも描かれていることから、「神碑」と「ジェネレイド」は同じ世界(恐らく時代も同じ)であることが察せられます。

 

 

これらのことを踏まえると、プレイヤーキャラクターを意識した「神碑」とボスキャラクターを意識した「ジェネレイド」は、同じゲームの登場キャラクターという見方が出来ます。

 

 

であれば「神碑」カードのイラストの背景は「ジェネレイド」モンスターが王として君臨している9つの世界のいずれかである可能性が高く、一部の「神碑」カードのイラストに描かれている「ジェネレイド」モンスターに似たデザインの敵キャラはその世界にいる「ジェネレイド」の配下(言わば雑魚敵)であると予想されます。

 

 

上記で少し触れましたが、北欧神話において「フギン」「ムニン」「ゲリ」はオーディンに付き従う獣たちであり、「神碑」の主人公が使用している武器にも刻まれている「ルーン文字」北欧神話でオーディンが犠牲を払うことで得た力の内の1つでもあります。

 

 

これらから「神碑」の主人公と北欧神話のオーディンには深い関りがあることが窺えますが、

 

「神碑」の主人公=オーディン

 

がモチーフとは断言できません。

 

轟の王 ハール

 

というのも、「轟の王 ハール」「神碑の泉」の関りが非常に深いためです。

 

北欧神話での「ミーミルの泉」がモチーフとなっているであろう「神碑の泉」のイラストには左目のみが赤い石像が描かれており、神話ではオーディンが知識と魔術を得るために「ミーミルの泉」の水を飲み片目を代償にしたとされています。

 

 

そこで改めて「轟の王 ハール」のイラストを見てみると、「轟の王 ハール」は右目のみが赤く光っており、この「ミーミルの泉」つまりは「神碑の泉」に片目を捧げたのが「轟の王 ハール」であろうことが察せられます。

 

そうなると

 

 

「轟の王 ハール」=オーディンがモチーフである

 

という見方も出来ます。

 

 

「神碑」の主人公が後に「轟の王 ハール」になるという風に考えることも出来ますが、あくまでもイメージしているのは北欧神話をモチーフにしたゲームであるため、「神碑」の主人公を取り巻く物語には神話とは異なるオリジナル要素が大いに詰め込まれている可能性も十分あり得ます。

 

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「神碑」のストーリーで仮面を被った「ロプトル」の目的は?イラストから予想してみた!

神碑の誑かし

 

「神碑の誑かし」のイラストでは、「神碑の泉」の近くで仮面の人物が「神碑」の主人公に石の欠片(設定画によれば槍グングニルの穂先の欠片とのこと)を与えているように見えます。

 

 

この仮面の人物ですが、細かな違いはあれど「王の影 ロプトル」に服装がよく似ています。

 

王の影 ロプトル

 

「王の影 ロプトル」は名前から察するに北欧神話でのロキをモチーフにしており、ロキと言えばオーディンの義兄弟であり悪戯好きな性格から数多くの問題を起こした神としても有名です。

 

 

「神碑の誑かし」の仮面の人物と「王の影 ロプトル」が同一人物であるなら、カード名に「誑かし」という言葉も入っているように、「神碑」の主人公にグングニルの欠片を渡すことにも良からぬ思惑がある可能性が高いです。

 

 

このグングニルの欠片ですが、「神碑の穂先」のイラストやその設定画からも分かるように「神碑」の主人公の成長に大きく関わっているアイテムです。

 

 

このことを踏まえると「王の影 ロプトル」は「神碑」の主人公の成長を助けているように見えますが、その真意は定かではありません。

 

 

あくまでも筆者の想像ですが、もしかすると「王の影 ロプトル」は世界の王として君臨する「ジェネレイド」たちを好ましく思っておらず、「神碑」の主人公を利用することで「ジェネレイド」たちを倒させようとしているのかもしれません。

 

 

ちなみに北欧神話ではオーディンの武器として有名なグングニルですが、グングニルの作成にはロキも深く関わっています。

 

 

そんなグングニルの欠片を持っていたということも、仮面の人物と「王の影 ロプトル」が同一人物である可能性を高めています。

 

まとめ!

 

「神碑(ルーン)」テーマのストーリーを考察してきましたが、いかがでしたでしょうか?

 

「神碑(ルーン)」テーマのストーリーには、FPSをイメージしたテーマであり、「ジェネレイド」との関わりがあることが分かります。

 

今回のストーリーを簡単にまとめるのであれば、

 

主人公は「神碑の翼フギン」「神碑の翼ムニン」と共に様々な場所を旅しながら敵と戦ったり人助けをしていることが分かる

 

・「神碑(ルーン)」のストーリーでは「ジェネレイド」が主人公達の敵ということが分かる

 

「轟の王 ハール」と「神碑の泉」の関りが非常に深いが、現時点では大きな関わりはない

 

「王の影 ロプトル」は「王(ジェネレイド)」の使いであるが、「王(ジェネレイド)」の存在を邪魔と思っている可能性が高く、主人公の成長を助けているように見えますが、その真意は定かではない

ということになります。

 

ストーリー性のあるテーマですので、今後の新規カードの登場でストーリーに進展がある可能性は十分にあります。

 

現時点では謎な部分も多いテーマですが、今後の展開が楽しみなテーマです。

 


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