基本パックのライズ・オブ・ザ・デュエリストにて新登場したテーマ「ドラグマ」はイラストから感じ取れるストーリー性も注目されています。
「ドラグマ」は第10期で言う所の「星遺物」と同じように壮大なストーリ―を持ったテーマとして実装したと思われ、今後も様々な展開を繰り広げることが予想されます。
そこで今回は「ドラグマ」に関するストーリーや世界観などを考察していきます。
「ドラグマ」モンスターと世界観についての考察!
某サイトのフラゲ情報では、恐らく4月21日に発売のVジャンプに乗っていると思わしき「ドラグマ」の背景ストーリーが判明していました。
今回はそれを踏まえた上での考察をしていきたいと思います。
曰く、“深淵”と呼ばれる外界より隔絶された大陸があり、そこでは“ホール”という名の異常現象が発生し人々や土地を異空間へ飲み込む反面、極稀に人智を超えた力をその地に与えることもあったそうです。
それは未知の暗黒物質や超文明の遺物であったり、はたまた生命でさえも……。これが世界観の説明となっています。
初めの舞台である「ドラグマ」についてですが、“深淵”の極北に位置する大国が「教導国家ドラグマ」となっています。
教導国家の名の通り、教会が国家運営の中心でありトップは「教導の大神祇官」が務めています。
「ドラグマ」には信徒が所属している教導軍があり、信徒の証である“聖痕”を通じて奇跡の力を操り邪教徒と戦いを繰り広げています。
“聖痕”とはどんなものかと言うと、全ての信徒に与えられる証です。
神器である「教導枢機テトラドラグマ」から授かった神の力が「教導の大神祇官」を介して分け与えられることで不可思議な現象、奇跡を発現させます。
この奇跡の力が特に強い者が教導軍の兵士になり戦いに身を投じています。
「ドラグマ」には2人の聖女がいます。一人は教会に育てられた「教導の聖女エクレシア」であり、その清らかな人柄から人々に慕われています。
公式の設定画ではご飯をよく食べるタイプとのことなので、そういった可愛らしさからも人好きのする性格であろうことが察せられます。
もう一人は「教導の騎士フルルドリス」であり、類稀な強大な力によって3つの神器(剣・盾・鎧)を一人で操る教導軍の騎士長でもあります。
今の所顔については分かっていませんが、その地位や力からもカリスマ的な存在として聖女として心の拠り所となっているようです。
「教導の聖女エクレシア」が可愛い系であるなら「教導の騎士フルルドリス」はカッコイイ系の聖女とも考えられます。
以上のことから「教導の鉄槌テオ」や「教導の天啓アディン」も教導軍に所属していることが分かります。
具体的なことは分かりませんが、邪教徒と戦う教導軍であることと教導軍に所属していると思しき「ドラグマ」モンスター達の効果から推察するに、エクストラデッキから特殊召喚されたモンスター≒邪教徒と受け取ることも出来ます。
「ドラグマ」について少し分かったところで、今度は「アルバスの落胤」について気になってきます。
落胤という言葉には身分や地位がある男が正妻以外に産ませた子という意味がありますが、そのままであるなら「アルバスの落胤」は「ドラグマ」のある程度身分の高い人間の落とし子であると取れます。
しかし、光属性・魔法使い族で統一された「ドラグマ」に対して彼は闇属性・ドラゴン族であり、“聖痕”らしきものが見当たらない上に着ている服装の違いからも教導軍ではないどころかが察せられます。
加えて設定画にある耳の形や肌の色の違いから「ドラグマ」の人々とはそもそも種族が違うようにも考えられます。
ちなみに「アルバスの落胤」の背格好は「教導の聖女エクレシア」と同じくらいということですが、「教導の聖女エクレシア」が大柄には見えないことから「アルバスの落胤」が若干小柄なのかもしれません。
更に言うなら「ドラグマ」がエクストラデッキのモンスターを墓地から除外したり直接墓地へ送ったりすることに対して「アルバスの落胤」は相手モンスターと自身を素材に融合召喚する効果を持っているため、このことが示唆しているであろうストーリー性も非常に興味深いです。
また神器である「教導枢機テトラドラグマ」に竜の意匠が施されていることも今後関わってきそうな要素でもあります。
「ドラグマ」のストーリー性についての考察!!
「ドラグマ」のストーリーに関わるイラストのカードはいくつかあり、そのカードと共に考察していきます。
まず「天底の使徒」ですが、「教導の聖女エクレシア」と兜を外している「教導の騎士フルルドリス」が空から落ちてきている謎の物体に注目しているイラストなっています。
「教導の騎士フルルドリス」の素顔が見えないことについては惜しいですがそれは置いといて、肝心の何が落ちてきているかについてはよく分かりません。
赤黒い影は竜の形に見えなくもないですし、その更に上空には何かの建造物にも見える物体があります。
邪教徒の仕業……だったらその力の規模には驚きですが、異空間に繋がっているという“ホール”から何かが出現し「ドラグマ」へ飛来してきていると見ることも出来ます。
次に「ドラグマ・エンカウンター」ですが、戦場のような場所で「教導の聖女エクレシア」と「アルバスの落胤」が遭遇しているイラストです。
敵なのか味方なのかという緊迫したワンシーンであり、この状況からも「アルバスの落胤」が「ドラグマ」の教導軍陣営ではないであろうことが分かります。
このイラストにもあるように「アルバスの落胤」と「教導の聖女エクレシア」の存在が今後のストーリーの鍵を握っているのではないかと個人的には思っています。
最後に「灰燼竜バスタード」ですが、「アルバスの落胤」の効果や「灰燼竜バスタード」の融合素材から考えるに「アルバスの落胤」がその力を発現させた(変身した?)姿だと思われます。
「アルバスの落胤」がどうしてこのような力を持つのかは現段階では謎であり、“聖痕”が無いのであれば当然「ドラグマ」の教導軍が用いる奇跡の力とも別種の物になります。
“ホール”の設定と「アルバスの落胤」の特徴を改めて考えると、「アルバスの落胤」は“ホール”を通じて異空間から現れた(「天底の使徒」に映っているのと同じ?別?)とも想像できますが、確たる根拠は今の所ありません。
いずれにせよ、現段階では不明な点が多く、今後新弾が発売していく事にストーリーが進んでいき、この2人の関係性が明らかになっていくことでしょう。
「ドラグマ」のストーリー考察についてのまとめ
「ドラグマ」のストーリーの考察についての紹介でしたが、イラストからも分かる通り、謎多き部分が非常に多く、今後のストーリー展開が正直読めません。
恐らく今後、邪教徒が現れ、戦いが始まることは今回のイラストを見る限り察しが付きますし、今回のストーリーはあくまで序章に過ぎません。
今後どんな展開が待ち受けているのか続報を待ちたいところです。
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