2021年9月21日~2021年10月31日までに各種コナミ公式ショップなどで予約を受け付けている完全受注生産品、遊戯王OCGデュエルモンスターズ 25thアニバーサリーアルティメット海馬セットにて登場する新規カードの内の1種である「削りゆく命」の詳細が判明しました。
そこで今回は「削りゆく命」の効果考察や相性の良いカードなどを紹介していきます。
「削りゆく命」の効果考察!
アルティメット海馬セット
新規カード3枚✨・機械じかけのマジックミラー
・攻撃誘導アーマー
・削りゆく命 pic.twitter.com/WjiqQN6I6O— どらぼー@ポケカ遊戯王 (@dorabo_fig) September 17, 2021
永続罠
(1):「削りゆく命」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):相手エンドフェイズに発動する。
このカードにカウンターを1つ置く。
(3):このカードにカウンターが置かれている場合、
自分・相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに発動できる。
このカードを墓地へ送る。
その後、このカードに置かれていたカウンターの数まで、相手は手札を可能な限り選んで捨てる。
「削りゆく命」は3つの効果を持つ永続罠カードです。
効果を簡単に説明すると、自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できず、相手エンドフェイズごとにカウンターが1つ乗り、お互いのメインフェイズ及びバトルフェイズに自身を墓地へ送ることで乗っていたカウンターの数まで相手の手札を捨てさせるというものです。
相手エンドフェイズにこのカードを発動すればすぐにカウンターが乗るため1枚分のハンデス(手札破壊のこと)をする準備は簡単に整います。
とはいえ1枚のハンデスだけなら他に使い勝手のいいカードがあるのも事実ですので、アドバンテージの面から考えても出来れば2枚以上のハンデスを狙いたい所ではあります。
カウンターを2個以上乗せるためにはこのカードを複数ターンにわたって維持しなければならず、相手にこのカードの存在も知られているため除去などで対処される危険性があります。
カウンターを溜める前に除去されたらどうしようもない、とは限らないのがこのカードの魅力です。
このカードのハンデス効果はお互いのメインフェイズ及びバトルフェイズならフリーチェーンで発動できるため、メインフェイズまたはバトルフェイズに相手が除去効果を使ってきた場合、その効果にこのカードの効果をチェーン発動することでハンデスを通すことは可能です。
以上のことから比較的ハンデス効果を通しやすいカードではありますが、このカードでは対処できないドローフェイズ・スタンバイフェイズ・エンドフェイズにも発動できる「サイクロン」等の除去カードには要注意です。
ハンデス効果についてですが、手札から捨てるカードは相手が選ぶのでその後の相手の墓地利用に繋げられてしまう可能性はあります。
相手のデッキや手札次第でハンデスが効果的に働くかどうかは変わってきますが、少なくとも相手の手札を0に出来れば手札誘発カードを気にせずに済んだり相手の展開の起点となりそうなモンスターを捨てさせることは狙いやすいでしょう。
「削りゆく命」と相性の良いカードは?
「竜騎士ブラック・マジシャン」
竜騎士ブラック・マジシャン エクストラシークレット 遊戯王 レアリティコレクション 20th rc02-jp001
自分フィールドの魔法・罠カードに対象耐性と破壊耐性を付与する融合モンスターです。
「削りゆく命」を複数ターン維持するために役立ちます。
またこのカードは「ブラック・マジシャン」として扱う効果を持つことから「永遠の魂」と並べることで強固な盤面を築けるため、相手はそちらの盤面突破を優先しなくてはならないため「削りゆく命」を除去するどころではなくなることが予想されます。
「削りゆく命」に複数個のカウンターが乗った後は相手の手札を全ハンデスして反撃の芽を摘んだり、手札誘発を事前に捨てたせてこちらの切り返しをしやすく出来ます。
「宮廷のしきたり」
遊戯王 SD38-JP038 宮廷のしきたり (日本語版 ノーマル) STRUCTURE DECK - 混沌の三幻魔 -
自身以外の永続罠カードに破壊耐性を付与する永続罠カードです。
破壊耐性を付与することで、「削りゆく命」に複数個のカウンターを乗せるために維持しやすくなります。
「削りゆく命」の弱点であるドローフェイズ・スタンバイフェイズ・エンドフェイズの除去に対しても場持ちが上がります。
このカード自体もフリーチェーンで発動できる永続罠カードであるため、相手の除去効果にチェーン発動することで除去効果を無駄打ちさせるという使い方も可能です。
「削りゆく命」のハンデスとしての評価は?まとめ!
「削りゆく命」はターンこそかかるものの維持できれば複数枚のハンデスが狙えますし、メインフェイズやバトルフェイズでなら効果を通しやすいことから比較的使いやすいハンデスカードと評価できます。
遊戯王ではハンデス効果を持つカードは強力過ぎることから規制されがちですが、複数枚のハンデスをするためにはどうしてもターンがかかってしまうという「削りゆく命」の効果はそういう意味ではバランスが整っているように感じます。
「削りゆく命」に限った話ではありませんが、ハンデスは相手の戦術の幅を狭めたり出来る一方で相手の墓地利用を助ける事にもなりかねないとため、それらメリットとデメリットをしっかり頭に入れた上で採用を検討すると良いでしょう。
25thアニバーサリーアルティメット海馬セットに収録される残り2枚のカードの効果考察はコチラ↓
https://kata0003.net/magic-miller-16292