2019年3月9日に発売予定のストラクチャーデッキR-ロード・オブ・マジシャン-にていくつかの「魔導書」カードと「魔導書」テーマのキーカードでもある「魔導書士 バテル」が再録することが判明しました。
そこで今回は「魔導書」テーマについてあまり知らないという方にも分かるように「魔導書」デッキについて書いていきます。
「魔導書士 バテル」再録記念!分からない方のために解説を交え、「魔導書」デッキの組み方と回し方をおさらい!!
まず「魔導書」テーマの特徴ですが、「魔導書」魔法カードや「魔導」と名の付く「魔導書」関連の効果を持つ魔法使い族モンスターを駆使します。
「魔導書」魔法カードにはサーチ効果や蘇生効果と使いやすいものが揃っていて、「魔導」モンスターにも「魔導書」をサーチしたり高レベル魔法使い族モンスターをデッキから特殊召喚したりなど展開にも繋がる効果を持ちます。
デッキの組み方ですが、純「魔導書」デッキでも種類がいくつか分かれています。
「魔導」モンスターには上級モンスターが何種類か存在します。
そのどれをデッキの主軸にするかでデッキ構築は変わりますし、そもそも上級モンスターをあまり採用せずに下級モンスターを主軸にしたデッキ構築も可能です。
具体的な例を挙げますと、自己特殊召喚効果と単体除去効果を持つ「魔導法士 ジュノン」を主軸に置くなら、サーチ効果を持つ「魔導教士 システィ」やリクルート効果を持つ「魔導召喚士 テンペル」を採用することでフィールドに出しやすくします。
除去効果を使うには手札・墓地の「魔導書」魔法カード1枚を除外する必要がありますが、「アルマの魔導書」を使えば除外したカードの再利用を狙えます。
他にも種類はありますが、基本的に上級「魔導」モンスターを使うのなら「魔導教士 システィ」「魔導召喚士 テンペル」の採用は積極的に狙っていいでしょう。
また純構築だけでなく「ブラック・マジシャン」や「シャドール」との複合デッキも存在します。
次にデッキの回し方ですが、まずは発動したい「魔導書」魔法カードを手札に引き込みます。
「魔導召喚士 テンペル」や「グリモの魔導書」を使うことでサーチが出来ますので、状況に合わせた「魔導書」魔法カードを手札に加えましょう。
「魔導」モンスターは効果のトリガーに「魔導書」魔法カードの発動が必要になる物もありますので、「魔導書」魔法カードを使うタイミングを考えると良いかと思います。
サーチやサルベージ等を使ってエースとなるモンスターを出したなら、「ヒュグロの魔導書」によって強化したりして攻めていきます。
いくつか種類のあるサーチ効果や「ルドラの魔導書」でドローすることによってデッキの圧縮もできます。
墓地に「魔導書」カードが複数枚あるなら「ゲーテの魔導書」による除去で形勢逆転も可能です。
「魔導書」デッキと相性の良いカードは?一部をピックアップ!!
「沈黙の魔術師-サイレント・マジシャン」
魔法使い族モンスター1体をリリースすることで手札から特殊召喚でき、自分の手札の枚数による自己強化と1ターンに1度ノーコストで魔法カードの発動を無効にできる効果、自身が破壊された場合に手札・デッキから「サイレント・マジシャン」モンスターを召喚条件を無視して特殊召喚出来ます。
「魔導書」デッキでは使用頻度が高い「魔導召喚士 テンペル」はステータスが低いため、対策なしでは自分フィールドに維持しないことが求められます。
そこでこのカードのリリース素材にしてしまえば、手札の枚数確保がしやすいこともあり打点としても使えるようになります。
最後の効果を使うなら「サイレント・マジシャン LV8」を出したい所ですが、ある程度の事故率となるのが懸念されます。
「魔導原典 クロウリー」
魔法使い族モンスター2体で出せるリンク2モンスターで、リンク召喚時に「魔導書」カードをサーチする効果とレベル5以上の魔法使い族モンスターを召喚するためのリリースをなくせます。
サーチできるのは「魔導書」カード3種類の中から1枚になりますが、「グリモの魔導書」等も3種類の内に入れることで本当に欲しい「魔導書」カードをサーチできる確立を上げられます。
また上級魔法使い族モンスターのリリースをなくす効果はリンク召喚されていなくとも適用できるので、後で蘇生して使うことも可能です。
「マジカルシルクハット」
相手のバトルフェイズにデッキの魔法・罠カード2枚を選んでモンスターカード扱いとし、その2枚と自分フィールドのモンスター1体をシャッフルして裏側表示でセットするという効果で、デッキから選んだカード2枚はバトルフェイズ終了時に破壊されます。
表側表示だった「魔導召喚士 テンペル」を再び裏側表示でセットできるためサーチ効果を再利用でき、なおかつ墓地に「魔導書」カードを溜められるため墓地参照の「魔導」モンスターの効果発動やサルベージに使えます。
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まとめ!!
これまでスーパーレアでしか登場していなかった「魔導書士 バテル」がこの度ノーマルで再録ということで、反響も大きそうです。
「魔導書」テーマは魔法カードを多用しますので、魔力カウンターを扱うストラクチャーデッキR-ロード・オブ・マジシャン-との相性も良さそうです。
ですので、ストラクチャーデッキR-ロード・オブ・マジシャン-に更に「魔導書」カードをいくつか足すことで強化することも可能だと思われます。