2020年4月18日に発売予定の基本パック、ライズ・オブ・ザ・デュエリストにて新たに登場する新規テーマ「メルフィー」の情報が公開されました。
カードイラストがメルヘンで可愛らしく、どこかサンリオ感のあるのが特徴的な「メルフィー」について紹介していきます。
目次
「メルフィー」の特徴と回し方を紹介!!
メルフィーの森には個性豊かでかわいい動物たちがいっぱい。
切り株を見つけるとついつい座りたくなっちゃうそこのあなた!
さぁ、ラビィといっしょにメルフィーのお友達を探しに行きましょう♪ pic.twitter.com/N4YGixN79N— コナステくん (@funbabasan) March 10, 2020
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手がモンスターの召喚・特殊召喚に成功した場合、
またはこのカードが相手モンスターの攻撃対象に選択された場合に発動できる。
このカードを持ち主の手札に戻す。
その後、(固有効果)。
(2):自分エンドフェイズに発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
「メルフィー」テーマの特徴としては、メインデッキのモンスターはレベル2・地属性・獣族で統一されており、通常モンスターの「メルフィー・ラビィ」以外は共通効果を持っています。
1の効果は相手モンスターの召喚・特殊召喚またはこのカードが攻撃対象に選択されたことをトリガーにして自身を手札に戻し、その後固有の効果を適用するという物です。
2の効果は自分エンドフェイズに手札の自身を特殊召喚できるという物です。
1の効果による固有効果は自身と同名カード以外の獣族をリクルート・サルベージ・サーチ・手札から特殊召喚など様々です。リクルートとサルベージに関してはレベル2以下という指定もある点には気を付けましょう。
同テーマにはランク2のエクシーズモンスターもおり、それぞれサーチ効果によるアドバンテージの獲得や相手の妨害を狙えたりエクシーズ素材の数に応じてり強固になっていったりと特徴的です。
「メルフィー」テーマの回し方ですが、上記の「メルフィー」モンスターの共通効果を使ってモンスターの展開やアドバンテージの獲得を行っていきます。
自分のエンドフェイズに手札の「メルフィー」モンスターを特殊召喚し、相手ターンになったら相手の召喚や特殊召喚等をトリガーにして自身を手札に戻し固有効果によって後続やサーチを行っていきます。
自分のエンドフェイズに手札から飛び出し、相手の行動によって手札に引っ込む+αでアドを稼ぐといった動き方になるかと思います。
神出鬼没な森の妖精のような動き方とも言えます。
とはいえ、これだけではデュエルに勝利することはおろかエクシーズ召喚することもままならないため、そこで活躍するのが強力な獣族サポートカードになるかと思います。
詳しくは後述しますが、低レベル獣族モンスターである故に恩恵を受けられるサポートカードは多いです。
それらを駆使することで「メルフィー」モンスターを展開してエクシーズ召喚を行っていくことは容易になります。
森のメルフィーズ
エクシーズ・効果モンスター
ランク2/地属性/獣族/攻 500/守2000
レベル2モンスター×2
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキから「メルフィー」カード1枚を手札に加える。
(2):このカード以外の自分フィールドの表側表示の「メルフィー」モンスターが自分の手札に戻った場合、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターはフィールドに表側表示で存在する限り、攻撃できず、効果は無効化される。
「森のメルフィーズ」は出しやすく、「メルフィー」カードのサーチだけでなく「メルフィー」モンスターの自己バウンスをトリガーに相手モンスター1体の効果と攻撃を封じることが出来ます。
とはいえ、相手モンスターの無力化は1ターンに1度しか使えないためマストカウンターを狙うのも中々難しいですし、「メルフィー」モンスターの自己バウンスの発動タイミング上相手モンスターの召喚・特殊召喚成功時の効果は無効にできないのも要注意です。
メルフィー・マミィ
エクシーズ・効果モンスター
ランク2/地属性/獣族/攻1000/守1000
獣族レベル2モンスター×2体以上
(1):自分・相手ターンに1度、発動できる。
自分の手札・フィールドから獣族モンスター1体を選び、このカードの下に重ねてX素材とする。
(2):このカードが持っているX素材の数によって、このカードは以下の効果を得る。
●3つ以上:このカードは戦闘では破壊されない。
