2021年5月22日に発売予定のデュエリストパック-疾風のデュエリスト編-にて「フルール」関連に新規カードが加わり強化されます。
「フルール」は遊戯王5D’sに登場したシェリーの使用していたカード群の通称であり、カード名に「フルール」と入っていない物や属性・種族もバラバラです。
ですので今回の新規カードは正確に言うなら『シェリーのデッキを強化するカード』となるのですが、本記事では「フルール」関連と呼称させていただきます。
今回はそんな「フルール」関連と相性の良いカードを紹介していきます。
目次
遊戯王5D’sのシェリーの新規カードが大量判明!?「フルール」関連と相性の良いカード5選!
「スポーア」
デュエル中に1度、自分の墓地からこのカード以外の植物族モンスター1体を除外することで自己蘇生する効果を持るレベル1チューナーです。
新規カード「ネクロ・シンクロン」の3の効果でリクルートできるため、出したシンクロモンスターとこのカードを合わせて更に高レベルのシンクロモンスターに繋げていけます。
「ネクロ・シンクロン」は1と2の効果のおかげでレベル8の「フルール・ド・シュヴァリエ」のシンクロ素材として使いやすいため、3の効果でリクルートした「スポーア」を合わせて汎用レベル9シンクロモンスターを出していけます。
「スポーア」の自己蘇生効果を使うためには墓地に植物族が必要ですが、効果使用後の「死の花-ネクロ・フルール」を使うと良いでしょう。
「ネクロ・シンクロン」の3の効果でリクルート先の候補としては「イービル・ソーン」もあり、メインデッキの枠を圧迫する代わりにランク1エクシーズやリンクモンスターへ繋げるための展開力として機能してくれます。
「ゴブリンドバーグ」
知っている人も多いかと思いますが、召喚成功時に手札のレベル4以下のモンスターを特殊召喚し自身を守備表示にする効果を持ちます。
自己特殊召喚効果を持たない「ネクロ・シンクロン」や「フルール・シンクロン」を特殊召喚してシンクロ素材を確保することが出来ます。
「ネクロ・シンクロン」はレベル上昇効果を持っていますので、レベル4の「ゴブリンドバーグ」と並べてもレベル8シンクロへ繋げることが可能です。
「ネクロ・シンクロン」の3の効果を使うためには風属性シンクロモンスターの素材にする必要があり、1の効果を活かすのであれば「フルール・ド・シュヴァリエ」がシンクロ召喚先の候補筆頭ではありますが、状況次第では汎用レベル8シンクロへ繋げるのも戦術としては有りです。
また「ゴブリンドバーグ」は2021年6月12日に発売予定のスペシャルパック、ANIMATION CHRONICLE 2021にてシェリーの使用デッキの強化として新たに登場する「聖騎士」との相性も良く、同じ戦士族モンスターである故に「聖騎士の追想 イゾルデ」のリンク素材とすることも出来ます。
「アークネメシス・エスカトス」
フィールド・墓地から種族の異なるモンスター3体を除外することで特殊召喚できる特殊召喚モンスターであり、効果破壊耐性と宣言した種族のモンスターを全て破壊し次のターン終了時までお互いに宣言した種族のモンスターを特殊召喚出来なくなる効果があります。
「フルール」関連に種族の統一性はなく、今回登場した新規カードだけでも魔法使い族・獣族・機械族・戦士族とバラバラです。
既存の「フルール」関連カードやANIMATION CHRONICLE 2021の関連カードも併せれば、更に植物族と獣戦士族も混ざることになります。
「アークネメシス・エスカトス」は種族がバラバラなテーマデッキでは比較的容易に出すことができ、相手が種族統一デッキであればかなり刺さる除去とロックを同時に出来る上に高い攻撃力で攻勢に出られます。
墓地にモンスターが溜まる最序盤では出しづらいことや墓地リソースを失ってしまうことを踏まえると諸刃の剣と言える性能かと思います。
「調律」
「ネクロ・シンクロン」と「フルール・シンクロン」はどちらも「シンクロン」チューナーであるため、このカードでサーチすることが出来ます。
「シンクロン」チューナーには「ジャンク・シンクロン」や「ジェット・シンクロン」など優秀な効果を持つチューナーも多いためそれらを採用する際にも役立ちます。
新規カード「シンクロ・ディレンマ」を合わせれば、サーチした「シンクロン」チューナーをコストにしたり特殊召喚したりを状況に応じて選べるため相性が良いです。
「センサー万別」
お互いのフィールドのモンスターを1種族1体までに制限する永続罠カードです。
前述もしましたが「フルール」関連は種族がバラついているためこのカードの影響を受けづらいため、相手の使うデッキが展開力が高くある程度以上同じ種族のモンスターを使う場合はロックとして機能します。
今回の新規カードである「ネクロ・シンクロン」と「花騎士団の白馬」の組み合わせや、ANIMATION CHRONICLE 2021で登場する「ケンタウルミナ」と「聖騎士の槍持ち」等、シンクロ素材にしたいモンスターを展開した場合でも同じ種族のモンスターが並びにくいため相性が良いです。
シェリーの使う「フルール」デッキと相性の良いカード5選を紹介!疾風のデュエリスト編で本格強化キター!【遊戯王OCG】まとめ!
遊戯王5D’sに登場したシェリーの使用していたカード群が今回、デュエリストパック-疾風のデュエリスト編-で新規カードが増えたことで、本格的にシェリーデッキを組むことができるようになりました!
「フルール」関連はシンクロが行いやすい上に、ANIMATION CHRONICLE 2021で登場する「ケンタウルミナ」の存在もあることから、シンクロと融合をうまく組みあせたデッキということで、個人的に「やっときた!!」と思うところです。
今回の強化でシェリーの「フルール」関連がくることは予想していなかったですが、嬉しい収録だったという感想を持つ人の方が大半かではないでしょうか?
遊戯王5D’sを最後まで試聴していた人にとっては是非組みたいテーマですね!!
「フルール」デッキレシピの紹介についてはコチラ↓
【フルールデッキレシピ2021】の回し方・展開例を紹介!新規カードの連続登場でシェリーデッキが作れるように!【遊戯王OCG】