2020年4月18日発売予定の「ライズ・オブ・デュエリスト」に新規テーマである「ドラグマ」が加わることが本日発表されましたね!
多くのモンスターが相手のエクストラデッキのモンスターメタを持っており、「アルバスの落胤」がキーカードになるテーマです。
今回はそんな【ドラグマ】テーマの相性の良いカードやこのテーマの特徴を見ていきたいと思います。
新規テーマ【ドラグマ】の特徴を紹介!
教導(ドラグマ)はEXメタのデッキかぁ。なかなか面白そうだし普通に強そう。最後の一応ドラグマテーマの中にはいるけどドラグマ名称は持たない2枚は汎用性高そうだね。#遊戯王 pic.twitter.com/uwCexr6xaK
— 聖也 (@seiya_mirafwo) April 10, 2020
「ドラグマ」の特徴として、最初に言えるのは属するモンスターが魔法使い族・光属性という点とエクストラデッキへのメタ効果を持つモンスターが多いことです。
相手のエクストラデッキへのメタ効果を持つモンスターが多い反面、自分もエクストラデッキを使いにくい特徴があります。
「ドラグマ」デッキの特徴は自身のエクストラデッキからモンスターを墓地に送りつつ、エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターに対して有利に立ち回り、「アルバスの落胤」で「灰燼竜バスタード」を融合召喚したり、上級「ドラグマ」モンスターで制圧していくビートダウンデッキとなります。
「ドラグマ」下級モンスターは全てレベル4で以下の共通効果をもっているのも特徴です。
このカード名の(1)(Y)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):EXデッキから特殊召喚されたモンスターがフィールドに存在する場合に発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。
(X):このカードはEXデッキから特殊召喚されたモンスターとの戦闘では破壊されない。
(Y):(固有効果)
今回登場した「ドラグマ」下級モンスターは「教導の聖女エクレシア」「教導の鉄槌テオ」「教導の天啓アディン」の3体であります。
この3体については、固有効果のみを紹介しますのでご了承ください。
教導の聖女エクレシア
効果モンスター 星4/光属性/魔法使い族/攻1500/守1500 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):EXデッキから特殊召喚されたモンスターがフィールドに存在する場合に発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。 デッキから「教導の聖女エクレシア」以外の「ドラグマ」カード1枚を手札に加える。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
(3):このカードはEXデッキから特殊召喚されたモンスターとの戦闘では破壊されない。
まずデッキの基本エンジンとなるのは「教導の聖女エクレシア」です。
まず「教導の聖女エクレシア」で「ドラグマ」カードをサーチしていきます。
自分フィールドの全ての「ドラグマ」モンスターの攻撃力は500アップする。
教導の騎士フルルドリス
効果モンスター
星8/光属性/魔法使い族/攻2500/守2500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):EXデッキから特殊召喚されたモンスターがフィールドに存在する場合、 自分・相手のメインフェイズに発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。
自分フィールドに他の「ドラグマ」モンスターが存在する場合、 さらにフィールドの表側表示モンスター1体を選んでその効果をターン終了時まで無効にできる。
(2):自分の「ドラグマ」モンスターの攻撃宣言時に発動できる。 自分フィールドの全ての「ドラグマ」モンスターの攻撃力は500アップする。
この時サーチしたいのが「ドラグマ」上級モンスターである「教導の騎士フルルドリス」です。
「ドラグマ」モンスターの中でも高い攻撃力を持ち、エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターがいれば、即座にこのモンスターを特殊召喚することができます。
またこのモンスターの効果を相手ターンに発動すれば、相手の動きを止める事が出来る他、最近強化された「三幻魔」の1体である「神炎皇ウリア」などに打てば、攻撃力を0にして、このモンスターで大ダメージを与えるといったことも可能です。
「教導の騎士フルルドリス」以外にもエクストラデッキから特殊召喚されたモンスターを弱体化しつつ、自身を強化出来る「教導の鉄槌テオ」
