2020年9月12日に発売予定のデッキビルドパック ジェネシス・インパクターズに収録される新たなテーマ「ドライトロン」の情報が公開されました。
今回は初の機械族儀式テーマとなる「ドライトロン」の特徴や相性の良いカードを紹介していきます。
目次
新規儀式テーマ!「ドライトロン」の特徴を紹介!
新規テーマの《ドライトロン》は
《隣の芝刈り》などで複数墓地に溜めてから手札を切って蘇生し、アドを伸ばしながら展開するのが良さそうですね👌
サーチ出来るカウンター罠と、
打点4000で妨害待ちのエースが強そうですね☺️#遊戯王#竜儀巧#竜輝巧#ドライトロン#ジェネシスインパクターズ pic.twitter.com/AfcHNhl9e0— 福岡YPのTCGちゃんねる (@_Toshi___YP) July 14, 2020
このカードは通常召喚できず、「ドライトロン」カードの効果でのみ特殊召喚できる。
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札・フィールドから、このカード以外の「ドライトロン」モンスター
または儀式モンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを手札・墓地から守備表示で特殊召喚する。
その後、(任意で適用できる固有効果)。
この効果を発動するターン、自分は通常召喚できないモンスターしか特殊召喚できない。
「ドライトロン」モンスターは全て光属性・機械族で統一されています。
儀式モンスター以外の「ドライトロン」モンスターはレベル1・攻撃力2000守備力0で統一された特殊召喚モンスターであり、通常召喚できず「ドライトロン」カードの効果でのみ特殊召喚できるという召喚制限を持っています。
また、自分の手札・フィールドから「ドライトロン」モンスターまたは儀式モンスター1体をリリースして発動でき、自身を手札・墓地から守備表示で特殊召喚してその後に固有効果を適用出来るという共通効果を持っています。
この効果を発動するターン自分は通常召喚出来ないモンスターしか特殊召喚できないという制約も持っています。
通常召喚できない特殊召喚モンスターであることから、レベル1としては破格の攻撃力を持つモンスター達となっています。
竜輝巧-エルγ
特殊召喚・効果モンスター
星1/光属性/機械族/攻2000/守 0
このカードは通常召喚できず、「ドライトロン」カードの効果でのみ特殊召喚できる。
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札・フィールドから、このカード以外の「ドライトロン」モンスター
または儀式モンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを手札・墓地から守備表示で特殊召喚する。
その後、自分の墓地から「竜輝巧-エルγ」以外の
攻撃力2000の「ドライトロン」モンスター1体を選んで特殊召喚できる。
この効果を発動するターン、自分は通常召喚できないモンスターしか特殊召喚できない。
極超の竜輝巧
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分は通常召喚できないモンスターしか特殊召喚できない。
(1):デッキから「ドライトロン」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。
高い攻撃力を有しているものの、自身の効果で特殊召喚する場合は守備表示になってしまうため攻撃したい場合は表示形式を変更する効果のカードを使うか表示形式を問わずに特殊召喚できる「竜輝巧-エルγ」や「極超の竜輝巧」を使用する必要があります。
自身の特殊召喚は墓地からも行えるため、コストさえ確保できれば固有効果の使用を目的に数ターンにわたって再利用することも可能です。
固有効果の使用を目的とするなら手札の「ドライトロン」モンスターAをコストに「ドライトロン」モンスターBを特殊召喚→
フィールドの「ドライトロン」モンスターBをコストに墓地の「ドライトロン」モンスターAを自己蘇生ということも可能であり、結果的に「ドライトロン」モンスター1体をフィールドに出しつつ両方の固有効果使用を狙えます。
通常召喚できないモンスター以外の特殊召喚が出来なくなる制約については誤解しやすいですが、通常召喚できるモンスターの通常召喚であれば問題なく利用可能です。
ですので儀式召喚と相性の良いカードの代表例である「マンジュ・ゴッド」等も通常召喚も出来ます。
ただし、同じく儀式召喚と相性が良いとされる「魔神儀」モンスターは通常召喚可能なモンスターでありながら特殊召喚することで効果を活かせるため、「ドライトロン」の制約と衝突してしまうことから相性が悪いです。
儀式魔法
儀式モンスターの降臨に必要。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):攻撃力の合計が儀式召喚するモンスターの攻撃力以上になるように、
自分の手札・フィールドの機械族モンスターをリリースし、
自分の手札・墓地から儀式モンスター1体を儀式召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する場合、
