2022年3月も、もうすぐ終わりということで、今月の大会環境を振り返っていきます。
大会で好成績を残したテーマデッキやその特徴についても紹介するので、今後大会への参加を考えている人は参考にしてみてください。
2022年3月の大会環境傾向を軽くおさらい!
3月の大会環境としては、前半と後半で状況が異なることとなりました。
前半については、2月以前と比べても変化はほとんど無く、「勇者デスピア」や「天威勇者」など「勇者トークン」の出張セットを採用したデッキを筆頭に様々なテーマデッキが好成績を残していました。
3月中旬には4月から適用されるリミットレギュレーションが発表され、新リミットレギュレーション適用下で行われる大会も出てきました。
新リミットレギュレーションによって「勇者トークン」の出張セットは規制されましたが、それでも「勇者デスピア」デッキ等の「勇者トークン」の出張セットを採用したデッキが大会で好成績を残したのは意外に感じる人も多かったようです。
それとは別にリミットレギュレーションによって相対的な強化となった「閃刀姫」デッキや「ドライトロン宣告者」デッキも活躍の場を広げつつあります。
またリミットレギュレーションの発表からそう経たずにデッキビルドパック タクティカル・マスターズが発売し、コンセプトの異なる3種の新規テーマについても注目が集まりました。
中でも「神碑」デッキと「ラビュリンス」デッキは登場して早々に大会環境で好成績を残したことで、性能の高さや構築の可能性の広さを証明することとなりました。
以上のことを踏まえると、3月は少しずつ変化が起き始めている1ヶ月だったと言うこともできます。
今後この変化が更に大きなうねりとなって大会環境を一変させるのか、それとも一時の流行に過ぎないのかについては要注目です。
2022年3月に大会環境で活躍したテーマデッキを一覧で紹介!
「デスピア」デッキ
「デスピア」カードやそのサポートカードである「烙印」カードを主軸とし、強力な融合モンスターを出しながらも融合素材にしたモンスターによってアドバンテージの獲得も図れるテーマデッキです。
新リミットレギュレーションの発表以前は「勇者トークン」の出張セットを採用した通称「勇者デスピア」デッキが主流でしたが、新リミットレギュレーション適用下で行われた大会では「勇者デスピア」以外にも「D-HERO デストロイフェニックスガイ」を出すためのギミックを採用した通称「デスフェニデスピア」、同じく融合テーマである故に組み合わせやすい「召喚獣」テーマ併せた通称「召喚デスピア」等も好成績を残しました。
中には上記のいくつかを複合させた構築のものや「デスピア」の純構築もあったりと、新リミットレギュレーションによって「デスピア」デッキは規制された「勇者トークン」の出張セットを採用し続けるか否か、別の相性の良いギミックやテーマと併せるかなど様々な構築案が考えられています。
いずれにせよ3月の大会環境においては使用率と成績共にトップレベルとなりました。
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「ふわんだりぃず」デッキ
追加召喚による展開や除外からのサルベージによる継戦能力の高さなどが特徴の鳥獣族テーマデッキです。
多くのデッキに刺さる「虚無空間」といった特殊召喚封じや「ディメンション・アトラクター」といった墓地送り封じが刺さらないため、それらを使うことで相手にのみ一方的にロックを仕掛けられるというのも特徴です。
リミットレギュレーションにて「金満で謙虚な壺」が準制限カードになったものの大した影響はなく、依然変わらず多くの環境デッキにとっての厄介な相手として大会で活躍しました。
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「天威」デッキ
「天威龍」モンスターを筆頭にトークンカード等を活用しながら展開していくことを得意とした幻竜族テーマデッキです。
純構築というわけではなく、3月前半には「勇者トークン」の出張セットや「水晶機巧-ハリファイバー」「幻獣機アウローラドン」等の展開ギミックを採用した「天威勇者」が活躍し、新リミットレギュレーション適用下で行われた大会では「相剣」との混合構築である「天威相剣」等が主に結果を残しました。
展開力に加えて対応力も高いことから、様々なデッキを相手にしても戦っていける点も魅力となっています。
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「閃刀姫」デッキ
「閃刀」魔法カードや「閃刀姫」モンスターを駆使することで、継続的にアドバンテージを稼ぐことを得意としたテーマデッキです。
3月前半では環境中堅で戦っていましたが、リミットレギュレーションによって天敵である「王宮の勅命」の禁止カード化などによって相対的な強化がされたことで活躍の場を広げています。
その他にも昨今では「セリオンズ」や「神碑」との混合構築も好成績を残していたりと、戦略の幅を広げられるという点でも優秀さを発揮しています。
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「ダイノルフィア」デッキ
ライフコスト半分を要求する効果や罠カードを駆使するのが大きな特徴の恐竜族テーマデッキです。
フィールドのモンスターに対して高い制圧力を誇る「ダイノルフィア・レクスターム」を使ったり、テーマの特性上「神の宣告」もフル投入出来たり、更にはデッキに必要なカードがあまり多くないことから手札誘発モンスター等を大量投入できる点も優秀です。
昨今では「覇王龍の魂」を採用した構築もあり、特殊召喚した「覇王龍ズァーク」と「覇王龍の魂」の墓地で発動できる効果によって相手の行動を遅らせることが出来るため、ライフコストが気にならないことや罠カードを主軸としている点などと相性が良いです。
他にも融合テーマであるというシナジーから「烙印」関連カードを採用した構築もあったりと、着実と結果を出していました。
当サイトでは「ダイノルフィア」テーマデッキの紹介も行なっております↓
まとめ!
2022年3月に大会環境で活躍したテーマデッキの紹介を行いましたが、参考になりましたでしょうか?
2022年3月はリミットレギュレーションの切り替わり前ということで、2022年4月からは新しい環境になります。
しかし、「勇者トークン」関連に関しては規制され、退場するように思われましたが、新リミットレギュレーションを適用した大会でも結果をまだ出していることもあり、パワーダウンしたものの、まだ出張性があるので、2022年4月の新リミットレギュレーション適用後も出張テーマの活躍が予想されます。
2022年4月からは新リミットレギュレーションが始まるので、3月と比べてどの様な変化があったかも気にしてみると良さそうです。
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