2019年12月21日発売予定のレジェンダリーゴールドボックスにて「深淵の青眼龍」の登場が判明しました。
今回は「ブルーアイズ」関連の新規強化カードである「深淵の青眼龍」について考えていきたいと思います。
目次
新たな「ブルーアイズ」!「深淵の青眼龍(ディープ・オブ・ブルーアイズ)」効果の考察と考案!!
レジェンドボックス4箱予約してるので他の世代モンスターと深淵の青眼龍との交換募集する予定です!
もし機会があればよろしくお願い致します! pic.twitter.com/9ZbneWckRB— ロッティ@取引垢 (@forest_of_elf3) December 12, 2019
レベル8の光属性・ドラゴン族モンスターであり、攻守は2500あります。
効果について順番に考察していく前に決して無視できない効果外テキストを持っています。
このカードの効果は自分のフィールドまたは墓地に「青眼の白龍」が存在する場合にしか発動できないという制限があります。
この制限によって「深淵の青眼龍」を運用するためには「青眼の白龍」との併用が必須になるため、採用するのは「ブルーアイズ」デッキが主になるかと思います。
展開力の高いドラゴン族デッキに「青眼の白龍」とセットで出張採用するということも出来なくはないですが、事前に「青眼の白龍」をフィールドか墓地に用意しなくてはならないという手間は軽くないため使い勝手がいいとは言えないでしょう。
1の効果は儀式魔法または「融合」をサーチする効果ですが、発動するためには前述した制限に加えてこのカードを特殊召喚する必要があります。
自己特殊召喚効果は持っていませんが、「ブルーアイズ」モンスターなので「太古の白石」を使ったりドラゴン族サポートカードで出すという手段があります。
サーチ先としては「ブルーアイズ」デッキに採用することが前提なのであれば「ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン」に繋げられる「カオス・フォーム」が無難な所かと思います。
「融合」をサーチする場合、「青眼の双爆裂龍」を出すにしても自分フィールドと手札に「青眼の白龍」が1体ずついるような状態でもない限り使わないため基本は儀式魔法サーチと見た方が良いかもしれません。
2の効果はレベル8以上のドラゴン族モンスターをサーチする効果であり、発動タイミングが自分エンドフェイズと遅れるものの幅広いモンスターをサーチできます。
1の効果で儀式魔法をサーチした場合、この効果で「ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン」をサーチすればターンはかかるものの儀式召喚するために必要な儀式モンスターと儀式魔法が揃います。
「ディープアイズ・ホワイト・ドラゴン」をサーチすれば「ブルーアイズ」モンスターが破壊された場合の保険兼切り返しのための手段として有用です。
3の効果は墓地の自身を除外することで自分フィールドのレベル8以上のドラゴン族モンスターを全体強化する効果であり、起動効果ではあるもののその数値は1000と高めです。
1や2の効果で繋げた「ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン」の攻撃力を1000上げれば相手の守備力1000以下の守備表示モンスターを攻撃するだけでワンショットキルも狙えます。
そうでなくともレベル8以上のドラゴン族モンスターは高い攻撃力を持っているため複数体並べて全体強化をした後に総攻撃をしかければ相手のライフを削りきることは十分可能かと思われます。
「深淵の青眼龍(ディープ・オブ・ブルーアイズ)」と相性の良いカードを紹介!!
「太古の白石」
前述もしましたが「深淵の青眼龍」のリクルート手段として有用です。
「深淵の青眼龍」の効果を使うための準備方法としては、「竜の渓谷」や「竜の霊廟」等で「青眼の白龍」を墓地に送っておいたり、「ブルーアイズ」デッキではよく見られる「ドラゴン・目覚めの旋律」で「青眼の白龍」と一緒にサーチした「青眼の亜白龍」を特殊召喚しておく等が挙げられます。
準備が出来たら「太古の白石」を墓地に送ることで「深淵の青眼龍」のリクルートを狙えます。
「ドラゴン・目覚めの旋律」の手札コストとして「太古の白石」を墓地へ送れると無駄がありません。
「太古の白石」の効果でリクルートできるのはエンドフェイズですが、「深淵の青眼龍」は特殊召喚成功時とエンドフェイズに発動できる効果を持っているため、制限さえ何とか出来れば1と2の効果でアドバンテージの獲得が出来ます。
「トレード・イン」
「ブルーアイズ」デッキを筆頭に高レベルドラゴン族モンスターを扱うデッキでは、墓地肥やしからの蘇生という流れで最上級ドラゴン族モンスターに繋げることも多いです。
「深淵の青眼龍」はレベル8なので「トレード・イン」のコストとして使えますし、その後「復活の福音」等を使えば蘇生して効果の発動を狙えます。
蘇生することが出来ないという状況でも、自分フィールドにレベル8以上のドラゴン族モンスターがいれば3の全体強化に期待するということも出来ます。
「深淵の青眼龍(ディープ・オブ・ブルーアイズ)」の採用枚数と現段階での評価は?
「深淵の青眼龍」は効果を使えれば優秀なモンスターではありますが、効果の制限の都合上一番使いこなせる「ブルーアイズ」デッキですら最序盤では使い難いカードである上に自己特殊召喚効果を持たないため手札に来た際の事故率はある程度覚悟しなくてはなりません。
フィニッシャーとして活躍できる「ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン」や奇襲性が高く強力な「ディープアイズ・ホワイト・ドラゴン」に繋げやすいという利点はありますが、事故率のことを考えると1枚採用が無難でしょう。
よほど「青眼の白龍」の回転率が高くても2枚積みが限界かと思われます。
軽くない制限や特殊召喚する手段の確保など懸念点はあるものの効果を使うことさえできればメリットも多い優秀なモンスター、というのが総合的な評価になります。
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