●4つ以上:このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
●5つ以上:このカードが攻撃表示モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。
その攻撃表示モンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える。
「メルフィー・マミィ」はエクシーズ素材が多いほど強力な効果を得られるモンスターであり、持っているエクシーズ素材が5つ以上になれば「ユベル」モンスターと似た運用が可能になります。
メルフィーのかくれんぼ
永続魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの獣族モンスターはそれぞれ1ターンに1度だけ効果では破壊されない。
(2):自分の墓地の獣族モンスター3体を対象として発動できる(同名カードは1枚まで)。
そのモンスターをデッキに加えてシャッフルする。
その後、自分はデッキから1枚ドローする。
メルフィータイム
通常罠
(1):自分フィールドの獣族XモンスターのX素材を任意の数だけ取り除き、
その数まで相手フィールドのカードを対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
自分フィールドの全ての獣族Xモンスターの攻撃力はターン終了時まで、
このカードを発動するために取り除いたX素材の数×500アップする。
またテーマカードである「メルフィーのかくれんぼ」で効果破壊耐性を付与して場持ちを良くしたり、「メルフィータイム」で大量バウンスからの効果力で直接攻撃といった運用も出来ます。
サポートカードによる大量展開を活かして「メルフィー」以外のランク2エクシーズモンスターや汎用リンクモンスターへと繋げていくのも良いでしょう。
「メルフィー」と相性の良いカードは?
「レスキューキャット」
自身を墓地へ送ることでレベル3以下の獣族モンスター2体をリクルートできる下級モンスターです。
このカード1枚から「メルフィー」モンスター2体のリクルートが出来るため、エクシーズ召喚などに積極的に繋げていけます。
リクルート先が通常モンスターに限られますが、「レスキュー・ラビット」でも2体のリクルートをすることが出来ます。
「森の聖獣 カラントーサ」
獣族モンスターの効果によって特殊召喚に成功した場合フィールドのカード1枚を破壊できる下級モンスターです。
レベル・属性・種族共に「メルフィー」とシナジーがあり、「メルフィー」モンスターの1の効果によって手札またはデッキからこのカードを特殊召喚できるため除去手段としてもしっかり機能してくれます。
「魔獣の懐柔」
自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動でき、カード名の異なるレベル2以下の獣族効果モンスター3体をリクルートできる通常魔法カードです。
このカード1枚で「メルフィー」モンスター3体のリクルートが出来るため、展開手段として極めて重要な役を担うカードになり得ます。
このカードを使った後で前述した「レスキュー・キャット」も使えば手札消費2枚でエクシーズ素材を5つ持った「メルフィー・マミィ」をエクシーズ召喚することも可能です。
このカードの発動後ターン終了時まで獣族モンスター以外を特殊召喚できなくなるため、汎用ランク2や汎用リンクモンスターには繋げにくい点には注意しましょう。
「エクシーズ・ヴェール」
お互いのプレイヤーはエクシーズ素材を持ったエクシーズモンスターをカード効果の対象に出来なくなるという効果の永続罠カードです。
エクシーズ素材を複数持った「メルフィー・マミィ」の弱点は効果耐性を持っていないことです。
そこでこのカードを使うことでエクシーズ素材を使うことが無い「メルフィー・マミィ」に対象耐性を付与できます。
「メルフィーのかくれんぼ」で効果破壊耐性も付与できれば、「メルフィー・マミィ」は非常に強固なエースとなるでしょう。
「メルフィー」の評価は?まとめ!
あくまで現状判明している「メルフィー」カードから回し方や相性の良いカード等を紹介させていただきました。
前述したように「メルフィー」テーマを上手く回すには「メルフィー」カードだけでは足りず、獣族サポートカードとの併用を前提としているように感じました。
採用するサポートカード次第では展開力やデッキの回しやすさが大きく変わるテーマと評価することが出来ます。
レベルと種族からシナジーがある「おジャマ」テーマとの複合も悪く無さそうですし、メルヘンチックで可愛らしいイラストのこのテーマが今後どのような性能を発揮していくのか興味深いです。