2021年5月21日に発売予定のVジャンプ7月号の応募者全員サービスパック レジェンダリーモンスターズパックに「ホーリー・エルフ-ホーリー・バースト・ストリーム」なるカードが収録されます。
そこで今回は「ホーリー・エルフ-ホーリー・バースト・ストリーム」の効果を考察し、相性の良いカード等を紹介していきたいと思います。
「ホーリー・エルフ-ホーリー・バースト・ストリーム」の効果考察!
✨📖【5/21(金)発売 Vジャンプ 7⃣月特大号】✨
「遊⭐️戯⭐️王」の情報が満載❗️応募者全員大サービスは『遊⭐️戯⭐️王』連載開始25周年を記念した特別なカード『ホーリー・エルフ-ホーリー・バースト・ストリーム』他、計3枚を収録❗️詳細は本誌の応募の決まりページをご確認ください。 pic.twitter.com/ISkXqUg0VF— 【公式】遊戯王OCG (@YuGiOh_OCG_INFO) May 14, 2021
効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻 800/守2000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにレベル5以上の通常モンスターが存在し、
相手フィールドのモンスターが効果を発動した時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、その効果を無効にする。
(2):相手バトルフェイズに、自分または相手の墓地の通常モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
このターン、そのモンスターが自分フィールドに存在する限り、
攻撃可能な相手モンスターはそのモンスターを攻撃しなければならない。
レベル4の光属性・魔法使い族モンスターで、攻撃力は800守備力は2000あります。
レベル・属性・種族からサポートカードに恵まれており、攻撃力が低いという点もサポートしやすいです。
1つ目の効果は自分フィールドにレベル5以上の通常モンスターが存在し相手フィールドのモンスターが効果を発動した場合、手札から自身を特殊召喚してその効果を無効にするというものです。
自分フィールドに高レベルの通常モンスターが必要ではありますが、相手フィールドで発動したモンスター効果を無効にできるため妨害として機能してくれます。
手札から発動することから奇襲性がありますが、無効にできるモンスター効果は相手フィールド限定ですので、手札や墓地で発動するモンスター効果に対しては使えない点には注意が必要です。
自己特殊召喚も兼ねているため、相手ターン中にこの効果を使った際には2の効果を狙ったり守備表示で特殊召喚したこのカードを壁に使っていけるでしょう。
2つ目の効果は相手バトルフェイズに自分または相手の墓地から通常モンスター1体を自分フィールドに蘇生し、このターン攻撃可能な相手モンスターはそのモンスターに攻撃しなければならないというものです。
相手の墓地に通常モンスターがいる状況はあまり多くないため、基本的には自分の墓地から蘇生することになるかと思います。
相手の攻撃を強制する効果ですので、高ステータスの通常モンスターを蘇生したり他のカードでサポートすれば相手モンスターを返り討ちにすることが狙えます。
低ステータスの通常モンスターしか蘇生できない状況だとしても、相手の攻撃による損害を少しでも減らすための壁の展開に使っていけます。
相手からすればこのカードが存在する状態でバトルフェイズに入れば墓地の通常モンスターを蘇生された上に攻撃を強制されることは分かっているため、事前にこのカードを除去したりバトルフェイズに入らないといった対処をしてくることが考えられます。
しかし1の効果でこのカードを特殊召喚したのであれば大した消耗にならないので相手の除去効果を使わせることが出来ますし、バトルフェイズに入らなかったのであればそれはそれで防御手段としての役目は充分に果たせたと言えるでしょう。
「ホーリー・エルフ-ホーリー・バースト・ストリーム」と相性の良いカードを紹介!
「青眼の白龍」「ブラック・マジシャン」
どちらも最上級通常モンスターであり、豊富に存在するサポートカードを使えばフィールドに出すことが容易です。
「ホーリー・エルフ-ホーリー・バースト・ストリーム」の1の効果の発動条件を満たすために使いやすいだけでなく、ステータスの高さやサポートカードの存在もあって「ホーリー・エルフ-ホーリー・バースト・ストリーム」の2の効果で蘇生するモンスターとしても有力な候補となってくれます。
「青眼の白龍」は通常モンスターの中でも最高攻撃力を誇りますし、「ブラック・マジシャン」は「ホーリー・エルフ-ホーリー・バースト・ストリーム」と種族が同じことからシナジーがある点等それぞれ違った利点があります。
「受け継ぎし魂」
自分フィールドの効果モンスター1体をコストにし、相手の効果モンスター1体を墓地へ送って手札・デッキからレベル7以上の通常モンスター1体を特殊召喚出来る速攻魔法カードです。
「ホーリー・エルフ-ホーリー・バースト・ストリーム」を自身の1の効果で特殊召喚した場合、最低でも発動を無効にした相手効果モンスターがいるため問題なくこのカードを使っていけます。
また「ホーリー・エルフ-ホーリー・バースト・ストリーム」の2の効果を嫌った相手が除去効果を使った際にも、「ホーリー・エルフ-ホーリー・バースト・ストリーム」をリリースすることでサクリファイスエスケープをしつつも相手モンスターを除去して最上級通常モンスターの特殊召喚が狙えます。
当然ですが「受け継ぎし魂」を先に使い、最上級通常モンスターを自分フィールドに用意することで「ホーリー・エルフ-ホーリー・バースト・ストリーム」の1の効果の発動条件を満たしておくという運用も可能です。
「突撃指令」
自分フィールドのトークン以外の通常モンスター1体をリリースし、相手モンスター1体を選んで破壊できる速攻魔法カードです。
「ホーリー・エルフ-ホーリー・バースト・ストリーム」1の効果の発動条件となった通常モンスターや「ホーリー・エルフ-ホーリー・バースト・ストリーム」の2の効果で蘇生したモンスターをこのカードのリリースに使うことで除去が狙えます。
昔からあるカードですが、除去手段が対象を取らない破壊であるため相手の対象耐性をすり抜けられますし、通常モンスターをリリースするのはコストではなく効果であるためこのカードの発動が無効にされた際には失わずに済みます。
「ホーリー・エルフ-ホーリー・バースト・ストリーム」の2の効果で蘇生できるモンスターのステータスが低くこのターンを凌ぎきれそうにない場合や、除去しておきたい相手モンスターがいる場合などには役に立つでしょう。
「ホーリー・エルフ-ホーリー・バースト・ストリーム」の評価は?まとめ!
「ホーリー・エルフ-ホーリー・バースト・ストリーム」はその効果の都合上通常モンスターとの併用が必須ですので、上記でも紹介した「青眼の白龍」や「ブラック・マジシャン」等の高レベル通常モンスターを主軸としたデッキへの採用が検討出来ます。
制圧力として機能したり壁を用意したりと状況に応じて様々な使い方が出来るカードと評価できるため、高レベル通常モンスターを主軸としたデッキを持っているまたは今後作る予定がある人は入手しておいて損はないでしょう。