2019年8月23日に海外で発売予定の新パックFists of the Gadgetsにて、「ガジェット」テーマに新規カードが加わり強化されることが判明しました。
そこで今回は新規カードにスポットを当てながらも新たな「ガジェット」デッキについて考案していきます。
今回紹介する海外先行カードはあくまで海外版の物を日本語に訳したテキストという前提であり、これらが日本に来るにあたって効果テキストが変更される可能性があることをあらかじめご承知おきください。
海外で新規強化された「ガジェット」デッキレシピの紹介!
モンスターカード(メインデッキ)
「レッド・ガジェット」×31111111
「グリーン・ガジェット」×3
「イエロー・ガジェット」×3
「ゴールド・ガジェット」×3
「シルバー・ガジェット」×3
「無限起動ロックアンカー」×3
「Boot-up Corporal-Command Dynamo」×3
「Boot-up Admiral-Destoroyer Dynamo」×1
「増殖するG」×3
魔法カード
「Boot-up Order-Gear Charge」×3
「リミッター解除」×2
「一族の結束」×1
「死者蘇生」×1
「ハーピィの羽根帚」×1
「サンダー・ボルト」×1
罠カード
「Powerhold the Moving Battery」×3
「Boot-up Order-Gear Force」×1
「強制脱出装置」×1
「夢幻泡影」×1
エクストラデッキ
「プラチナ・ガジェット」×3
「ギアギガントX」×3
「重装甲列車アイアン・ヴォルフ」×1
「No.27 弩級戦艦-ドレッドノイド」×2
「宵星の機神ディンギルス」×3
「超量機神王グレート・マグナス」×1
「超弩級砲塔列車グスタフ・マックス」×1
新規「ガジェット」デッキの回し方と戦術は?
今回紹介したのは「ガジェット」デッキの中でも赤・黄・緑の3色+金と銀の「ガジェット」モンスターをフル投入したタイプのデッキ構成で、それに海外先行新規カードを組み合わせたものです。
デッキの回し方ですが、3色「ガジェット」が持つ召喚・特殊召喚成功時のサーチ効果を使うことで回転させていきます。
3色「ガジェット」のサーチ効果を使いつつ展開をするため、召喚・特殊召喚成功時に手札から特殊召喚を狙える金と銀の「ガジェット」目視していきます。
金と銀だけでなく「無限起動ロックアンカー」は手札から3色「ガジェット」の特殊召喚ができますし、2つ目の効果で特殊召喚した「ガジェット」とランク8エクシーズに繋げることが出来るため優秀です。
-/Boot-Up Corporal – Command Dynamo
日本語訳 効果モンスター 星4/地属性/機械族/攻 0/守2000
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。(1):自分のフィールド・墓地の機械族の「ガジェット」モンスターを2体まで対象として発動できる(同名カードは1枚まで)。 このカードを手札から特殊召喚する。 その後、対象のモンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
(2):このカードの攻撃力は、このカードの効果で装備したモンスターの数×1000アップする。
-/Boot-Up Order – Gear Charge
日本語訳 永続魔法 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの発動時に、 モンスターに装備された自分の「ガジェット」モンスターカードを任意の数だけ対象にできる。 その場合、そのカードを特殊召喚する。
(2):手札を1枚捨てて発動できる。 デッキから「Boot-Up Admiral – Destroyer Dynamo」1体を手札に加える。
海外先行新規カードである「Boot-up Corporal-Command Dynamo」は「ガジェット」デッキなら容易に自己特殊召喚が可能なのでエクシーズやリンク召喚の素材としても使いやすく、「Boot-up Order-Gear Charge」と組み合わせることで3体のモンスターを並べることも可能です。
-/Boot-Up Admiral – Destroyer Dynamo
日本語訳 特殊召喚・効果モンスター 星8/地属性/機械族/攻2500/守2500 このカードは通常召喚できない。
手札及び自分フィールドの表側表示のカードの中から、 「ガジェット」モンスターカード2枚を墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。
