2019年2月23日発売予定のデッキビルドパック、インフェニティ・チェイサーズにて登場する新規テーマである「ウィッチクラフト」の最上級モンスター、「ウィッチクラフト・ハイネ」の情報が判明しました。
魔法カードを駆使して戦う魔法使い族統一テーマの「ウィッチクラフト」ですが、今回は「ウィッチクラフト・ハイネ」の性能に注目していきます。
目次
「ウィッチクラフト」モンスター「ウィッチクラフト・ハイネ」の効果の考察と考案!
効果モンスター 星7/闇属性/魔法使い族/攻2400/守1000 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分フィールドの他の魔法使い族モンスターは相手の効果の対象にならない。 (2):手札から魔法カードを1枚捨て、相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。 この効果は相手ターンでも発動できる。
レベル7の闇属性・魔法使い族モンスターで、攻撃力は2400守備力は1000になります。
効果は2つあり、1つ目はこのカードがモンスターゾーンに存在する限り自分フィールドの他の魔法使い族モンスターは効果の対象にならないという永続効果。
2つ目はフリーチェーンで1ターンに1度手札から魔法カード1枚を捨てることで相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象にして破壊する効果です。
レベル・属性・種族が「ブラック・マジシャン」と同じなので恩恵を受けられるサポートカードが複数存在します。
攻守はレベル7にしては低め(実は「帝」モンスターと同じでもあるので「再臨の帝王」で蘇生が出来たりします)ですが、このカードの効果やもう1種類の最上級「ウィッチクラフト」モンスターである「ウィッチクラフトマスター・ヴェール」のサポートも考えればそこまで気になりません。
更に言えばレベルが高くとも下級「ウィッチクラフト」モンスターの効果があれば容易にデッキから特殊召喚出来ます。
1の効果は自身以外の魔法使い族モンスターへの効果対象の耐性を付与できます。自身を守ることは出来ませんので真っ先にこのカードが狙われる可能性はありますが、永続効果である点も含めて自分フィールドの場持ちを良くしてくれます。
2の効果はコストを払うことでフリーチェーンで使える除去効果です。
コストは魔法カード限定ですので、相手ターンに除去を使いたいという場合にはコスト用に魔法カードを手札に残しておく必要があります。
対象に取る破壊効果であるため耐性によって防がれやすいという欠点はあるものの、表側表示であればモンスターだけでなく魔法・罠カードを破壊することも可能なので状況に応じて相手のキーカードを破壊すると良いでしょう。
同じテーマカードなので当然ではありますが、コストとして捨てたのが「ウィッチクラフト」魔法カードであれば条件を満たすことで墓地から手札に戻せるので無駄がありません。
「ウィッチクラフト・ハイネ」を出張させられそうなデッキや相性の良いカードを紹介!!
「錬装融合」
融合する効果については置いておいて、注目するのは墓地から自身をデッキに戻してシャッフルしその後1枚ドローできるという効果です。
「ウィッチクラフト」魔法カードは『自分フィールドに「ウィッチクラフト」モンスターが存在する場合の自分のエンドフェイズに発動でき、墓地からこのカードを手札に加える』という共通効果を持っていますが、相手ターン中に「ウィッチクラフト・ハイネ」の2の効果で手札コストに使った場合再び手札に戻ってくるのは遅れます。
その点「錬装融合」なら相手ターン中に手札コストとして使っても、次の自分のターンには効果を使うことで手札の補充が可能です。
手札から普通に発動する効果も持っている「ウィッチクラフト」魔法カードに比べると、「錬装融合」は「ウィッチクラフト」モンスターの手札コスト専用になるでしょう。
「ブラック・マジシャン」デッキ
「ウィッチクラフト・ハイネ」のステータスが「ブラック・マジシャン」と似ているためサポートカードが多く存在する点が相性が良いです。
具体例を挙げると、攻撃力を2000も上昇出来る「幻想の見習い魔導師」、条件はあるもののデッキからの特殊召喚が出来る「黒魔族復活の棺」、ライフコストを払うことで手札・墓地から特殊召喚できる「黒魔術のヴェール」があります。
サポートカードの恩恵を受けられはしますが、基本的には主軸である「ブラック・マジシャン」を優先することが多いかと思います。ですが「ウィッチクラフト・ハイネ」は自身以外への耐性付与が出来る上に手札に魔法カードがあれば除去も出来るため、状況に応じた使い分けが必要になるでしょう。
「ウィッチクラフト・ハイネ」は汎用性が高そう!?
効果だけで見れば、魔法カードを使うデッキなら活用すること自体は出来そうです。
とはいえレベルが7であることや攻撃力がそれなりにあること、耐性付与出来るのが魔法使い族指定であることから基本的には魔法使い族を主軸にしたデッキへの採用が見込めるかと思います。
以上のことから汎用性は高いと言うほどではありませんが、前述した「ブラック・マジシャン」デッキの他にも「魔導書」デッキ等にも採用が検討できるので、「ウィッチクラフト」専用ということでもなさそうです。