2019年11月23日に発売予定のリンクヴレインズパック3にて、「星遺物」テーマの強化として収録される新規リンクモンスター「星鍵士リイヴ」の情報が判明しました。
今回は壮大なストーリーを持つ「星遺物」関連カードでもある「星鍵士リイヴ」について考察をしていきます。
目次
新たなイヴがここに!!「星鍵士リイヴ」の効果を考察!!
リンク・効果モンスター リンク2/光属性/サイバース族/攻2000
【リンクマーカー:左/左下】 モンスター2体
このカードは自分の墓地に「星遺物」カードが存在する場合のみリンク召喚できる。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。 デッキから「星遺物」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。
このターン、自分の墓地に「星遺物」モンスターが存在しない場合には、そのカードは発動できない。
(2):リンク召喚したこのカードがリンク素材として墓地へ送られた場合に発動できる。 フィールドのカード1枚を選んで持ち主のデッキに戻す。
光属性・サイバース族のリンク2モンスターで、攻撃力は2000あります。
素材はモンスター2体であり、リンク先は左と左下になります。
素材自体は汎用素材ですが、効果外テキストによる召喚制限が付いているためどんな状況でも出せるというわけではありません。
このカードをリンク召喚するためには墓地に「星遺物」カードがある必要はありますが、「星遺物」カードは種類も豊富であり汎用性の高い効果を持つカードもあるので様々なデッキへの採用が検討出来ます。
1の効果は「星遺物」魔法・罠カード1枚をデッキからセット出来るというもので、自分の墓地に「星遺物」モンスターがいなければセットしたカードはそのターン中に発動できません。
「星遺物」魔法・罠カードの種類は多く、状況に応じたカードをセットできると良いでしょう。
通常魔法や永続魔法の場合はそのターン中に使うには「星遺物」モンスターが墓地に必要ですが、速攻魔法・罠カードであれば制約は気にしなくても良いです。
その場合は相手にセットしたカードが知られているという欠点はあるものの「星遺物の選託」や「星遺物からの目醒め」等フリーチェーンで発動できるカードを選べば除去されることもそこまで恐れる必要はありません。
なんにせよデッキから直接セットするため「灰流うらら」に妨害されずに済むのは利点です。
2の効果はリンク召喚した自身がリンク素材になった場合にフィールドのカード1枚をデッキバウンス出来るというものです。
1の効果でセットしたカードを使って素材の確保などを行い自身をリンク素材にすると噛み合った運用が出来ます。
また除去方法が対象を取らないデッキバウンスと非常に強力なので、実質カード効果を受けないカード以外はこの効果で除去することが可能です。
1の効果でデッキからセット、2の効果でデッキバウンスとどちらも優秀な効果になっており「星遺物」モンスターを使用するデッキであればその性能を100%活かすことができます。
「星鍵士リイヴ」と相性の良いテーマとカードを紹介!!
「星杯」・「パラディオン」
前者では「星遺物-『星杯』」を後者では「星遺物-『星冠』」をデッキに採用するため、「星鍵士リイヴ」の真価を発揮させることが容易なテーマになります。
後述する汎用性のある「星遺物」魔法・罠カードや「星遺物-『星鍵』」を無理なく採用することもでき、「星鍵士リイヴ」の効果による恩恵を受けやすいテーマでもあります。
「星遺物」関連のテーマは基本的に「星鍵士リイヴ」と相性が良いのですが、「オルフェゴール」や「ジャックナイツ」等では採用したいサポートカードが「星遺物」カードよりもテーマカードであることが多いため「星鍵士リイヴ」を採用するのであれば工夫が必要になるでしょう。
「星遺物-『星鍵』」
「星遺物」モンスターの中では唯一の下級モンスターであるため「星鍵士リイヴ」と相性が良いです。
レベル1であるため、このカードを素材に「リンクリボー」等を出しておくことでその後の展開から「星鍵士リイヴ」のリンク召喚や「星鍵士リイヴ」の1の効果による更なる展開も狙うことが出来ます。
また「星遺物-『星鍵』」には戦闘を行うダメージステップ開始時に相手のリンクモンスターをエクストラデッキに戻す効果もあるため、相手がリンク召喚を使わないということも少ない昨今では腐ることがないというのも大きなメリットです。
「星遺物を継ぐもの」
自分の墓地のモンスター1体をフィールドのリンクモンスターのリンク先に蘇生できるという通常魔法カードです。
「星鍵士リイヴ」のリンク先はエクストラモンスターゾーンでもメインモンスターゾーンでも確保できるため、「星鍵士リイヴ」の1の効果でデッキからセットし発動すれば蘇生したモンスターも合わせてリンク3以上のリンク召喚をしつつ「星鍵士リイヴ」の2の効果を狙えます。
「星鍵士リイヴ」の1の効果の都合上セットしたターンに発動するには墓地に「星遺物」モンスターが必要なので、墓地肥やしカードで事前に墓地に送っておいたり前述した「星遺物-『星鍵』」等を使うと良いでしょう。
「星鍵士リイヴ」の背景ストーリーは一体?
イラストに映っているのは「星遺物の導く先」を経た後の「星杯を戴く巫女」(イヴ)の姿と思われます。
「創星改帰」によって「双星神 a-vida」から生まれたと思われる新たな「星遺物」である「星遺物-『星鍵』」を携え、兄である「星杯に誘われし者」(ニンギルス)の物と同一に見えるマフラーを首と腰に巻いています。
「星杯の神子イヴ」のイラストと見比べても、体格や顔つきから月日が流れたことが窺えます。
一人で放浪の旅をしているように見えますが、恐らく時系列的にも最新のこのカードイラストの登場によってかつて共に旅をしていた仲間は結局どうなってしまったのかという謎も残ります。
「双星神 a-vida」になったと思われる「星杯に選ばれし者」(アウラム)、「夢幻転星イドリース」に攻撃をしかけている「オルフェゴール・クリマクス」以降出てこないニンギルス、「星遺物の導く先」までは一緒にいた「星杯の守護竜」(イムドゥーク)。
彼らが今どこにいるのか、あるいはどうなったのかについては想像の域を出ないのが現状であり、仮にこれが物語のエピローグ部分であるのならこの結末はハッピーエンドと呼べるものなのかも判断できません。
「星遺物」に関わる長く壮大な物語は、そう遠くない未来に発売するであろうマスターガイド6にてその全てが判明するはずなので期待して待ちたい所です。
こちらでは今回紹介した「星鍵士リイヴ」を使ったデッキレシピを紹介しております!