2019年4月13日に発売が予定されているライジング・ランペイジですが、2019年4月10日現在ではその半数以上の収録カードが判明しています。
今回はライジング・ランペイジで新たに登場するテーマや強化される過去テーマの中からおすすめの物を紹介していきます。
ライジング・ランペイジの現段階での収録内容をおさらい!
テーマとして複数枚収録されているカードとしては「マリンセス」「フォーチュンレディ」「妖仙獣」「天威」が挙げられます。
他にもサイバース族や「ヴァレル」「巨大戦艦」「ビック・バイパー」「レプティレス」「ウィッチクラフト」にも新たにカードが加わりますが、テーマの本格強化というほどの枚数は収録されないようです。
それ以外ですと「縄張恐竜」や「召命の神弓-アポロウーサ」に「ゲット・アウト!」等のテーマ外の汎用性のあるカードが収録されます。
ライジング・ランペイジで収録されたカードでおすすめの新規テーマや強化されたテーマを紹介!
「天威」テーマ
今回登場する新規テーマの内一つで、効果モンスター以外のモンスターで戦う幻竜族で統一されたテーマです。
メインデッキの「天威」モンスターは効果モンスターが自分フィールドに存在しない場合に手札から特殊召喚できる共通効果を持っています。
加えて自身を手札・墓地から除外することで固有効果が発動し、効果モンスター以外のモンスターを蘇生したり相手の弱体化、バウンス効果等が出来ます。
現状判明しているカードから察するに、純デッキでは効果を持たないリンクモンスターであるリンク1の「天威の拳僧」とリンク3の「天威の鬼神」を使うことでビートダウンを行っていくデッキになるかと思われます。
メインデッキの「天威」モンスターの固有効果である自身を手札・墓地から除外して発動できる効果は誘発効果か起動効果の2種類であり、誘発効果のものは手札から奇襲的に使ったり起動効果のものはリンク素材として墓地へ送った後に使うなどのプレイングが出来ます。

また自身を除外して発動出来る効果であるため、効果の処理時にはすでに除外されているという都合上同名カードを除外されない限り「墓穴の指名者」が利かない点も優秀です。
シンプルにリンク召喚を狙って戦うのも良いですが、「天威龍-アーダラ」がチューナーであることを活かしてシンクロモンスターと組み合わせるというのも対応力の向上に繋がります。
同じ幻竜族には「竜星」というシンクロテーマも存在するため、複合デッキにするという伸びしろもあります。
気を付けるべき点としては固有効果を使う際に除外されるメインデッキの「天威」モンスターが弾切れを起こさないかということですが、「天威龍-アーダラ」の固有効果で除外した「天威」モンスターの再利用やフィールド魔法の「天威無崩の地」による手札補充などを駆使することになりそうです。
今の所「天威」を指定しているサーチカードは「虚ろなる龍輪」のみですので、デッキ構築の際には幻竜族サポートカードや汎用性の高いカードの採用なども積極的に行った方が回転率が上がりそうです。
またコチラの別途記事では「天威」テーマについての紹介と当サイトで組んだデッキレシピを紹介しております!
「妖仙獣」テーマ
今回強化される過去テーマの内一つで、自分にも相手にもバウンスをするというやや変わった特徴を持つ風属性統一テーマです。
新たに加わる強化カードでは「妖仙獣 侍郎風」「魔妖仙獣 独眼群主」によって更にペンデュラム召喚がしやすくなり、「妖仙獣 飯綱鞭」によって「妖仙獣」モンスターを守ったりドローソースが狙えます。
更に魔法・罠カードでも新たにカードが追加され、やや癖があるもののドローソースとして使える「妖仙獣の風祀り」、手札の「妖仙獣」モンスターを見せることで最大2枚まで相手の表側表示カードをバウンス出来る「妖仙獣の居太刀風」等で強化されます。
元々このテーマは連続召喚効果による展開、相手のバウンス、エンドフェイズの自己バウンスといった他にはない動きをするテーマでもあります。
今回の強化でペンデュラム召喚の難易度が下がったり、ハンドアドバンテージの確保や罠カードでの相手のバウンス等が出来るようになったため全体的にデッキを構築するうえで安定力が向上しました。
コチラの記事では「妖仙獣」テーマについての考察とデッキレシピ の紹介を行なっております!
まとめ
ライジング・ランペイジで初登場または強化されるおすすめのテーマということで2種類紹介させていただきましたが、手札1枚からリンク3まで繋げられる展開力や手札から罠カードを発動できる「マリンセス」や、レベルの増加や除外を駆使する上にチューナーとシンクロモンスターが新たに加わった「フォーチュンレディ」も優秀なテーマだと思います。
まだ収録カードの全てが判明したわけではないので、もしかしたらまだ新規もしくは強化されるテーマがあるかもしれません。
ライジング・ランペイジを購入しようと思っている方は今回収録されるテーマのデッキを作ってみても良いでしょう。