自身が破壊された時に自身と同名以外の「ドラグマ」モンスターをリクルート出来る「教導の天啓アディン」など状況に応じて「教導の聖女エクレシア」でサーチすると良いでしょう。
「ドラグマ」デッキには「教導の騎士フルルドリス」の他にエースモンスターがおります。
「マクシムス・ドラグマ」と「教導枢機テトラドラグマ」で同じ上級モンスターである「教導の騎士フルルドリス」と比べてやや厳しい召喚条件を持っております。
効果モンスター
星8/光属性/魔法使い族/攻1500/守3000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地から融合・S・X・リンクモンスター1体を除外して発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分メインフェイズに発動できる。 自分のEXデッキからカード名が異なるモンスター2体を墓地へ送る。
相手は自身のEXデッキからモンスター2体を墓地へ送る。 この効果の発動後、ターン終了時まで自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
「マクシムス・ドラグマ」は自分の墓地から融合・S・X・リンクモンスター1体を除外して特殊召喚すると条件を持っておりますが、「ドラグマ」のもう1つの特徴として、「自分のエクストラデッキを墓地に送る」という効果の発動コストを持つカードが何枚か存在します。
天底の使徒
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):EXデッキからモンスター1体を墓地へ送る。
その後、墓地へ送ったモンスターの攻撃力以下の攻撃力を持つ、 「ドラグマ」モンスターまたは「アルバスの落胤」1体を自分のデッキ・墓地から選んで手札に加える。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
自身のエクストラデッキのモンスター墓地に送ることで、その攻撃力以下の「ドラグマ」モンスター又は「アルバスの落胤」をサーチする「天底の使徒」
教導国家ドラグマ
フィールド魔法
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、 自分フィールドの「ドラグマ」モンスターはEXデッキから特殊召喚されたモンスターの効果の対象にならない。
(2):自分の「ドラグマ」モンスターが相手モンスターと戦闘を行ったダメージ計算後に発動できる。 その相手モンスターを破壊する。
(3):フィールドゾーンの表側表示のこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。 お互いはそれぞれ自身のEXデッキからモンスター1体を墓地へ送る。
「ドラグマ」モンスターに耐性付与と戦闘補助を与えつつ、このカードが破壊された時にエクストラデッキのカードを墓地に送れる「教導国家ドラグマ」
ドラグマ・パニッシュメント
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターの攻撃力以上の攻撃力を持つモンスター1体を自分のEXデッキから墓地へ送り、 対象のモンスターを破壊する。 このカードの発動後、次の自分ターンの終了時まで自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
罠カード故に発動にラグはあるものの、自分のエクストラのモンスターを墓地に送りつつ、相手のモンスターを破壊できる「ドラグマ・パニッシュメント」などがあるので、墓地に送ると効果を発揮する「旧神ヌトス」などを墓地に送りつつ、使い終わったこれらのモンスターをコストに「マクシムス・ドラグマ」を発動していくと良いでしょう。
教導枢機テトラドラグマ
特殊召喚・効果モンスター
星11/光属性/魔法使い族/攻3200/守3200
このカードは通常召喚できず、このカードの効果でのみ特殊召喚できる。
(1):自分・相手の墓地の融合・S・X・リンクモンスターを合計4体対象として発動できる。 このカードを手札から特殊召喚し、対象のモンスターを除外する。
(2):特殊召喚されたモンスターとこのカードが戦闘を行うダメージステップ開始時に発動する。 相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。 その後、この効果で破壊した融合・S・X・リンクモンスターの数×800ダメージを相手に与える。
そしてもう1枚の上級モンスターは「教導枢機テトラドラグマ」で自身の効果でのみ特殊召喚できるモンスターで、特殊召喚の条件は自分・相手の墓地の融合・S・X・リンクモンスターを合計4体対象としてこのカードを特殊召喚後、対象のモンスターを除外する効果を持っております。
