2020年10月3日に発売したワールドプレミアパック2020にて、「魔妖(まやかし)」テーマに新規カードが加わりました。
そこで今回は新規カードを採用した新しい「魔妖」デッキレシピとその回し方を紹介していきます。
目次
「魔妖(まやかし)」デッキレシピ2021の紹介!
モンスターカード
「麗の魔妖-妲姫」×3
「翼の魔妖-波旬」×3
「氷の魔妖-雪娘」×3
「ユニゾンビ」×3
「馬頭鬼」×3
「不知火の隠者」×3
「灰流うらら」×3
魔法カード
「魔妖廻天」×3
「魔妖壊劫」×2
「生者の書-禁断の呪術-」×2
「おろかな埋葬」×1
「死者蘇生」×1
「ワン・フォー・ワン」×1
「墓穴の指名者」×2
罠カード
「魔妖変生」×2
「魔妖遊行」×3(新規)
「逢魔の刻」×2
エクストラデッキ
「轍の魔妖-朧車」×2
「毒の魔妖-土蜘蛛」×2
「翼の魔妖-天狗」×2
「麗の魔妖-妖狐」×2
「骸の魔妖-餓者髑髏」×2
「氷の魔妖-雪女」×2
「零氷の魔妖-雪女」×1
「PSYフレームロード・Ω」×1
「戦神-不知火」×1
「魔妖」デッキのカード解説
「麗の魔妖-妲姫」
魔妖デッキの核となるチューナーモンスターで「翼の魔妖-波旬」の効果で特殊召喚することができれば、「轍の魔妖-朧車」→「毒の魔妖-土蜘蛛」→「翼の魔妖-天狗」→「麗の魔妖-妖狐」→「骸の魔妖-餓者髑髏」と自身の効果を使い連続でシンクロ召喚を行うことができます!
「翼の魔妖-波旬」
「麗の魔妖-妲姫」を特殊召喚することができればこのカード一枚で上記の通り連続シンクロ召喚を行う事ができます!
レベル1なので「ワンフォーワン」にも対応しており、特殊召喚でも効果を発動できる為、「ユニゾンビ」などで墓地に落として置き、蘇生カードでこのカードを特殊召喚する手もあります!
序盤でフィールドに出したいカードです!
「ユニゾンビ」
アンデット族と相性抜群のモンスター!
今回も入りました(笑)
デッキから蘇生させたい魔妖モンスターを墓地に送ることができます!
レベル調整もできる為、いざとなれば魔妖シンクロモンスターのシンクロ素材になることもできます!
「馬頭鬼」
「ユニゾンビ」でデッキから墓地に送りたいモンスターの1枚で、このカードの効果を使い「魔妖」シンクロモンスターを墓地から特殊召喚し、効果を発動させることもできます!
「不知火の隠者」
「ユニゾンビ」の相方モンスターで、このカードをリリースすることで、「ユニゾンビ」だけでなく「麗の魔妖-妲姫」を特殊召喚することもできます!
このカードの効果を使い「ユニゾンビ」を特殊召喚し、「ユニゾンビ」の効果で適当なモンスターのレベルを上げ、「馬頭鬼」を落とし、馬頭鬼の効果で特殊召喚すれば、このカードと「ユニゾンビ」を素材に「翼の魔妖-天狗」をシンクロ召喚することができます!
「麗の魔妖-妖狐」
(2)の効果は「骸の魔妖-餓者髑髏」が破壊されたときにこのカードを墓地から特殊召喚する形になります!
(3)の効果は相手のモンスターを破壊できる効果を持っているので、相手に強力なモンスターが存在するときはこのカードを積極的に蘇生させていくといいでしょう!
「生者の書‐禁断の呪術」
アンデット族を墓地から特殊召喚しつつ相手の墓地のモンスターを除外することができる優秀な魔法カードで、「魔妖」シンクロモンスターもこのカードで特殊召喚することができます!
「魔妖」シンクロモンスターの効果を発動することもできる為高相性です!
「魔妖変生」
自分の手札を捨てることで、墓地か除外されている魔妖モンスターを特殊召喚できる効果を持っております!
罠カード故、発動にラグがあるものの、罠カードである利点を活かし「麗の魔妖-妖狐」などを墓地から特殊召喚できれば相手の動きを妨害することができます!
また相手がモンスターで総攻撃してきた時に「轍の魔妖-朧車」をこのカードで特殊召喚することでこのターン「轍の魔妖-朧車」は戦闘で破壊されず、このターン相手の効果の対象にならないと言った壁モンスターとしての運用をすると言った動きも可能です!
デメリット効果も、魔妖の特性上エクストラデッキは魔妖で固めている為、魔妖デッキでは気にならないデメリットとなっております!
「魔妖」デッキの動かし方を紹介!
翼の魔妖-波旬を早い段階で召喚、特殊召喚し、轍の魔妖-朧車→毒の魔妖-土蜘蛛→翼の魔妖-天狗→麗の魔妖-妖狐→骸の魔妖-餓者髑髏と連続でシンクロ召喚を繋げていき、墓地に魔妖シンクロモンスターを貯めていく動きが基本となります!
