2021年5月22日に発売が迫ったデュエリストパック-疾風のデュエリスト編-では、シェリー・ユーゴ・瑠璃の三人の使用デッキを強化できる新規カードや関連した再録カードが多数収録されています。
2021年5月20日現在では再録カードの一部を除いたほぼ全ての収録カードが判明しています。
そこで今回は疾風のデュエリスト編の影響で相場価格が高騰しそうなカードを予想していきたいと思います。
あくまで予想であり、既に価格が高騰しているカードもあることはあらかじめご承知おきください。
疾風のデュエリスト編の影響で高騰しそうなカード7選!
「クリアウィング・ファスト・ドラゴン」
遊戯王OCG クリアウィング・ファスト・ドラゴン ウルトラレア YA02-JP001-UR
シンクロ素材に指定はあるものの風属性デッキなら容易にシンクロ召喚が可能であり、エクストラデッキから特殊召喚されたモンスター1体をフリーチェーンで無力化できる効果は切り返しと制圧の両方で活躍できます。
「スピードロイド」においても心強いモンスターであり、「クリアウィング」モンスターであることから新規カードである「クリスタルクリアウィング・シンクロ・ドラゴン」のシンクロ素材としても重宝します。
既に高騰が始まっているカードであり疾風のデュエリスト編に再録されている可能性も十分あるのですが、再録していたとしてもウルトラレアのこのカードは今後も高騰していくかと思われます
「クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン」
遊戯王OCG クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン ホログラフィックレア SHVI-JP049-HR 遊戯王アーク・ファイブ [シャイニング・ビクトリーズ]
シンクロ素材としてチューナー以外のシンクロモンスターを指定しているため、このカードをシンクロ召喚するにはある程度の展開力が必要になってきます。
展開力の高い「スビードロイド」ではシンクロ召喚もそう難しくなく、最序盤には積極的に出していくことでデュエルを有利に進めていけます。
第11期以降、シンクロモンスターや融合モンスターを主軸としたデッキも増えたため自己強化効果によって火力面で貢献してくれる機会も増えました。
こちらも再録されている可能性はありますが、ウルトラレア・アルティメットレア・シークレットレア・ホログラフィックレア・コレクターズレアとレアリティのバリエーションも多いため高レアリティのカードが欲しいなら早めに入手しておくのも有りです。
「ジャンク・スピーダー」
遊戯王カード ジャンク・スピーダー(ウルトラレア) 20th ANNIVERSARY DUELIST BOX(20TH) | シンクロ・効果モンスター 風属性 戦士族 ウルトラ レア
「シンクロン」チューナーを素材に指定していますが、「シンクロン」チューナーはレベルも種類も豊富に存在しますし「ジャンク・シンクロン」を使うことで出しやすいレベル5でもあるためシンクロ召喚はそう難しくありません。
「フルール・ド・シュヴァリエ」をシンクロ召喚するために必要な「フルール・シンクロン」や新規カードの「ネクロ・シンクロン」は「シンクロン」チューナーであるためこのカードのシンクロ素材やリクルート先として活用していけます。
「ジャンク・スピーダー」で「ジェット・シンクロン」と「フルール・シンクロン」をリクルートすれば、レベル6シンクロモンスターを経由して「フルール・ド・シュヴァリエ」や上記の「クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン」のシンクロ召喚が狙えます。
またリクルートするのを「ジェット・シンクロン」と「ネクロ・シンクロン」にすれば、「ネクロ・シンクロン」のレベル上昇効果を使うことでレベル8またはレベル9のシンクロモンスターを経由させて「フルール・ド・バロネス」のシンクロ召喚も狙えます。
ドーン・オブ・マジェスティでの「スターダスト」関連強化の際に高騰したカードですが、今回のシェリー関連の強化とも相性が良いため更なる高騰が予想されます。
「調律」
「シンクロン」チューナーをサーチできることから、新規カードの「ネクロ・シンクロン」や再録されている「フルール・シンクロン」をサーチしていけます。
他の「シンクロン」チューナーも活用したいという場合でもデッキの安定力向上に繋がるため、シェリーデッキを作る際には前向きに採用を検討出来ます。
ノーマル仕様の物もありますが、プリズマティックシークレットレアの物もありますのでレアリティに拘りたい人は一度チェックしてみると良いかと思います。
「LL-インディペンデント・ナイチンゲール」
遊戯王 LL-インディペンデント・ナイチンゲール(レア) マキシマム・クライシス(MACR) シングルカード
今回の疾風のデュエリスト編には再録されないことが確定した「LL」融合モンスターです。
エクシーズを主体とした「LL」に融合要素を混ぜるとどうしても事故率が上がってしまいますが、「簡易融合」で出せて尚且つ相手に500の効果ダメージを与えられる「LL」モンスターとして扱うのも有りです。
「簡易融合」をデッキに採用する際には同じレベル1融合モンスターである「サウザンド・アイズ・サクリファイス」等の採用も検討出来るため状況に応じて使い分けられるようにするのも一つの手です。
レアリティは高くありませんが、今回のパックで唯一再録されなかった「LL」カードであることも含めると高騰はあり得るでしょう。
「ハーピィの羽根吹雪」
【 3枚セット 】遊戯王 日本語版 19SP-JP510 Harpie’s Feather Storm ハーピィの羽根吹雪 (ノーマル)
「LL」モンスターは風属性・鳥獣族で統一されているため発動条件を満たしやすく、フリーチェーンで使えて尚且つ発動ターン中適用され続けることから相手の行動を大きく抑制出来ます。
自分のターンに使って自分の展開や攻撃を安全に通したりできるのはもちろん、「LL-アセンブリー・ナイチンゲール」で相手ライフを削り切れなかった場合の次の相手ターンの防御時など様々な使い方が出来る便利カードですので積極的に採用したいカードです。
レアリティが高い物もあるため、今後の高騰に備えて今のうちに手に入れておくのも有りです。
「風霊媒師ウィン」
遊戯王 VJMP-JP173 風霊媒師ウィン (ウルトラレア 日本語版) Vジャンプ 2020年 1月特大号 付録
手札の自身と風属性モンスター1体をコストにしたサーチ効果が便利なモンスターです。
攻撃力が低い「LL」なら状況や残りの手札に応じた好きな「LL」モンスターをサーチできますし、「スピードロイド」では展開の起点となる制限カード「SRベイゴマックス」をサーチするのに使えます。
「LL」と「スピードロイド」はどちらも墓地で効果を発動するモンスターや墓地のモンスターを蘇生する効果を活用するため、手札コストにしたモンスター次第では後の展開などに繋げていくことも可能です。
レアリティが高く流通量があまり多くないため、今回の風属性テーマ強化によって相場価格が高騰するでしょう。
疾風のデュエリスト編の影響で高騰するカード7選を予想!!組みたいテーマがある人は今のうち!?
デュエリストパック-疾風のデュエリスト編-の影響で高騰するカードと予想されるカードを紹介してきましたが、今回紹介したカードは既に高騰が始まっていたり、今後相性の良いカードかつ、流通用の少ないカードはすぐに高騰することが予想されます。
もし、組みたいデッキがある人は今のうちに手に入れておくことをおすすめします。
今回紹介したカードは再録する可能性は0ではありませんが、発売後は在庫が枯渇しやすくなり、手に入りにくいことはよくありますので、その辺もよく見極めて、購入するのがおすすめです。
デュエリストパック-疾風のデュエリスト編-の関連記事はコチラ↓
「クリスタルクリアウィング・シンクロ・ドラゴン」の効果考察と相性の良いカードを紹介!「スピードロイド」デッキへの採用は?