2021年4月17日に発売予定の基本パック、ドーン・オブ・マジェスティにて新規テーマ「デスピア」が登場します。
「デスピア」は第11期から基本パックで始まったイラストストーリーに関するテーマであり、これまで登場していた「ドラグマ」「トライブリゲード」「スプリガンズ」等のテーマが該当しました。
今回はストーリー的にも大きな進展となったであろう「デスピア」のストーリーを考察していきたいと思います。
あくまで私個人の推測と見解ですので、そういう意見もある程度に見ていただければ幸いです。
「デスピア」の背景ストーリー考察!
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6⃣日後、新テーマ『デスピア』の幕があがる💥 pic.twitter.com/NBxaeSOOhR
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ほとんどの「デスピア」カードの背景には黒いひし形のような物が描かれています。このひし形はこれまでにあった「天底の使徒」等のイラストにも描かれており、この世界に度々出現するという深淵へと繋がる異次元の門「ホール」で間違いなさそうです。
人や土地を飲み込むこともあれば逆に見たこともない兵器や遺物をもたらすこともあるという「ホール」ですが、「天底の使徒」や一部の「スプリガンズ」カードのイラスト等から突如出現する天災のような物という見方も出来ます。
「烙印開幕」のイラストが分かりやすいですが、一部の「デスピア」カードの背景に映っている建物の造りや雰囲気から察するにこの場所は「教導国家ドラグマ」であるように見えます。
そこで気になるのが「ホール」と関りが深いであろう「デスピア」と「ドラグマ」の関係です。
「教導神理」や「凶導の福音」のイラストから考えるに「ドラグマ」と「ホール」も深い関りがあることが分かります。
「凶導の福音」が儀式魔法カードであり、儀式モンスターである「凶導の白騎士」が「教導の騎士フルルドリス」と似ている部分が多いことを考えると、「教導の騎士フルルドリス」が「ホール」からもたらされた力によって姿を変えたのが「凶導の白騎士」であると推測できます。
このことから、「ドラグマ」には「ホール」を意図的に出現させるあるいは「ホール」からこの世界の物ではない力を引き出し利用する技術が存在するのではないかと思われます。
そこで改めて「デスピア」モンスターを見てみると、一部の「デスピア」モンスターには「ドラグマ」モンスターと共通する部分があるのが分かります。
「デスピアの大導劇神」はカード名・イラスト・ステータス・効果から「教導の大神祇官」との繫がりが窺えますし、「デスピアン・クエリティス」は鎧のデザイン(中でも頭の装飾)や攻守などが「教導の騎士フルルドリス」と似ています。
加えて「デスピアン・プロスケニオン」はイラストとステータスから「教導枢機テトラドラグマ」と似ている箇所が多いです。
「ホール」から引き出した力によって姿を変えた「ドラグマ」が「デスピア」なのか、「ドラグマ」の正体が「デスピア」だったのかは分かりませんが、場所のことを含めて「ドラグマ」が何らかの形で変化した結果「デスピア」となったように考えられます。
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また「烙印劇城デスピア」の背景ではいくつもの「ホール」が空に現れており、イラスト中心にあるひし形を基調としたデザインの建物のようなもの(カード名から察するに城なのかもしれません)の上空に一際巨大な「ホール」があることも含めると、この城のようなものは「ホール」から出てきたようにも見えます。
「ドラグマ」が持っていたと思われる「ホール」を出現させる力が暴走した結果、「ホール」の向こう側である異界から何か良くない存在がこの世界に現れて浸食してきているという見方も出来るでしょう。
「デスピアの導化アルベル」については謎が多く、様々な考察が飛び交っています。
攻守が同じであることや「ホール」と関りが深いということから記憶を取り戻して正体を現した、あるいは何らかの理由で闇堕ちした「アルバスの落胤」説。
髪が赤いことや頭から出ている2つの「ホール」の連なりが三つ編みに見えることから「ドラグマ・ジェネシス」に映っている「ドラグマ」の新たな聖女が「教導の大神祇官」等と同じく姿を変えた説。
「落胤」というのは本来落とし子という意味であることから「アルバスの落胤」と同郷の存在、もしかすると「アルバスの落胤」の腹違いの兄弟であり正妻の子が「デスピアの導化アルベル」なのでは説など、現段階ではいずれの説も否定しきれません。
正体が「アルバスの落胤」なら一緒に行動していた「教導の聖女エクレシア」はどこへ行ったのか。
「ドラグマ」の新たな聖女が姿を変えたのならなぜ「アルバスの落胤」と攻守が同じなのか。
「アルバスの落胤」の兄弟なら「ホール」を通じて異世界の住人である「ドラグマ」と接触する目的は何なのか。
今ある情報が多くないため、様々な考察を出来ますが推測であり実際のところは分からない部分も多いです。
私個人の推測としては、「大砂海ゴールド・ゴルゴンダ」にいる「アルバスの落胤」と「教導の聖女エクレシア」と今回の「デスピア」関連は同時期の別の場所、つまり『一方その頃「ドラグマ」では~』という形なのではないかと思っています。
「デスピア」と「アルバスの落胤」の関連性と今後の展開を予想!