また魔妖モンスターは墓地からの蘇生で効果を発動できるので、状況に応じて魔妖シンクロモンスターをアンデット族お得意の蘇生カードで蘇生させフィールドに展開していきます!
基本的には、連続でシンクロを行い強力なモンスターをシンクロ召喚するデッキで動き自体はシンプルな為、初心者でも使いやすいテーマだと思います!
新規カード入り「魔妖(まやかし)」デッキレシピ2021の回し方を紹介!
デッキのコンセプトですが、「魔妖」テーマ独自の動きによる連続シンクロ召喚をしつつ各種蘇生効果を駆使してアドバンテージを稼ぐことで有利にデュエルを進めるというものです。
今回紹介したデッキレシピでは「魔妖」の純構築を基本にしており、新規カードの「魔妖遊行」を活かすことに注目したために蘇生・帰還効果を持つカードを多めに採用しています。
デッキの回し方ですが、まずは連続シンクロ召喚かあるいは蘇生・帰還の準備を行っていきます。
連続シンクロ召喚をするためのキーカードになるのは「翼の魔妖-波旬」であり、その効果によって「麗の魔妖-妲姫」をリクルートすることでシンクロ召喚へ繋げていきます。
また「氷の魔妖-雪娘」は条件を満たすことで手札・墓地から自己特殊召喚しつつ「馬頭鬼」等の墓地肥やしが出来るため柔軟性が高く、「翼の魔妖-波旬」と併せれば更にエクストラデッキの「魔妖」モンスターを展開できます。
蘇生・帰還の準備については「魔妖変生」「逢魔の刻」等の罠カードをセットするのはもちろんのこと、「不知火の隠者」→
「ユニゾンビ」→「馬頭鬼」のコンボで「PSYフレームロード・Ω」を出しておけば除外されている「馬頭鬼」を墓地に戻すことで継続的にその蘇生効果の利用を見込めます。
連続シンクロ召喚などをすることで墓地に「魔妖」シンクロモンスターを溜め、蘇生効果を使って「魔妖」シンクロモンスターの効果発動も狙っていけます。
元々「魔妖」シンクロモンスターには対応するレベルのシンクロモンスターが戦闘または相手の効果で破壊された場合に自己蘇生できる効果があるのですが、自爆特攻でもしない限りそのことを知った上で相手が効果破壊や戦闘破壊をしてくるケースは多くありません。
ですのでより能動的に「魔妖」シンクロモンスターの効果を使うには自分のカードで蘇生してしまうのが手っ取り早いです。
新規カード「魔妖遊行」の発動下で「魔妖」シンクロモンスターの蘇生や帰還を行うことにより、「魔妖遊行」の効果で更なるアドバンテージの獲得を狙っていけます。
1枚ドローはシンプルにハンドアドバンテージになりますし、「魔妖」魔法・罠カードのセットは「魔妖廻天」や「魔妖壊劫」を選べば即座に発動して利用できます。
そして相手フィールドの攻撃力が一番低いモンスター1体を墓地へ送る効果は、狙ったモンスターを除去するには工夫が必要ではあるものの、除去手段が少ない「魔妖」にとっては有用であり対象を取らず破壊も介さないため除去性能も極めて高いです。
相手に800の効果ダメージを与える効果は他の物と比べると使用優先度は高くありませんが、デュエル終盤では決定打になり得るので忘れないようにすると良いでしょう。
「魔妖変生」と「逢魔の刻」はフリーチェーンで発動できる罠カードであるため、「魔妖遊行」と併せれば相手ターン中に妨害をしつつアドバンテージを稼ぐことが出来ます。
仮に「麗の魔妖-妖狐」を蘇生した場合、あちらの効果で相手モンスター1体を対象を取らずに破壊しつつ追加で「魔妖遊行」の効果によりドロー・セット・除去・バーンのいずれかを行えます。
今回紹介したデッキレシピでは「灰流うらら」を採用していますが、「幽鬼うさぎ」以外の妖怪少女はアンデット族であるため手札誘発効果使用後にも「魔妖」シンクロモンスターが自己蘇生する際のコストとして有効活用出来たりと好相性です。
「魔妖(まやかし)」デッキレシピ2021の回し方を紹介!新規カードが加わり大幅強化か!?まとめ!
新規カードが入り、強化された「魔妖(まやかし)」デッキですが、「魔妖(まやかし)」はシンクロ召喚を連続で行うテーマであるものの、一度動き始めれば、次々と強力な「魔妖」モンスターをシンクロ召喚することが出来ます。
「魔妖」の制約の関係でエクストラデッキはほぼ「魔妖」で固める必要があるものの、逆に言えば戦術面はかなり絞れるので、慣れてしまえば比較的初心者でも扱いやすいテーマデッキなのではないでしょうか?
難点といえば、シングルカードの価格が比較的高い傾向にあるので、デッキを構築する際はその辺も考慮してみることをおすすめします。
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