2020年9月12日にてデッキビルドパック ジェネシス・インパクターズが発売しました。
それぞれ特徴が大きく異なる「マギストス」「イビルツイン」「ドライトロン」の3種の新規テーマが登場し、それらと相性のいいカードの再録もされました。
今回はそんなジェネシス・インパクターズの影響で相場価格が高騰したカードの紹介やこれから高騰するかもしれないカードの予想をするので、カードの売買を検討している人は参考にしてみてください。
目次
ジェネシス・インパクターズの影響で高騰したカード・今後高騰するカードを予想!
「召喚師アレイスター」
【 3枚セット 】遊戯王 日本語版 LVP1-JP099 Aleister the Invoker 召喚師アレイスター (ノーマル)
自身を手札から捨てることで融合モンスターの強化が出来る効果と召喚・リバース時に「召喚魔術」1枚をサーチする効果を持つ下級モンスターです。
サーチ先でもある「召喚魔術」との組み併せによって何度も使い回せたりと、「召喚獣」デッキの要となるモンスターでもあります。
昨今の大会環境で「ドラグマ」や「シャドール」と複合させたデッキが活躍していることもありますが、「マギストス」テーマとの相性の良さも注目されて高騰しています。
「マギストス」モンスターも「召喚師アレイスター」も魔法使い族であることからシナジーがあり、属性変更効果を持つ「法典の賢者クロウリー」等は「召喚獣」モンスターの融合素材としても有用です。
「マギストス」と「召喚獣」はカードイラストに関連性があるため、ファンデッキを作る際には気になりやすい他テーマを採用した時の違和感も少ないでしょう。
また、高騰が予想されてはいるものの、2020年10月に適用になる制限改定でこのカードが制限になる可能性もあり、その影響で価格が落ち着く可能性も十分にありますので、購入の際はその辺も考慮してみることをおすすめします。
「サイバネット・マイニング」
【 3枚セット 】遊戯王 日本語版 DANE-JP051 Cynet Mining サイバネット・マイニング (ウルトラレア)
手札1枚をコストにして発動でき、レベル4以下のサイバース族モンスター1体をサーチする効果の通常魔法カードです。
手札コスト有りのサイバース族版「増援」とも言えるカードであり、サイバース族の下級モンスターをキーカードにしているデッキではとりあえず採用できる便利カードでもあります。
「イビルツイン」テーマの影響によって現在価格が高騰しており、ジェネシス・インパクターズで再録しなかったこともあって今後更なる高騰が予想されます。
展開の初動でありリンク素材となる「Live☆Twin キスキル」か「Live☆Twin リィラ」のどちらかをサーチできることから、「サイバネット・マイニング」は「イビルツイン」デッキの安定力の向上に貢献できます。
とはいえ「イビルツイン」関連カードの中にはサーチ効果やリクルート効果を持つ物も複数あるため、積極的な採用が望まれるものの必ずしもフル投入が必須なカードというわけでもないのでデッキのコンセプトや構築割合などと相談すると良いでしょう。
「ダーク・オカルティズム」
【 3枚セット 】遊戯王 日本語版 DP22-JP004 Dark Spirit’s Mastery ダーク・オカルティズム (スーパーレア)
「ウィジャ盤」をサポートする効果とは別に、手札1枚をコストにデッキ・墓地からレベル8の悪魔族モンスターを手札に加えられる効果を持つ通常魔法カードです。
サーチが難しいレベル8の悪魔族モンスターをサーチできる貴重な手段であり、サーチではなくサルベージすることも出来ることから使い勝手も良いです。
「イビルツイン」デッキにとってはエースである「Evil★Twins キスキル・リィラ」をサーチ出来る手段になるため高騰しました。
しかし「Evil★Twins キスキル・リィラ」は条件を満たせば墓地から自己特殊召喚できるため「おろかな埋葬」のような墓地肥やしカードでも引き込む手段となりますし、「イビルツイン」関連カードである「シークレット・パスフレーズ」でもサーチすることが出来るため「ダーク・オカルティズム」をどれくらい採用するかはプレイヤー次第になります。
「トロイメア・ユニコーン」
トロイメア・ユニコーン スーパーレア 遊戯王 フレイムズ・オブ・デストラクション flod-jp047
カード名が異なるモンスター2体以上で出せる汎用リンク3モンスターであり、リンク召喚成功時に手札を1枚コストにすることでフィールドのカード1枚を対象にしてデッキバウンスする効果を持っています。
その汎用性の高い素材と効果から昨今の大会環境で採用率の高いカードでもありますが、悪魔族リンクモンスターという点が「イビルツイン」デッキと相性が良いこともあって高騰しています。
「イビルツイン」デッキではリンクモンスターである「Evil★Twin キスキル」と「Evil★Twin リィラ」が展開効果を持っていますが、その代わりにそのターン中自分はエクストラデッキから悪魔族モンスター以外を特殊召喚できなくなるという制約があります。
「トロイメア・ユニコーン」であればその制約を気にせずにリンク召喚ができる上にデッキバウンスによる除去も期待できるでしょう。
「ミスティック・パイパー」
遊戯王 茶 ミスティック・パイパー(SR)(EXVC-JP005)
自身をリリースすることで自分は1枚ドローでき、ドローしたカードがレベル1モンスターであればもう1枚ドローできるという効果を持った下級モンスターです。
デッキのレベル1モンスターの割合次第では比較的高い確率で召喚権を使う代わりに2枚ドローが狙えるためハンドアドバンテージを稼ぐことが出来ます。
儀式モンスター以外のモンスター全てがレベル1モンスターであり、尚且つ召喚権を使わずに展開が出来る「ドライトロン」テーマとの相性の良さから高騰しました。
現在では価格も落ち着いてきているようです。
ジェネシス・インパクターズの影響で高騰したカード・これから高騰するカードを予想についてのまとめ!!
ジェネシス・インパクターズの影響で高騰したカードとこれから高騰するカードの予想についての紹介でしたが参考になりましたでしょうか?
今回紹介したカードはすでに高騰が始まっているものもありますが、紹介したカードのほとんどがフル投入必須ではなく、どれくらいの枚数をいれるのかはプレイヤー次第のところがあるので、購入の際は予め作るデッキをイメージしてから購入すると良いかと思います。
ジェネシス・インパクターズに関しての記事はコチラ↓
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