2019年2月23日発売予定のデッキビルドパック、インフェニティ・チェイサーズに収録される新規テーマ「無限起動」についての情報が少しずつ判明してきました。
まだまだ分からないカードも多いですが、2019年2月1日現在で分かっている「無限起動」カードからその特徴を察してデッキ構築について考えていきます。
現時点で判明している「無限起動」の特徴は?
現状判明しているのはメインデッキの効果モンスター2種類、エクシーズモンスターが3種類、リンクモンスターが2種類の計7種類です。
主な特徴としては地属性・機械族で統一されており、エクシーズモンスターには戦闘破壊したモンスターを自身のエクシーズ素材にする効果と自分フィールドのリンクモンスターをリリースすることで自己蘇生する効果という2つの共通効果があることです。
列車同様にカテゴリ名ではなく地属性・機械族というステータスを参照した効果を持っています。
そのため他のテーマデッキへの出張も考えられます。またエクシーズ素材やリンク素材に「無限起動」モンスターを指定するのは現時点で一種類のみなので、相性の良い他のテーマのモンスターと組み合わせることも可能なようです。
「無限起動」の組み方と回し方を現段階で判明している情報から予想してみた!
無限起動ロックアンカー
効果モンスター 星4/地属性/機械族/攻1800/守 500 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。 手札から「無限起動ロックアンカー」以外の機械族・地属性モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。 (2):このカード以外の自分フィールドの機械族モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターとこのカードは、ターン終了時までその2体の元々のレベルを合計したレベルになる。
判明している「無限起動」レベル4モンスターの「無限起動ロックアンカー」は手札からレベル問わずに地属性・機械族モンスター特殊召喚する効果と自身を含む機械族モンスター2体のレベルを合計した数値に統一する効果を持っているためエクシーズ召喚に繋げやすいです。
レベル5モンスターの「無限起動キャンサークレーン」は未判明のカードをサーチする効果を持つため判断できません。
「無限起動ロックアンカー」を基準としてデッキの組み方を考えますと、「無限起動」エクシーズモンスターのランクが5・7・9であることから地属性・機械族のレベル1・3・5のモンスターと相性が良さそうです。
ランク5エクシーズモンスターが存在し、レベル5地属性・機械族を採用するなら「爆走軌道フライング・ペガサス」を採用する価値もありそうです。
また「無限起動ロックアンカー」をエクシーズ素材にする場合の指定も特にないので「無限起動」エクシーズモンスターだけでなく同じランクの汎用エクシーズモンスターも採用して対応力を上げられます。リンクモンスターの中でも、「機関重連アンガー・ナックル」は素材が機械族であることや墓地から自己蘇生できる効果から互換性があるのではないでしょうか。
ランクが1つ飛ばしになっており属性と種族が統一されているため「RUM-アストラル・フォース」でダブルランクアップさせるということも出来そうです。
レベル4以下とレベル5以上の機械族を採用しているため、リンク素材の供給としても「緊急ダイヤ」が採用できるかと思います。自己蘇生できるエクシーズモンスターでありランクがバラついていることからも「連鎖召喚」が使用可能です。
リンク・効果モンスター リンク3/地属性/機械族/攻4000 【リンクマーカー:右/左下/右下】 Xモンスター3体 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、 このカード及びXモンスター以外のモンスターの効果を受けず、 Xモンスター以外のモンスターとの戦闘では破壊されない。 (2):自分の墓地のXモンスター1体と相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。 その墓地のXモンスターを特殊召喚し、その相手のカードを下に重ねてX素材とする。 この効果の発動後、ターン終了時まで相手が受ける全てのダメージは半分になる。
デッキの回し方ですが、切り札と思われるリンク3の「無限起動要塞メガトンゲイル」を出すことを目的だとして考えていきます。
素材にエクシーズモンスター3体を要求する「無限起動要塞メガトンゲイル」を出すとなると、「無限起動」テーマの正攻法で言えばエクシーズモンスターを墓地へ送っておいた後リンクモンスターを展開することでエクシーズモンスターを墓地から蘇生して素材の供給が出来ます。
手っ取り早く蘇生制限を満たしたエクシーズモンスターを墓地に溜めるにはランクアップが挙げられます。
とはいえ、ランクアップを使ったとしても1ターンでエクシーズ召喚後にリンクモンスターを複数体展開するとなるとかなりの展開力が必要になります。
ターンを跨ぐのならエクシーズモンスターを出したりランクアップするターンとリンクモンスターを並べて「無限起動要塞メガトンゲイル」を出すターンに分ければ現実的ではあります。
「無限起動」エクシーズモンスターを自己蘇生するためにリリースするリンクモンスターは機械族指定なので、少ない消費で機械族リンク族モンスターを複数体並べる方法としては「閃刀機-ホーネットビット」1枚で「閃刀姫」リンクモンスター2体を用意することはできます。
「無限起動要塞メガトンゲイル」は強力な耐性効果と攻撃力を持っていながらも、効果にリンク召喚という指定がないため一度出すことが出来れば除去されても蘇生して活用できます。
「無限起動」は結局どうなの!?
今はまだ分かりませんが、「無限起動キャンサークレーン」の効果テキストに書いてある「超接地展開」(読み方不明)が名前から察するに「無限起動」における展開のためのキーカードだと思われますので、このカードの性能によっては展開力が期待できます。
ステータスが地属性・機械族という時点でサポートカードは豊富に存在しますので、デッキ構築する上ではそれなりに幅があるでしょう。
現時点では魔法・罠カードが一枚も判明していないので展開力や回転力、テーマとしての性能等について判断するのは早計かと思われます。
コチラで当サイトで組んだ「無限起動」のデッキレシピの紹介を行なっております!!
大型機械族モンスターでフィールドを制圧せよ!!
https://kata0003.net/mugenkidou-deck-4007