リンクヴレインズパック2で新たにリンクモンスターの「PSYフレームロード・Λ」が登場し、「PSYフレーム」テーマは強化されました。
今回はそんな「PSYフレーム」デッキについて紹介していきたいと思います。
新規「PSYフレーム」デッキの組み方と回し方は?
一言で「PSYフレーム」テーマの特徴を表すと、手札誘発効果を持つチューナーで相手を妨害しつつもシンクロ召喚する、という物になります。
「PSYフレーム」テーマは相手の妨害として使えるという特性から他のデッキに出張したり複合デッキも作ることが難しくありませんが、今回紹介するのはあくまで純「PSYフレーム」デッキになります。
デッキの組み方ですが、「PSYフレーム」デッキは主に動かすのは基本的に相手ターンになるというカウンター型のデッキですので、自分のターンでは手札の補充等に努めます。
この際にデッキのキーカードであり3枚積みはしておきたいフィールド魔法「PSYフレーム・サーキット」を発動できるようにしましょう。
「PSYフレームギア」モンスターが妨害できることはそれぞれ違いますので、採用枚数はよく考える必要があります。
マッチならばサイドデッキに「PSYフレームギア」モンスターを入れておけば相手のデッキのタイプに合わせて妨害しやすいように「PSYフレームギア」モンスターの割合を調整しましょう。
「PSYフレームギア」モンスターの効果を発動させるため、自分フィールドのモンスターゾーンは空けておく必要があります。
そのためフィールドを一時的に離れる効果を持つモンスターや、自身をリリースして効果を発動するモンスターとの相性が良いです。
というようにこれまではどうしても自分フィールドをがら空きにする必要がありましたが、新たに登場したリンクモンスター「PSYフレームロード・Λ」を使えば自分フィールドにモンスターが存在する時にも「PSYフレームギア」モンスターの効果を使えるようになります。ですので自分のフィールドを空けるだけでなく、「PSYフレームロード・Λ」をより早く出すためのモンスターを投入するというデッキ構築も有りです。
次に「PSYフレーム」デッキの回し方ですが、カウンター型のデッキなためやや特殊な運用方法になります。
相手の召喚・特殊召喚、攻撃、モンスターの効果、魔法カード、罠カードの発動に対して誘発効果を持ったチューナーたち「PSYフレームギア」モンスターの動きがこのデッキを回すうえでのキモになります。
そして「PSYフレームギア」モンスターは自身と一緒に手札・デッキ・墓地の「PSYフレーム・ドライバー」を特殊召喚する共通効果を持ちます。この効果で出した2体はエンドフェイズに除外されるため、「PSYフレーム・サーキット」等を使って相手ターンにシンクロ召喚することが基本的な動きになります。
自分と相手のターンでの動きが大事になるため、簡単に主な行動をまとめてみます。
自分のターン:手札補充・「PSYフレーム・サーキット」の準備・出来るだけ多種類の「PSYフレームギア」モンスターを手札に引き込む・「PSYフレームロード・Λ」のリンク召喚
相手のターン:「PSYフレームギア」による妨害&展開・相手ターン中にシンクロ召喚・出したシンクロモンスターによっては効果を使用
以上が「PSYフレーム」デッキの主な動きになりますので、これを意識したデッキの運用や構築を考えると良いかと思います。
また「PSYフレーム」永続罠カードを使えば、自分のモンスターを一時的にフィールドから退かしたり相手モンスターの除去も出来ます。
「PSYフレーム」デッキと相性の良いカードは?
「カードカー・D」
モンスターゾーンを空けつつも2枚ドローが狙えるため相性が良いです。使用するとエンドフェイズになってしまうため、「PSYフレーム・サーキット」等の準備を先に整えてから使いましょう。
「ライオウ」
サーチ効果を防ぎつつも自身をリリースすることで妨害も出来るため、「PSYフレームギア」モンスターの温存としても使えます。
「強欲で謙虚な壺」
より早く「PSYフレーム・サーキット」を手札に加えるために使いたいカードです。当然このカードを使ったら「PSYフレームロード・Λ」のリンク召喚は出来ないので気を付けましょう。
「メタバース」
相手ターンでの動きがメインになるため罠カードという遅さは気になりません。フリーチェーンなので手札の「PSYフレームギア」の効果に対してチェーン発動すれば問題なくシンクロ召喚に繋がります。
まとめ
上記で紹介したものだけでなく、サイキック族サポートカードも採用出来ますし、シンクロ召喚時や相手ターン中に効果を発動できるシンクロモンスターとも相性が良いです。
動き方が特殊なので慣れない内は手札事故になりやすいかもしれませんが、運用方法をしっかり理解して相性の良いカードを入れたりなど改善していくと良いかと思います。
またコチラの記事では「PSYフレーム」の出張についての記事考察を行っておりますので、「PSYフレーム」を混合させデッキを組みたい方はコチラの記事も合わせてお読みください。