2019年3月9日に発売予定のストラクチャーデッキR-ロード・オブ・マジシャン-に新規で収録されるカードの情報が公開されました。
今回はその中でも「エンプレス・オブ・エンディミオン」について考察などをしていきたいと思います。
「エンプレス・オブ・エンディミオン」の考察と考案!
【更新情報】「Vジャンプニュース」更新!
Vジャンプ4月特大号掲載カードを公開!
Vジャンプ4月特大号掲載記事:第2回 『ストラクチャーデッキR – ロード・オブ・マジシャン -』収録の「エンプレス・オブ・エンディミオン」などを公開!!#遊戯王 #VRAINS https://t.co/2qXiV7D668 pic.twitter.com/YgmRN6FDxz
— 【公式】YU-GI-OH.jp (@yu_gi_oh_jp) February 14, 2019
ペンデュラム・効果モンスター 星7/光属性/魔法使い族/攻1850/守2700
【Pスケール:青2/赤2】 (1):自分または相手が魔法カードを発動する度に、このカードに魔力カウンターを1つ置く。
(2):このカードの魔力カウンターを3つ取り除いて発動できる。 手札の魔力カウンターを置く事ができるモンスター1体とPゾーンのこのカードを特殊召喚し、 その2体に魔力カウンターを1つずつ置く。
【モンスター効果】 自分は「エンプレス・オブ・エンディミオン」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合、 自分フィールドの他の魔力カウンターが置かれているカード1枚と相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。 その自分及び相手のカードを持ち主の手札に戻す。 その後、自分フィールドから手札に戻したカードに置かれていた数だけ魔力カウンターをこのカードに置く。
(2):魔力カウンターが置かれたこのカードが戦闘で破壊された時に発動できる。 デッキから「エンディミオン」カード1枚を手札に加える。
ステータス的にサポートカードが多いのは当然ですが、攻撃力が1850の魔法使い族という点は「妖精伝姫」や「憑依装着」と同じなのでそちらのサポートカードの恩恵も受けられます。
ペンデュラム効果ですが、1の効果である魔力カウンターを置く効果は魔力カウンターを溜めて置けるペンデュラムスケールとしても使えますし、このカードに魔力カウンターが3つ溜まればもう1つの効果を使えます。
ペンデュラム効果の2の効果を使うために必要な魔力カウンターは3つですが、そのこと自体はそう難しくありません。
一緒に収録される「魔力統轄」を発動し、その効果により「エンディミオン」魔法カードをサーチして発動するもしくは「エンディミオン」ペンデュラムモンスターをペンデュラムゾーンにセットするだけで計3つの魔力カウンターを溜められます。
自身と手札の魔力カウンターを置けるモンスターを特殊召喚しつつ魔力カウンターを置けるため、事前に特殊召喚したいモンスターをサーチなりサルベージなりをして手札に引き込んでおくと良いでしょう。
モンスター効果ですが、1の効果は自身の特殊召喚成功時に自分と相手のカードをバウンスしつつ自身に魔力カウンターを置けるというものです。
ペンデュラム効果の2の効果を使えば条件が一気に揃うものの、このカードと一緒に特殊召喚したモンスターを手札に戻しては何のために出したのかということになりますので、手札に戻すのならペンデュラムゾーンの「エンディミオン」ペンデュラムモンスターや永続魔法・罠カードを選んでいきたいです。
そもそも魔力カウンターを必要とする2の効果を使うためには魔力カウンターは1個で良いので、ペンデュラム効果で特殊召喚して更にこの効果を使うと魔力カウンターが2つ以上も乗ってしまいます。
そのためまとめて使うメリットはそこまでありません。
魔法使い族であることも含めて特殊召喚する方法は色々ありますので、そちらで特殊召喚したときに使ったほうが良いでしょう。
2の効果は魔力カウンターが置かれている自身が戦闘破壊されることでサーチ効果が発動します。
能動的に発動するなら自爆特攻が一番手っ取り早く、サーチ範囲は「エンディミオン」カードと広いのでかなり使いやすいです。
フィールド魔法「魔法都市エンディミオン」が発動している状況でなら、この効果を使ってもこのカードに置かれていた魔力カウンターが消えずに済むので、魔力カウンターがいくつ置かれていても無駄になりません。
「エンプレス・オブ・エンディミオン」と相性の良いカードは?
「妖精伝姫-カグヤ」
自身の召喚時にデッキから攻撃力1850の魔法使い族モンスターをサーチできる効果、自身と相手フィールドの表側表示モンスター1体を手札に戻す効果を持っています。
「エンプレス・オブ・エンディミオン」の攻撃力が1850であるためサーチが出来ます。
またバウンス効果の汎用性が高い点も評価できる上に種族と属性が一致していることもあり親和性が高いカードでもあります。
「トゥーンのもくじ」
デッキから「トゥーン」カード1枚をサーチする通常魔法カードです。
このカードを使って2枚目の「トゥーンのもくじ」をサーチ、2枚目の「トゥーンのもくじ」を使って3枚目の「トゥーンのもくじ」をサーチ、3枚目の「トゥーンのもくじ」を使って「トゥーン」カードをサーチすることでペンデュラムゾーンの「エンプレス・オブ・エンディミオン」に簡単に魔力カウンターを3つ溜めることが出来ます。
他の魔力カウンターを置けるカードでも使えますし、デッキの圧縮にもなるため使いやすいカードです。
「マジシャンズ・サークル」
魔法使い族モンスターの攻撃宣言時にお互いのプレイヤーは自分のデッキから攻撃力2000以下の魔法使い族モンスターを特殊召喚できるという通常罠カードです。
このカードを使ってデッキから「エンプレス・オブ・エンディミオン」を特殊召喚し、特殊召喚時の効果を使うことでバウンスをしつつ魔力カウンターを自身に溜められます。
またバトルフェイズ中でもあるためそのまま自爆特攻してサーチ効果を発動することが可能です。
まとめ!!
魔力カウンターを3つ使う効果でありながらも自身以外に特殊召喚するのは手札のモンスターであるため、必然的に消費枚数が多くなりやすい効果を持つモンスターです。
いっそのことペンデュラム効果による特殊召喚は諦めて、他のカードで手札・デッキから特殊召喚することに焦点を当てるのも良いと思います。
魔力カウンターを置けるペンデュラム効果は「創聖魔導王 エンディミオン」以外の「エンディミオン」ペンデュラムモンスターが共通で持っているものなので、実際に使う時にはサイコロやおはじき等を使って魔力カウンターの増減が分かりやすいようにすると良いでしょう。