ザ・ヴァリュアブル・ブックEXの情報によると、突如「ホール」から顕現した強大な力を持つ竜が消え去った後に姿を現したのが「アルバスの落胤」とのことです。
「教導の聖女エクレシア」と出会った「アルバスの落胤」は記憶を失っており、色々あって彼女と共に行動することで「トライブリゲード」や「スプリガンズ」等と関わっていくことになります。
「白の烙印」等のイラストからも「アルバスの落胤」は自らの身体を竜へと変える力を持っていることが分かります。
「アルバスの落胤」は「ホール」から現れた存在で、本人の記憶が無いこともありその出自や力については謎に包まれています。
「アルバスの落胤」が変身した姿らしき竜はいずれも融合モンスターとなっていますが、いずれも彼以外の何かと融合しているようには見え無い点も不思議な所ではあります。
「デスピア」が「ホール」から現れた何かであるなら、同じく「ホール」から現れた「アルバスの落胤」と関りが深いということも十分あり得ます。
「ホール」は「ホール」でも「アルバスの落胤」が現れた物とは別の異界に繋がっていたという可能性も0ではありませんが、OCG上では「デスピア」も融合モンスターを使っているという点が共通しています。
今後の展開についてですが、「烙印開幕」のイラストでは「トライブリゲード」の面々が「デスピア」と対峙しています。
「デスピア」となった「ドラグマ」の意志なのか、「ホール」から現れた何かがこの世界を侵略するために勢力圏を広げようとしているのかは分かりませんが、明らかに邪な力を持つであろう「デスピア」と義勇軍である「トライブリゲード」との戦いが起こることが予想されます。
「デスピア」が行使する力が異界からもたらされた物である以上、「トライブリゲード」に勝ち目は薄いと言わざるを得ません。
「トライブリゲード」に犠牲が出るような展開は個人的にかなり悲しいのですが、仮に「デスピア」が「トライブリゲード」に勝利したのならその後の「デスピア」の動向も気になります。
変わり果てた「教導国家ドラグマ」や「教導の騎士フルルドリス」に対し、「教導の聖女エクレシア」たちがどのように立ち向かうのかも注目どころになるでしょう。
「デスピア」の背景ストーリー考察!「ドラグマ」と「アルバスの落胤」との関連性や今後の展開は?【遊戯王OCG】まとめ!!
「デスピア」の背景ストーリーについて今回は考察してきましたが、いかがでしたでしょうか?
「デスピア」の見た目やステータスは「ドラグマ」と類似している点などを考えると、「ドラグマ」の闇に堕ちた力、あるいは闇の力を手に入れた姿が「デスピア」である可能性は高いと感じます。
「ドラグマ」「トライブリゲート」「スプリガンス」「アルバスの落胤」と新たな戦力として「デスピア」が登場し、ストーリー展開はますます熱い展開になっているだけあって、今後もストーリー展開にも目が離せませんね!!
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