先日遊戯王の公式が提案したリモートデュエルが遊戯王ユーザーの間で話題になっています。
既にチェックした人もいるかもしれませんが、今回はリモートデュエルについて準備に必要なもの等も含めて改めておさらいしていこうと思います。
リモートデュエルとは?自宅でデュエル?
新型コロナウイルスの影響で不要不急の外出を自粛したり三密を避けることが大事な昨今、カードショップや家で友人とデュエルをしたりカード談義をする行為は控えざるを得なくなっています。
そんな状況で公式がリモートデュエルについてのツイートとページ公開をしたことが始まりです。
リモートデュエルとは、その名の通り離れた場所にいるデュエリスト同士がデュエルをすることです。
ネットを使って自宅からも利用出来るので、外出を控えている遊戯王ユーザーがデュエルを楽しめるようにと提案された方式となっています。
ネットを使ったデュエルというのは他のカードゲームでも提案されており、様々な人と繋がれるインターネットだからこそ実現可能なデュエルの形なのかとも思います。
もちろんインターネットなので顔も名前も知らない相手とデュエルすることが出来ますが、それが嫌だという人はあらかじめ連絡を取っておいた友人同士だけデュエルをしても良いでしょう。
知らない相手とデュエルする際には、実際に会ってデュエルするときと同様にルールとマナーを守ってプレイすることを強く推奨します。
顔が見えないからと言って横柄な態度をとるのではなく、顔が見えないからこそ相手に失礼の無いように真摯な態度をとることが大事です。
リモートデュエルのやり方と準備に必要なものは?
リモートデュエルがどのような原理で行われるかについてですが、お互いのプレイヤーが自分のデュエルフィールドをリアルタイムでカメラに写すことで、自分の手元にある自分フィールドと相手が撮影している相手フィールドを画面越しに見ながらデュエルを行っていくという形になります。
つまりはリアルタイムで撮影と視聴を同時に行う、ビデオチャットの要領で疑似的にデュエルする場を整えているということです。
これさえ出来れば良いので、準備に必要なものは各々工夫していけます。
リモートデュエルで準備する物を紹介していきますので、参考にしていただければ幸いです。
パソコン又はタブレッ
相手フィールドを見るために必要になります。
パソコン、タブレットであればなんでも良いので、とりあえず、このどちらかは絶対に必要です。
WEBカメラ又はスマートフォン
自分フィールドを撮影するために必要になります。スマートフォンを使用する際は専用のアプリが必要になります。
WEBカメラ又はスマートフォンを設置する台
自分フィールドを出来るだけ見やすくするために上から写せれば良いので、撮影場所次第ではアームスタンドを使ったり台の上に置くだけだったりと簡易的なものに出来ます。
自分が使用するデッキ
デュエルをするために必要不可欠なものです。
使うデッキは予めまとめておいて、デッキを交換する際もスムーズに出来るようにしましょう。
自分が使用するデュエルフィールド
ゾーンの識別が出来れば良いので最悪無くても構いませんが、ストラクチャーデッキに付属する紙のデュエルフィールドでも無いよりは分かりやすいでしょう。
その場合はフィールドの折り目にカードが引っかかってしまわないように気を付けましょう
インターネット環境
以上の物を準備できたら後はビデオチャットと同じようにしてリモートデュエルが出来ます。
スマートフォンをWEBカメラとして利用する場合に使うアプリや、パソコン等でビデオチャットの使い方が分からないという人は経験のある知人に聞いてみるのも良いですし実際に使いながら慣れていくというのも一つの手です。
実際にやってみながら見やすいように撮影用のカメラの場所を調整するとお互いにデュエルしやすい環境を作れるかと思います。
プロテクターを使っている人は光の反射具合にも気を付けた方が良いです。
光の当たり方によってはどんなカードがフィールドにあるのか相手に分からないため、撮影場所を変えたり近くの照明を調整すると良いでしょう。
リモートデュエルに必要な予算は?まとめ!
パソコンやスマートフォンが無いという人にはそれぞれ用意していただくしかありませんが、カメラを設置する台に関しては拘らなければ安く用意できます。
アームスタンドやミニ三脚なんかは百均ショップでも売っていますし、結束バンド等も組み合わせれば予算数百円程度でデュエルフィールドを真上から見下ろせるような配置を作るのもそう難しくありません。
相手がその場におらず手札を公開するわけにもいかないためイカサマを心配する声も中にはありますが、その点に関しては信用の問題としか言えないのが現状です。
新型コロナウイルスの影響はまだ続きますが、これを機にリモートデュエルをやってみて友人だけでなく見ず知らずの人とデュエルしてみるというのも良い経験なのではないかと思います。