(1):自分フィールドに「ガジェット」モンスターまたは モンスターに装備された「ガジェット」モンスターカードが存在する限り、 このカードは戦闘・効果では破壊されない。
(2):1ターンに1度、このカード以外のフィールドのカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。
-/Boot-Up Order – Gear Charge
日本語訳 永続魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードの発動時に、 モンスターに装備された自分の「ガジェット」モンスターカードを任意の数だけ対象にできる。 その場合、そのカードを特殊召喚する。 (2):手札を1枚捨てて発動できる。 デッキから「Boot-Up Admiral – Destroyer Dynamo」1体を手札に加える。
エース級の性能を持つ「Boot-up Admiral-Destoroyer Dynamo」ですが、召喚条件の消費枚数や効果を考えるとデュエル序盤に来ても事故の要因になる可能性があります。幸い「Boot-up Order-Gear Charge」で専用サーチも出来るので、手札に来たら使ってみる程度で良いかもしれません。
-/Powerhold the Moving Battery
日本語訳 永続罠
(1):このカードは発動後、効果モンスター(機械族・地・星4・攻0/守2000)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する。 その後、手札・デッキからレベル4の機械族の「ガジェット」モンスター1体を選び、装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。 このカードは罠カードとしても扱う。
(2):このカードの効果で特殊召喚されたこのカードの攻撃力は、 このカードの効果で装備したモンスターの攻撃力の倍アップする。
「Powerhold the Moving Battery」は発動までに1ターンかかりはしますが、金または銀の「ガジェット」モンスターを装備することで攻撃力が3000を越えるため打点として期待できます。そうでなくても罠モンスターでレベル4なためエクシーズ素材に出来たりと使い勝手も良いです。
「ガジェット」モンスターを駆使して展開しながらデッキを回し、並べたモンスターでエクシーズやリンク召喚をしてビートダウンを狙うというのが主なコンセプトになります。
海外先行新規カードを組み合わせた戦術例を一つ紹介します。
手札に「Boot-up Corporal-Command Dynamo」+「レッド・ガジェット」(3色「ガジェット」なら何でも可)+「ゴールド・ガジェット」(金か銀の「ガジェット」または「無限起動ロックアンカー」なら何でも可)の計3枚がある場合に使えるコンボです。
「ゴールド・ガジェット」を召喚しその効果により「レッド・ガジェット」を特殊召喚→「レッド・ガジェット」の効果で「イエロー・ガジェット」をサーチ→
フィールドの2体で「ギアギガントX」をエクシーズ召喚→「ギアギガントX」の効果でエクシーズ素材(「レッド・ガジェット」)を取り除いて「無限起動ロックアンカー」をサーチ→
墓地の「レッド・ガジェット」を装備することで「Boot-up Corporal-Command Dynamo」を手札から特殊召喚→
「Boot-up Corporal-Command Dynamo」と「ギアギガントX」で「プラチナ・ガジェット」をリンク召喚しその効果で手札から「無限起動ロックアンカー」を特殊召喚→「無限起動ロックアンカー」の効果で手札の「イエロー・ガジェット」を特殊召喚→
「イエロー・ガジェット」の効果で「グリーン・ガジェット」をサーチ→「無限起動ロックアンカー」の2の効果で自身と「イエロー・ガジェット」のレベルを8に変更しランク8エクシーズということが出来ます。
墓地にある程度「ガジェット」モンスターが溜まっているなら「Boot-up Corporal-Command Dynamo」と「Boot-up Order-Gear Charge」で3体のモンスターを並べ、3色「ガジェット」を特殊召喚したならサーチで手札の補充をした後にエクシーズやリンク召喚を連続して行うことも出来ます。
まとめ!
今回の海外先行新規カードでは「機動砦 ストロング・ホールド」や「機動要塞 メタル・ホールド」と似た方向性で「ガジェット」が強化されました。
元よりデッキの回転力が高いのが大きな特徴なので、今回の海外先行新規カードも使って展開をしつつ手札を切らさずにエクシーズやリンク召喚で戦っていくことになるのかと思います。