2022年2月19日に発売予定のヒストリーアーカイブコレクションには「真紅き魂(レッドアイズ・ソウル)」というカードが収録されます。
そこで今回は「真紅き魂」の効果を考察し、相性の良いカードなどについて紹介していきます。
目次
「真紅き魂(レッドアイズ・ソウル)」の効果考察!
効果モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻 900/守2000
このカード名の、(2)の効果は1ターンに1度しか使用できず、
(3)の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「真紅眼の黒竜」として扱う。
(2):相手がモンスターを特殊召喚した場合、手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。
手札・デッキから「真紅き魂」以外の「レッドアイズ」モンスター1体を特殊召喚する。
(3):自分・相手ターンに、自分フィールドの「真紅眼の黒竜」1体を対象として発動できる。
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
「真紅き魂」は闇属性・ドラゴン族のレベル7モンスターであり、攻撃力は900守備力は2000となっています。
「真紅眼」とは書いてありませんが、ルビが「レッドアイズ」であるため各種「レッドアイズ」サポートカードの恩恵を受けられます。
1つ目の効果は、フィールド・墓地に存在する限りこのカードのカード名を「真紅眼の黒竜」として扱うというものです。
「真紅眼の黒竜」を参照したサポートカードや融合素材に使用することができます。
「レッドアイズ」デッキではあるに越したことはない効果と言えますが、手札・デッキに存在する場合は「真紅眼の黒竜」として扱わない点には注意が必要です。
2つ目の効果は、相手モンスターを特殊召喚した場合に手札・フィールドの自身をコストにすることで、手札・デッキからこのカードと同名カード以外の「レッドアイズ」モンスター1体を特殊召喚するというものです。
トリガーは相手の特殊召喚成功時ですので、基本的には相手ターン中に使うことになるかと思います。
手札から使えば奇襲性は高いものの、制圧力などとして使える「レッドアイズ」モンスターはいないため、相手ターン中にこの効果を使った場合はリクルートしたモンスターを壁として使うことになるかと思います。
予め「鎖付き真紅眼牙」や「レッドアイズ・バーン」をセットしておけば、相手ターン中にそれらの発動条件を満たすためにこの効果を使うことも狙えます。
3つ目の効果は、自分・相手ターンに自分フィールドの「真紅眼の黒竜」1体を対象として、そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与えるというものです。
1の効果により自身を対象にすることも出来ますが、その場合は900ダメージしか与えられないため、基本的には「真紅眼の黒竜」あるいは「真紅眼融合」で融合召喚したモンスターと並べて使うことになるでしょう。
フリーチェーンで使える「黒炎弾」と言うことも出来る効果であり、相手に2400もの効果ダメージを与えられます。
「真紅眼融合」で融合召喚した「流星竜メテオ・ブラック・ドラゴン」と併せれば3500もの大ダメージであり、あちらのバーン効果なども合わせれば更なるダメージを与えらます。
そこに「黒炎弾」もあればワンターンキルですら十分可能です。
この効果はデュエル中に1度しか使用できないものの、相手のライフを大幅に削ることができるため、仮に倒しきれなかったとしても戦況を有利にしやすいでしょう。
大ダメージを与えるためにも「真紅眼の黒竜」等と並べるという手間はありますが、「レッドアイズ」モンスターをリクルートや蘇生する手段は複数あるためそこまで難しくはないでしょう。
「真紅き魂(レッドアイズ・ソウル)」と相性の良いカードは?
「レッドアイズ・スピリッツ」
遊戯王OCG レッドアイズ・スピリッツ レア CPD1-JP020-R コレクターズパック-運命の決闘者編-(CPD1)
「レッドアイズ」モンスターを蘇生できる通常罠カードです。
相手ターン中に「真紅き魂」の2の効果を使って「真紅眼の黒竜」をリクルートし、このカードで「真紅き魂」を蘇生すれば3の効果で2400ダメージを与えに行けます。
相手がライフコストを払うカードを使うデッキだった場合など、相手の残りライフ次第ではこの運用によって奇襲的に相手のライフを0にして勝利することも視野に入ります。
効果を無効化せずに「真紅き魂」を蘇生できれば良いので「戦線復帰」や「リビングデッドの呼び声」でも同じ運用が可能ですが、「レッドアイズ・スピリッツ」は「レッドアイズ・インサイト」や「黒鋼竜」でサーチが出来ることから引き込みやすいです。
「真紅眼の亜黒竜」
遊戯王/第10期/20TH-JPC04 真紅眼の亜黒竜【シークレットレア】
手札・フィールドの「レッドアイズ」モンスターをリリースすることで特殊召喚でき、戦闘または相手の効果で破壊された場合に「レッドアイズ」モンスター1体を蘇生する効果を持ちます。
このカードの効果で蘇生して元々の攻撃力が倍になった「真紅眼の黒竜」と「真紅き魂」を並べられれば、相手に4800という大ダメージを与えることが狙えます。
当然攻撃力が4800となった「真紅眼の黒竜」は打点としても貢献してくれるため一気に相手のライフを削っていけるでしょう。
「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」
遊戯王 / 捕食植物ヴェルテ・アナコンダ(ウルトラ) / LVP3-JP071 / LINK VRAINS PACK 3(リンク・ヴレインズ・パック3)
汎用リンク2モンスターであり、「融合」または「フュージョン」と名の付く通常魔法カードか速攻魔法カードの効果をコピーできます。
「真紅眼融合」の効果をコピーすることで制約を無視することができるため、展開の最後にこのカードの効果を使うことで同じターン中に召喚・特殊召喚をしていても「真紅眼の黒竜」の効果で融合召喚していけます。
「真紅眼融合」の制約を無視することにより「黒鋼竜」等を活用して「レッドアイズ・スピリッツ」をサーチしておくという動きを取り込みやすくなるため、「真紅眼融合」で出した「流星竜メテオ・ブラック・ドラゴン」のバーン効果を使った次のターンに「レッドアイズ・スピリッツ」で蘇生した「真紅き魂」のバーン効果を使う、という動きがしやすくなります。
「真紅き魂(レッドアイズ・ソウル)」は「レッドアイズ」デッキに何枚入る?まとめ!
「真紅き魂」は他の「レッドアイズ」サポートカード等と組み合わせることで、「レッドアイズ」デッキのバーン戦術を大幅に強化してくれるカードと評価することができます。
「真紅き魂」の登場により手札に「黒炎弾」と「黒鋼竜」さえあれば次の相手のドローフェイズには計8000以上のダメージを与えるコンボも考えられたりと、元々高かった「レッドアイズ」デッキのバーン性能は更に向上したと言えるでしょう。
「レッドアイズ」デッキへの採用枚数ですが、「真紅き魂」の3の効果はデュエル中に1度しか使用できないため、3の効果を目的とするのであれば複数枚積みする意義は薄いです。
「真紅き魂」の2の効果や「紅玉の宝札」を極力活用していきたいということであれば2枚以上の採用も視野に入りますが、基本的には1枚採用で十分かと思われます。