自分フィールドの「ドライトロン」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力を相手ターン終了時まで1000ダウンし、このカードを手札に加える。
テーマの要となる儀式魔法カード「流星輝巧群」は攻撃力の合計が儀式召喚するモンスター以上になるように自分の手札・フィールドの機械族モンスターをリリースし、自分の手札・墓地から儀式召喚するという効果になっております。
レベルではなく攻撃力を参照する極めて特殊な儀式魔法カードであり、儀式素材には種族指定があるものの儀式召喚先には何の指定も無いため「ドライトロン」以外の儀式モンスターも儀式召喚が可能です。
また儀式モンスターを墓地から儀式召喚することも可能ですので、前述した儀式モンスター以外の「ドライトロン」モンスターの特殊召喚効果のコストとして儀式モンスターを使用しても儀式召喚に差支えが無いのは魅力的です。
以上の特徴的な「ドライトロン」カードを利用し、サーチや墓地肥やしで儀式召喚に必要なカードを揃えつつリクルートや蘇生も駆使して儀式素材を確保することが出来ます。
確保した儀式素材で「ドライトロン」儀式モンスターはもちろん「ドライトロン」以外の儀式モンスターを儀式召喚していくことで攻勢に出ていくというのが主な動きになるでしょう。
・・・『流星輝巧群』って『竜儀巧-メテオニス=DRA』リリースしてリリースした
『竜儀巧-メテオニス=DRA』儀式召喚できるんじゃないですか? pic.twitter.com/oI6Lb3Kzp2— 浮幽さくらbot (@Sakura_dayo_) July 15, 2020
竜輝巧-メテオニス
儀式・効果モンスター
星12/光属性/機械族/攻4000/守4000
「流星輝巧群」により降臨。
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのこのカードは相手モンスターの効果の対象にならない。
(2):このカードの儀式召喚に使用したモンスターのレベルの合計が2以下の場合、
このカードは特殊召喚された相手モンスター全てに1回ずつ攻撃できる。
(3):相手ターンに、攻撃力の合計が2000または4000になるように自分の墓地からモンスターを除外し、
その合計2000につき1枚、相手フィールドの表側表示のカードを対象として発動できる。
そのカードを墓地へ送る。
切り札となる「竜輝巧-メテオニス=DRA」は攻守4000という高いステータスだけでなく、モンスター効果への対象耐性・特殊召喚されたモンスターへの全体攻撃・相手ターン中に最大2枚まで相手フィールドの表側表示のカードを対象にして墓地へ送る効果があるため間違いなく強力です。
「ドライトロン」と相性の良いカードを紹介!!
「サクリファイス」
相手モンスターを装備カードにする効果等が有名な攻守0の儀式モンスターです。
「流星輝巧群」はレベルではなく攻撃力を参照しており、自分フィールドの「ドライトロン」モンスターの攻撃力を1000下げることで自己サルベージ出来る効果もあります。
元々の攻撃力が0の「サクリファイス」であれば、「流星輝巧群」によって攻撃力1000となった儀式モンスター以外の「ドライトロン」モンスター1体を素材にしても儀式召喚が可能なため相性が良いです。
攻撃力が低い儀式モンスターとしては「サクリファイス」と同じく元々の攻守が0の「リトマスの死の剣士」や、儀式モンスター以外の「ドライトロン」モンスター1体で素材を賄える上に効果が強力な「クラウソラスの影霊衣」等も相性が良いです。
「サイバー・エンジェル-弁天-」
リリースされた場合に光属性・天使族モンスター1体をサーチできる効果を持っている儀式モンスターです。
儀式モンスター以外の「ドライトロン」モンスターの自己特殊召喚効果のコストとしてこのカードを手札からリリースしても効果を利用できるため、サーチ効果に繋げられます。
サーチ先の候補としては儀式召喚と相性が良い「マンジュ・ゴッド」や「竜輝巧-メテオニス=DRA」と併せれば全体攻撃効果により大ダメージも狙える「オネスト」が有力です。
「スローライフ」
このカードの発動下ではお互いのプレイヤーは1ターンの間に通常召喚か特殊召喚のどちらかしか行えなくなります。
「ドライトロン」は1度も通常召喚せずにモンスターの展開を行えるテーマですので、相手にだけ不利な効果を押し付けることでデュエルを有利に運べます。
昨今の展開力が高いデッキでも通常召喚を展開の起点として行うものがほとんどですので、このロック効果は多くのデッキに刺さります。
「ドライトロン」デッキに「マンジュ・ゴッド」等を採用したい場合は自分にもデメリットがありますので、「スローライフ」を採用する際はそのことを視野に入れたデッキ構築をすると良いでしょう。
「ドライトロン」テーマの特徴と相性の良いカードについてのまとめ!
「ドライトロン」は初の機械族の儀式テーマでありますが、特徴として今までの儀式テーマとは異なるテーマであり、中級者向けというイメージがあります。
純構築で組んでも十分強力なテーマかと思いますが、他のテーマと組み合わせて組んでみても面白いテーマなのでは無いでしょうか?
今後色々な混合テーマが考案されそうな面白いテーマなので、個人的に色々な儀式テーマや相性の良いテーマを模索してみたいですね!
コチラでは、当サイトで組んだ「ドライトロン」デッキレシピを紹介しております↓