2019年2月に20周年を迎える遊戯王OCGにはこれまで数多くのカードが登場しています。
それに応じてパックも発売し、ルールを変えたりカードが更に増えたりしながらも歴史を積み重ねてきました。
そこで今回は遊戯王OCGの歴史についておさらいをしたり初期のパックについて振り返ってみようと思います。
遊戯王の初期からの歴史について軽くおさらい!
遊戯王はルールの変更やカードの仕様変更に基づいて、現在の第10期までの区別がされています。
第1期からこれまでの歴史について触れていきます。
第1期
生け贄召喚(今で言うアドバンス召喚のこと)という概念がない公式ルールと生け贄召喚があるエキスパートルールの2種類が存在しました。
「ブラック・マジシャン」等の代表的なカードや「聖なるバリア -ミラー・フォース-」等もこのころカード化しました。
第2期
エキスパートルールに改善が加わった新エキスパートルールで統一され、現在まで存在するルールのほとんどはこの新エキスパートルールと同じになります。
第1期では通常モンスターがほとんどでしたが、この頃から効果モンスターがその割合を増やしてきました。
第3期
モンスターカードの攻守の表記や魔法・罠カードの効果テキストの文字サイズが小さくなっり等、カードの仕様がいくつか変更されました。
第4期
スーパーレア以上のレア度としてアルティメットレアが加わりました。
この途中で遊戯王GXが始まり、「E・HERO」モンスターが登場し始めます。
第5期
変更点は特になく、カード右下のナンバーの桁が増えたくらいでした。
アニメ使用テーマだけでなく、「六武衆」や「帝」なども登場しました。
第6期
遊戯王5D′sが始まると共に新たな召喚方法であるシンクロ召喚が実装し、ルールがマスタールールに切り替わりました。
第7期
効果テキスト枠が大きくなると同時に文字のサイズが小さくなりましたが、テキスト欄の背景が明るくなったので読みやすくなりました。
第8期
遊戯王ZEXALが始まったことでエクシーズ召喚が実装し、それに応じてマスタールールにレベルとランクの違いなどの変更が加わりました。
第9期
遊戯王ARC-Vが始まりペンデュラム召喚が実装しました。
ペンデュラムに応じてフィールドの仕様が変わり、ペンデュラムゾーンが増えました。
この時に先行のドローもなくなりました。
第10期
遊戯王VRAINSが始まりリンク召喚が実装しました。
フィールドからペンデュラムゾーンがなくなり、新たにエクストラモンスターゾーンが増えたことなど、ルールの変更がいくつかありました。
遊戯王初期の懐かしいパック一覧!
遊戯王の歴史について触れたところで、今度は遊戯王初期に発売していた懐かしいパックを振り返ってみたいと思います。
「Vol.1」
遊戯王OCGはこのパックから始まりました。原作の遊戯たちが使用していたカードが登場し、「ブラック・マジシャン」や「暗黒騎士ガイア」だけでなく「ブラック・ホール」や「落とし穴」もこの時にカード化しています。
「Vol.2」
この時「死者蘇生」が登場し、初めて墓地からモンスターを特殊召喚することが出来るようになりました。
「Vol.3」
「真紅眼の黒竜」や「エグゾディア」パーツが登場し、リバース効果モンスター等もこの時に登場し戦略を広げました。
「Vol.4」
「デーモンの召喚」だけでなく「ハーピィ・レディ」に「ハーピィ・レディ三姉妹」も実装しました。
「Vol.5」
「死者への手向け」や「魂の解放」など魔法・罠カードのバリエーションが徐々に増えてきました。今では禁止カードですが、この時に「心変わり」もカード化しました。
「Vol.6」
「ベビードラゴン」などが登場し、最近リンクモンスターになった「ブレードフライ」や「見習い魔女」などの属性強化モンスターはこのパックに6種類とも収録されました。
「Vol.7」
「クリボー」や「カタパルトタートル」、最近活躍しているテーマの元になった「サンダー・ドラゴン」もこのパックで初登場しました。
この時には「サンダー・ドラゴン」があんなことになるなんて誰も思っていませんでした。
まとめ
ついつい昔を思い出してしまう懐かしいパックを紹介させていただきました。
収録カードだけでなく、パックの表紙も初期は今と比べるとかなり違いました。「Vol.」のころは遊戯や城之内など漫画のキャラが映っているだけでした。パックに名前が付くようになってからは、その次は様々なポーズの遊戯が前面にいて、その背景にパックの顔となるモンスターが映っているというようなデザインになったりしていました。
昔から遊戯王を知っている人にとっては懐かしく、最近遊戯王を始めた人にはそんなこともあったのかと思えるような記事になれたなら幸いです。
またコチラの記事では今回紹介したパックに入っている懐かしいカードを紹介しておりますので今回の記事を見て懐かしいと感じた方はコチラの記事もよろしくお願いします。