2020年12月19日に発売予定のPRISMATIC GOD BOXにて、神のカードをサポートする新規カード「交差する魂」についての情報が判明しました。
そこで今回は「交差する魂」の効果考察や相性の良いカード等を紹介していきます。
「交差する魂」の効果考察!
なんか死んだように
寝てたせいで今になって見たおぉ!!
ラー以外の神強化!!!
すごい!!!うれしい!!!交差する魂強すぎて草ァ!!!
千眼の邪教神くん…
強くなったんだね…
マインドスキャン出来るのは
草生えるけど能動的にサクリファイスに
装備できるのは
強いっすね〜
いいゾ〜! pic.twitter.com/3A49NfD6oh— 儀式の奴 (@PetitAngel_) November 11, 2020
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに発動できる。
幻神獣族モンスター1体をアドバンス召喚する。
その際、自分フィールドのモンスターの代わりに相手フィールドのモンスターをリリースする事もできる。
相手フィールドのモンスターをリリースしてアドバンス召喚した場合、以下の効果を適用する。
●このカードの発動後、次のターンの終了時まで
自分は幻神獣族モンスター以外の魔法・罠・モンスターの効果を1ターンに1度しか発動できない。
自分・相手のメインフェイズに発動できる速攻魔法カードであり、幻神獣族モンスター1体をアドバンス召喚出来ます。
この際相手モンスターもアドバンス召喚のためのリリースに使え、相手モンスターを使った場合は発動後次のターン終了時まで効果の発動に制限がかかります。
幻神獣族モンスターのアドバンス召喚を強力にサポートできるカードであり、自分・相手フィールドから合計3体分をリリースすることが出来ます。
自分・相手フィールドから合計3体で良いため「ラーの翼神竜-球体形」と違って相手フィールドにモンスターが3体いなくとも、自分フィールドのモンスターも使ってリリース素材を賄うことが可能です。
このカード自体はメインフェイズであればフリーチェーンで発動できることもあり、相手の対象を取る除去効果等にチェーンしてサクリファイスエスケープに使うことも出来るというのは覚えておくと良いかと思います。
相手モンスターをリリースした場合は発動後に制約がかかり、次のターン終了時まで幻神獣族以外のカード効果を1度しか発動できなくなります。
「交差する魂」をどちらのターンで使ったとしてもこの制約によって幻神獣族以外を活用することが難しくなるため、必然的に幻神獣族モンスターで戦っていくことになるでしょう。
基本的には相手モンスターをリリースしつつ幻神獣族モンスターをアドバンス召喚することを目的として使うことになりますが、必ずしも相手モンスターをリリースしなければならないというわけでもありません。
このカードを採用するのが神デッキであることを踏まえると自分フィールドにモンスターを3体並べることはそう難しくないので、幻神獣族以外のカード効果を1ターン中に複数使いたいという場合は制約を回避するために自分フィールドのモンスターのみを使ってアドバンス召喚するというのも一つの手です。
自分のターンに「交差する魂」を発動する場合、既に相手フィールドにモンスターが3体以上いるならリリース素材は相手フィールドだけで賄えることを利用して自分は制約がかかる前に制圧盤面の構築や展開等を行うと良いです。
相手フィールドのモンスターが3体未満なら、自分がモンスターを展開することで合計3体分のリリース素材を確保することで利用が可能です。
効果によるアドバンス召喚を利用して、「ラーの使徒」等の通常召喚権を使いながらの展開効果と併せて自分のモンスターのみを使って幻神獣族モンスターのアドバンス召喚をすることも出来ます。
この運用をしたいだけなら「二重召喚」で良いので、どうしても制約を避けたいという場合以外は相手モンスターをリリースしたい所ではあります。
相手のターンに「交差する魂」を発動する場合、相手がモンスターを展開したタイミングでこのカードを発動することによって相手の盤面崩壊を狙いつつ自分は幻神獣族モンスターをアドバンス召喚できます。
相手ターン中に出す幻神獣族モンスターですが、「オシリスの天空竜」は相手の展開を妨害でき、「オベリスクの巨神兵」は対象耐性と高いステータスを持つ壁として、「ラーの翼神竜」はライフ次第で高い攻守となりますが耐性効果を持たないため心許ないです。
ちなみに「ラーの翼神竜-球体形」は攻撃・効果の対象にならない壁として機能し、次の自分のターンには「ラーの翼神竜」を出すことが狙えます。
「交差する魂」の効果で相手モンスターをリリースして出せるとはいえ、相手ターン中はそれだけ除去効果等も使われやすいため後述する「神縛りの塚」等と併せて幻神獣族モンスターの場持ち向上を図ると良いでしょう。
「交差する魂」と相性の良いカードは?
「神縛りの塚」
レベル10以上のモンスターに対象耐性と効果破壊耐性を付与できるフィールド魔法カードです。
このカードの発動下であれば相手ターン中に「交差する魂」を使って幻神獣族モンスターをアドバンス召喚しても付与された耐性で場持ちに期待できます。
相手に効果ダメージを与える効果や神属性モンスターのサーチ効果もあり、神デッキにとっては採用候補としてかなり有力なカードなので併せやすいという意味でも相性が良いです。
「冥界の宝札」
モンスター2体以上をリリースしたアドバンス召喚成功時に2枚ドローできる永続魔法カードです。
この効果は相手モンスターを含めたリリースでも問題なく使用できるため、「交差する魂」で相手モンスター3体をリリースした場合にも2枚のドローが行えます。
「交差する魂」でアドバンス召喚したのが「オシリスの天空竜」だった場合、「冥界の宝札」のドロー効果によって実質的に攻守2000アップとなる点も相性が良いです。
「神の宣告」
代表として「神の宣告」を挙げましたが、要するに対応範囲が広いカウンター罠カードです。
「交差する魂」で相手モンスターをリリースした後はその制約によって幻神獣族モンスター以外のカード効果を1ターン1度しか発動できないため、少ないカードで相手の行動に対応する必要があります。
その際対応範囲が広いカウンター罠カードなら、相手の行動に合わせたり幻神獣族モンスターへの除去を防ぐためにも役に立つでしょう。
カウンター罠カードの中でも対応範囲がかなり広く、ライフコストの都合上序盤から終盤にかけて発動できる「神の宣告」は中でも相性が良いと言えます。
「交差する魂」で神デッキの強化の評価は?まとめ!
相手モンスターを最大3体までリリースして神のカードを出せるというのは非常に魅力的であり、その後にかかる制約を踏まえた上でも「交差する魂」は狙う価値のあるカードと言えます。
とはいえ神デッキならとりあえず採用が推奨されるのかと言われればそうでもありません。
というのも、三幻神の中でも「ラーの翼神竜」やそのサポートカードを主軸としたデッキにとっては相手モンスターのリリースは「交差する魂」と違ってチェーンを組ませない「ラーの翼神竜-球体形」がいますし、アドバンス召喚のサポートに関しても「ラーの翼神竜」のサーチまで出来る「古の呪文」という便利カードが既にあります。
既に墓地に「ラーの翼神竜-不死鳥」を用意出来ているのなら「交差する魂」で相手ターン中に「ラーの翼神竜」を出す利点はありますが、その点を重視するかどうかは人それぞれかと思います。
同じくPRISMATIC GOD BOXで専用サポートカードが登場する「オシリスの天空竜」や「オベリスクの巨神兵」をメインにした神デッキであれば「交差する魂」はかなり有用なカードと評価することが出来ます。
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