相手がシンクロ・リンクを多用するテーマであれば、墓地にこれらのモンスター4体は比較的に早く溜まるので、特殊召喚の条件は満たしやすいです。
しかし、注意しなければいけないのが、相手の墓地にそれらのモンスターが溜まらない場合は、コチラでコストとなるモンスターを準備しなければなりません。
その場合、「ドラグマ」関連の効果で自身のエクストラデッキからモンスターを落として、条件を揃えていく形になります。
条件は相手依存の部分もあり、こちらで揃えるには一手間かかるモンスターでありますが、2つ目の効果は特殊召喚したモンスターと戦闘を行うダメージステップ時に相手の特殊召喚されたモンスターを一気に墓地に送れる点は非常に制圧力が高く、場合によっては相手のモンスターを全滅させることも可能です。
このカードについては採用枚数を抑えておき、ここぞという時に「教導の聖女エクレシア」でサーチするといいでしょう。
そして最後に忘れてはいけないカードが「アルバスの落胤」と融合モンスターである「灰燼竜バスタード」です。
「アルバスの落胤」は「ドラグマ」モンスターでは無いものの、自身に「超融合」を内蔵しているモンスターであり、「天底の使徒」「ドラグマ・エンカウンター」のサポートを受けられます。
灰燼竜バスタード
融合・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
「アルバスの落胤」+攻撃力2500以上のモンスター
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの攻撃力は、
このカードの融合素材としたモンスターの元々のレベルの合計×100アップする。
(2):このカードが融合召喚に成功したターン、
このカードはEXデッキから特殊召喚された他のモンスターが発動した効果を受けない。
(3):このカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから「ドラグマ」モンスターまたは「アルバスの落胤」1体を選び、手札に加えるか特殊召喚する。
このカードもまた相手依存であるものの、「アルバスの落胤」を使って「灰燼竜バスタード」の融合召喚を狙って行きます。
「灰燼竜バスタード」の3つ目の効果の発動はエンドフェイズと遅いものの、「ドラグマ」と相性が良く、エクストラデッキから直接墓地に送っても効果が発動出来るので、最低でも2枚はエクストラデッキに入れておきたいモンスターです。
【ドラグマ】デッキと相性の良いカードを紹介!
「オネスト」
「ドラグマ」デッキは基本的に相手依存となります。
相手がエクストラデッキを多用するデッキであれば、コチラに分がありますが、相手がエクストラを使わないテーマであった場合、「ドラグマ」の持ち味を活かしにくくなります。
コチラはエクストラデッキからの召喚が制限されていることが多いので、戦闘で不利な盤面に追い詰められる場合も考えなければなりません。
シンプルではありますが、「オネスト」があれば、光属性である「ドラグマ」は1度の戦闘のみ、ほぼ無敵です。
戦闘のみで押し切らなければならない時に「オネスト」は心強い味方になってくれます。
「転生炎獣アルミラージ 」
「マキシマムドラグマ」を特殊召喚する為の条件として、このカードが役に立ちます。
「マキシマムドラグマ」は「ドラグマ」の制約上エクストラデッキからモンスターを特殊召喚するのが非常に難しく、真っ当な手段で墓地にエクストラデッキのモンスターを揃えるのは難しいです。
「教導の天啓アディン」を素材にこのカードをリンク召喚し、このカードの1の効果を使えば墓地にリンクモンスターであるこのカードが墓地に落ちるので、「マキシマムドラグマ」の特殊召喚条件を満たせます。
「貪欲な壺」
エクストラデッキを墓地に送る「ドラグマ」テーマではコストにするエクストラデッキの枚数が大事だったりします。
エクストラデッキのモンスターを墓地に落としていると早い段階で墓地にモンスターが溜まります。
このカードで墓地からエクストラデッキに戻すことで、2ドローしつつ、エクストラデッキにモンスターをサルベージできる為、相性が良いです。
新規テーマ【ドラグマ】についてのまとめと評価!
「ドラグマ」テーマは他のテーマとは違う色を持ったテーマであるものの、相手依存であるテーマというのが個人的な意見となります。
相手がエクストラデッキを主体とするテーマであればコチラがかなり有利にデュエルを持っていく事が出来る一方で、相手がエクストラデッキを使わないテーマであれば、「ドラグマ」の持ち味を生かすのは難しくなってくる事でしょう。
とはいえ、イラストがかっこいい上にストーリー性も高いテーマなので、今後の強化とストーリー展開が待ち遠しいところです!!
コチラでは「ドラグマ」のデッキレシピを紹介しております!!