2020年6月20日に発売予定のコレクションパック2020にて新たに登場する「機塊」テーマ。
アニメ遊戯王VRAINSにてロボッピが使用したテーマカードであり、今回遂にOCG化となりました。
そこで今回は現在判明している「機塊」カードからテーマの特徴や相性の良いカードを考察していきます。
ロボッピが使う「機塊」テーマの特徴を紹介!デッキの組み方はどうする?
言われりゃ池袋博士が使いそうな見た目テーマだわ【機塊】。これから架空戦記だと使いそう。元の使い手のロボッピも池袋博士なら作れそうな見た目してるし pic.twitter.com/DZPFIZdCIn
— BlueZEN (@RinP716) May 26, 2020
現在判明している「機塊」カードはメインデッキの「機塊」モンスターが3種、「機塊」リンクモンスターが5種、「機塊」魔法カードが3種の計11種類になります。
電幻機塊コンセントロール
効果モンスター
星1/闇属性/機械族/攻 100/守 100
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「機塊」モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、
自分フィールドに他の「電幻機塊コンセントロール」が特殊召喚された場合に発動できる。
デッキから「電幻機塊コンセントロール」1体を特殊召喚する。
メインデッキの「機塊」モンスターはいずれもレベル1で攻守が極めて低く、機械族で統一されています。
その種族と攻守から恩恵を受けられるサポートカードは豊富に存在するのは大きなメリットです。
掃除機塊バキューネシア
リンク・効果モンスター
リンク1/闇属性/機械族/攻1000
【リンクマーカー:右上】
「機塊」モンスター1体
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
このカードはリンク召喚されたターンにはリンク素材にできない。
(1):手札を1枚墓地へ送り、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
(2):このカードが相互リンク状態の場合、
相手のメインモンスターゾーンのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
(3):このカードが相互リンク状態ではない場合、このカードは直接攻撃できる。
また「機塊」リンクモンスターは全てリンク素材に「機塊」モンスターを指定しており、効果外テキストによりリンク召喚しターンはリンク素材に出来ない特性があります。
よってメインデッキの「機塊」モンスターを素材にリンク召喚したり蘇生制限を満たした「機塊」リンクモンスターを蘇生してリンク素材にする運用が基本になるでしょう。
加えて「機塊」リンクモンスターはいずれも相互リンク状態と相互リンク状態ではない場合に使える効果を持っており、中にはカード位置を入れ替える効果を持っているため状況に応じて使い分けられるようになっています。
家電機塊世界エレクトリリカル・ワールド
フィールド魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、
デッキからフィールド魔法カード以外の「機塊」カード1枚を手札に加える事ができる。
(2):1ターンに1度、自分が「機塊」リンクモンスターのリンク召喚に成功した場合に発動できる。
自分の墓地から「機塊」モンスター1体を選んで手札に加える。
(3):1ターンに1度、自分または相手のモンスターの攻撃宣言時に発動できる。
自分フィールドの「機塊」モンスター1体を選び、その位置を他の自分のメインモンスターゾーンに移動する。
専用フィールド魔法の「家電機塊世界エレクトリリカル・ワールド」は発動時の効果処理で「機塊」カードをサーチできるためデッキの回転に貢献できます。フィールド魔法である故引き込みやすい点も有用です。
デッキの組み方ですが、「機塊」関連カードはいずれもデッキの回転や展開に役立つため積極的な採用が望ましいです。
詳しくは後述もしますが、「機塊」モンスターやテーマの特徴を活かした相性の良いカードを採用することでデッキの回転力や展開力の向上が図れます。
メインデッキの「機塊」モンスターは現状3種しかいないため、「機塊」カードを主軸にする以上は「機塊」モンスターをサーチ・リクルートできるモンスターを優先して採用した方が安定力が増します。
「機塊」テーマと相性の良いカードを紹介!!
ランク1エクシーズモンスター
メインデッキの「機塊」モンスターがレベル1で統一されており、その後特殊召喚できるモンスターを制限する制約なども特にないため複数体展開するとテーマリンクモンスターだけでなくランク1エクシーズモンスターを出すことも視野に入ります。
耐久性に優れた「シャイニート・マジシャン」も出せますし、3体の展開が出来たなら相手モンスター次第で大ダメージを狙える「No.54 反骨の闘士ライオンハート」も有りです。
4体の展開が出来たなら相手に攻撃を強制させ戦闘ダメージを相手に与える「No.13 ケインズ・デビル」と「No.31 アベルズ・デビル」を並べることも可能です。
またランク1エクシーズモンスターではありませんが、レベル1モンスターを展開出来る点を活かせばレベル1モンスター4体を必要とする「絶望神アンチホープ」も使えるでしょう。
コチラでは汎用性の高いランク1エクシーズモンスターを紹介しております!
「機械複製術」
攻撃力500以下の機械族モンスター1体を対象にし、そのモンスターの同名モンスターを2体までリクルートできます。
メインデッキの「機塊」モンスターはいずれも条件に当てはまるため、展開手段として有用です。
計3体の「機塊」モンスターを展開できればリンク2の「充電機塊セルトパス」をリンク召喚し、そのリンク先にリンク1の「機塊」リンクモンスターを出すことで状況に合わせて相互リンクさせたりさせなかったり出来ます。
「機械複製術」で「遮断機塊ブレイカーバンクル」を対象にしてリンク素材にすれば自分フィールドの「機塊」モンスターを3回まで効果破壊から守ることも可能になります
「ワン・フォー・ワン」
手札のモンスター1体をコストにレベル1モンスター1体をリクルートできます。
メインデッキの「機塊」モンスターはいずれもレベル1であるため、リクルート手段として使いやすいです。
1体目の「電幻機塊コンセントロール」をこのカードで出し、手札から2体目の「電幻機塊コンセントロール」もしくは「複写機塊コピーボックル」を特殊召喚すれば「電幻機塊コンセントロール」の更なるリクルートに繋がるため召喚権を温存しながら展開を狙えます。
「星遺物に響く残叫」
自分フィールドに相互リンク状態のモンスターが存在する場合にモンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にし破壊できるカウンター罠カードです。
「機塊」テーマではモンスターの展開を行えさえすれば相互リンク状態を作るのは容易であり、フィールド魔法の「家電機塊世界エレクトリリカル・ワールド」の効果による位置移動もあります。
このカードは相互リンク状態にさえなっていればノーコストで相手の戦術を妨害できる強力なカウンター罠カードですので、「機塊」テーマとの相性はいいです。
「機塊」テーマの評価は?まとめ!
相互リンク状態と相互リンクではない状態でそれぞれ発動する効果が違ったりとユニークな動きが出来る「機塊」テーマは、これまでになかった低レベル低リンクモンスターを駆使する機械族テーマという新しい特性を持っています。
現状判明しているカードの性能やテーマ全体の動きを踏まえると決して強すぎるということはありませんが、特徴がユニークで面白いですし新たなコンボの発見などの今後の将来性もあるテーマだと評価できます。
前述もしたように「機塊」関連カードには制約が無いため他の機械族テーマとの複合も前向きに検討出来るでしょう。
コチラでは実際に当サイトで組んだ「機塊」デッキレシピと回し方について紹介しております!
【機塊デッキレシピ2021】の回し方・展開例を紹介!アニメーションクロニクル2021で新規カードが加わり強化されたリンクテーマ!