2019年も約半年が経ち、大会環境では様々なテーマデッキが活躍していました。
今回はそんな環境のテーマデッキへの対策をするにはどうしたらいいか、ひいては環境で勝つにはどんなカードを採用したらいいかも含めて紹介します。
目次
今回の選定基準は?
環境対策ということなので2019年上期で環境の中堅以上として活躍したテーマデッキに焦点を当て、それらへの対策として使えそうなメタカードを紹介します。
それぞれ相性の良いテーマデッキがありますので、環境で活躍するどのデッキに対して有効なのかも含めて解説して行きたいと思います。
どんなデッキを相手に想定しているかにも寄りますが、メタカードとしてサイドデッキへの採用するだけでなく場合によってはメインデッキに採用したほうが良いこともあるのでその辺りはそれぞれ検討すると良いでしょう。
2019年上期に使える環境対策を行えるメタカード一覧!
「ハーピィの羽根帚」
相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する通常魔法カードです。
昨今ではデッキへのモンスター割合が増えている傾向にありますが、それとは別にフィールド魔法や永続魔法、罠カードの1枚1枚の性能が強力になってもいます。
1枚で相手の魔法・罠カードを全破壊できるため、相手が展開などのコンボに使いたいフィールド魔法カード等の破壊を狙ったり妨害や攻撃に対するカウンター用として強力な罠カードを事前に除去しておくことが出来ます。
魔法・罠カードの性能をある程度頼りにしている「サラマングレイト」や「サブテラー」「オルターガイスト」にはよく刺さります。
「魔鍾洞」にも除去手段として使えるものの、相手はそれを見越して破壊対策を用意している可能性が高いので除去できるかは相手次第でもあります。
「ツインツイスター」
手札1枚をコストにしてフィールドの魔法・罠カードを2枚まで対象として破壊する速攻魔法カードです。
前述の「ハーピィの羽根帚」と同じように魔法・罠カードの除去として使える他、こちらは速攻魔法カードであるため相手の発動した永続魔法やフィールド魔法カードにチェーン発動して破壊してしまうことで効果の使用を防ぐことが出来ます。
手札コストがある点や対象を取って2枚まで破壊できる点など「ハーピィの羽根帚」と違う部分もあるので採用するデッキとの相性や対策を取りたい相手のデッキに応じて変えると良いかと思います。
こちらも同じく「サラマングレイト」や「サブテラー」に「オルターガイスト」等に対して有効です。
「墓穴の指名者」
相手の墓地のモンスター1枚を除外し、次のターン終了時までその除外されたモンスター及びそのモンスターと元々のカード名が同じモンスターの効果は無効化されるという速攻魔法カードです。
手札誘発を含めた墓地で効果を発動するモンスターに対しての妨害性能が高く、相手の蘇生カードにチェーン発動して蘇生しようとしていたモンスターを先に除外して妨害することも可能です。
速攻魔法カードであるため自分のターンに使う場合は手札から発動できますが、相手ターン中に使いたいのであればセットしなければいけない点には気を付けましょう。
墓地で発動するモンスター効果を多用するデッキである「オルフェゴール」「サラマングレイト」「閃刀姫」にはよく刺さるのでコンボの妨害などを狙っていけます。
「壊獣」モンスター
相手モンスター1体をリリースすること相手フィールドに特殊召喚できることが特徴のモンスター群です。
相手フィールドに上級モンスターを与えることにはなりますが、リリースは除去としての性能が非常に高いためほとんどの耐性で防ぐことが出来ない除去方法でもあります。
耐性持ちのモンスターを出しやすかったりテーマ専用のサポートカードを多めに採用しているデッキには有効ですので、「オルフェゴール」「サラマングレイト」「サブテラー」等が挙げられます。
「アーティファクト-ロンギヌス」
手札または自分フィールドの自身をリリースすることでターン終了時までお互いにカードを除外できなくなるという手札誘発効果を持つモンスターです。
簡易的な「王宮の鉄壁」とも言える効果であり、フリーチェーンで相手の行動に応じて除外を完全に防げるので除外対策として使うことが出来ます。このカードの妨害範囲は自分にも及ぶため発動したターン中は自分も除外をできなくなるので自分のデッキを動かすための邪魔にならないようにした方が良いです。
除外を利用するデッキに対して使えるので「オルフェゴール」や「サンダー・ドラゴン」に対してはそのターン中の展開やコンボなどを完全に防ぐことが狙えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
2019年も令和に入り、半年が経過しました。
カードゲーム全体に言えることですが、環境トップというのは移り変わりが激しいものです。
その中でも今回紹介したカードはいつの時代になっても使える、使えそうなものに焦点を絞りました。
皆さんも大会に出る際は、是非参考にしてみてもらえたらと思います。
またコチラでは別途メタカード達の紹介を行なっております!
https://kata0003.net/hand-induced-monster-377