2020年9月12日に発売予定のデッキビルドパック ジェネシス・インパクターズに収録される「マギストス」テーマカードのいくつかの情報が判明しています。
現状判明している「マギストス」カードのイラストから察するに、「召喚師アレイスター」「エンディミオン」「ウィッチクラフト」等の背景ストーリーと関係があることが窺えます。
そこで今回は「聖魔の大賢者エンディミオン」にスポットを当て、「魔法都市エンディミオン」についておさらいしたり「聖魔の大賢者エンディミオン」との関係を考察をしていきます。
「魔法都市エンディミオン」とはどんな国?おさらいしてみた!
公式からの情報、マスターガイドによれば「魔法都市エンディミオン」は魔力により発展している魔法国家のことを指しています。
魔力を結晶化させた石、魔力石を用いる術式を利用しており魔力を持たない者も魔法の恩恵を受けられるというのが大きな特徴です。この魔力石がカードテキストで言う所の魔力カウンターになっています。
「魔法都市エンディミオン」の王が「神聖魔導王エンディミオン」であり、彼の魔法の知識は管理された上で有効活用されるべきという信念を持っています。そのおかげなのか、彼が治める「魔法都市エンディミオン」ではより多くの国民が魔法を利用出来る技術が確立されているようです。
一方魔法の研究機関である「魔導書院ラメイソン」では「魔導書」を用いることで限られた者だけが魔法を行使可能という術式を採用しており、その勢力が次第に拡大していました。
それに対し「神聖魔導王エンディミオン」は自らを「創聖魔導王エンディミオン」と名乗り、いくつもの魔力石を身にまとうことによって抽出された莫大なエネルギーから新たな奇跡生み出す力を得ます。
王の力が増大したことによって「魔法都市エンディミオン」の国家基盤と組織体系を盤石になり、「魔法都市エンディミオン」が持つ力をより多くの者に顕示しその王たる「創聖魔導王エンディミオン」の権力集中が図られました。
「創聖魔導王エンディミオン」は魔法の知識を管理するため、権勢拡大する「魔導書院ラメイソン」と本格的な敵対関係となっており、魔法工芸職人のギルド「ウィッチクラフト」により反映している魔法交易都市の存在も危惧しています。
「創聖魔導王エンディミオン」には側近たちがおり、「マギステル・オブ・エンディミオン」や「エンプレス・オブ・エンディミオン」等がその知識や魔力で王をサポートしています。
また「創聖魔導王エンディミオン」は獣と魔力石を融合させることによって「魔導獣」を生み出す研究を推し進めており、「魔導研究所」では多くの「魔導獣」たちが生み出されています。
カード性能的にも「エンディミオン」と「魔導獣」の両方が魔力カウンターを扱う効果を持っているのはこういった経緯があるからになっています。
「聖魔の大賢者エンディミオン」のストーリー考察!
それは「始まり」の物語。
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— 【公式】遊戯王OCG (@YuGiOh_OCG_INFO) August 11, 2020
「マギストス」が過去の物語であることを踏まえると、「聖魔の大賢者エンディミオン」と後の「魔法都市エンディミオン」には深い関係があるのが窺えます。
「聖魔の大賢者エンディミオン」は「エンディミオン」カードではありますが、魔力カウンターを扱う効果を持っていません。
これは単に「マギストス」テーマのカードであるからかもしれませんが、この時代では魔力石を扱う術式がまだ作られていないと見ることも出来ます。
「聖魔の大賢者エンディミオン」が後の「神聖魔導王エンディミオン」や「創聖魔導王エンディミオン」と同一人物なのかについては今の所断定することは出来ません。
カードステータスとしては属性は違うものの守備力は同じ数値になっています。
加えて「聖魔の大賢者エンディミオン」の名前にある聖魔という単語は「神“聖魔”導王エンディミオン」と「創“聖魔”導王エンディミオン」のどちらにも入っている点も共通項と言うことも出来ます。
また同じく「マギストス」テーマモンスターである「聖魔の乙女アルテミス」はその容姿から「神聖魔皇后セレーネ」と同一人物あるいは親類であることが推測できます。
黒き森のウィッチから聖魔の乙女アルテミス出して
クイックシンクロンサーチして、手札切りながらハリファイバーに向かうの
手札を1枚捨てれる点でクリッターアルミラージパラディオンと差別化できたり?
あとウィッチからだとGヴェーラー以外の誘発はサーチできませんが、パンクラがサーチできます pic.twitter.com/nSufXQ3Oqt
— どりゅう (@sorosorohonki) August 11, 2020
加えて「エンプレス・オブ・エンディミオン」の真の姿が月の女神である「神聖魔皇后セレーネ」であるとマスターガイド6で記されていることも踏まえると、ギリシャ神話の月の女神アルテミスの名を持つ「聖魔の乙女アルテミス」が同一人物である可能性はかなり高いです。
現状判明しているカードでは「聖魔の大賢者エンディミオン」と「聖魔の乙女アルテミス」の関係性が示されているイラストの物はありませんが、仮に「聖魔の大賢者エンディミオン」と「聖魔の乙女アルテミス」が後の「神聖魔導王エンディミオン」と「神聖魔皇后セレーネ」であるなら深い関係である上に付き合いも長いということになります。
また「聖魔の大賢者エンディミオン」が後に「神聖魔導王エンディミオン」になるのであれば、彼が魔法の知識は管理されるべきという信念を持ったきっかけになる出来事が「マギストス」の時代にあったのかもしれません。
後のストーリーとの繋がりという意味でも、「マギストス」の三賢者とその中心であろうもう一人の人物を取り巻く出来事は重要になってくるでしょう
「聖魔の大賢者エンディミオン」のストーリー考察!魔法都市設立の過去が明らかに!?まとめ!!
「聖魔の大賢者エンディミオン」の過去について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
「聖魔の大賢者エンディミオン」の過去についてですが、物語で重要になってくる魔法都市の設立とこのカードが関係していることはまず、間違えないでしょう。
また「エンディミオン」だけでなく、「神聖魔皇后セレーネ」との関係も今後ストーリー展開の中で重要になってくることでしょう。
現在判明している「マギストス」のカードからは、明らかになっていない部分も多いですが、今後新規カードが加わるごとにその内容が明らかになりそうです。
「マギストス」のストーリーに関してコチラでも紹介しております↓
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