2022年7月16日は基本パック ダークウィング・ブラストの発売日です。
ダークウィング・ブラストでは新規テーマの登場に加えて多くの既存テーマも強化され、更には汎用的に使えるカードも多数収録されています。
今回はそんなダークウィング・ブラストの影響でシングル価格の上昇が予想されるカードについて紹介していきます。
中には既に価格が高騰しているカードも多いですが、今回紹介するのは
今後(ダークウィング・ブラストの発売後)更に価格の上昇が予想されるカード
となりますので、
ダークウィング・ブラスト購入予定の方や、収録テーマを新たに組む方や強化予定の方
は是非参考にしていただければ幸いです。
ダークウィング・ブラストの影響で高騰が予想されるカード8選を紹介!
「No.89 電脳獣ディアブロシス」
No.89 電脳獣ディアブロシス 【CP17-JP045】【UR】_[中古]
エクシーズ・効果モンスター
ランク7/闇属性/サイキック族/攻2800/守1200
レベル7モンスター×2
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
相手のEXデッキを確認し、その内の1枚を選んで裏側表示で除外する。
(2):このカードが戦闘でモンスターを破壊したバトルフェイズ終了時、
相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを裏側表示で除外する。
(3):相手のカードが裏側表示で除外された場合に発動できる。
裏側表示で除外されている相手のカードの数だけ、
相手のデッキの上からカードを裏側表示で除外する。
ランクが7であることや裏側表示で除外に関する効果を持つことから本パックで登場する新規テーマの内の1つ「クシャトリラ」と相性が良いと注目されているエクシーズモンスターです。
「クシャトリラ・シャングリラ」と並べられれば、相手の空いているモンスターゾーンを複数使用不能にして展開できないようにすることも可能となっています。
「クシャトリラ」テーマの詳細が判明して以降高騰が続いているカードであり、ダークウィング・ブラストの発売以降「クシャトリラ」デッキが大会環境でどのような活躍が出来るか今はまだ分かりませんが、多くのユーザーから注目を集めている新規テーマであることは間違いないので更なる価格上昇が予想されます。
「混沌領域」
遊戯王 混沌領域 WPP1-JP014 スーパー 【ランクB】 【中古】
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札から光属性または闇属性のモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
そのモンスターとは属性が異なり、
レベル4~8の通常召喚できない光・闇属性モンスター1体をデッキから手札に加える。
(2):墓地のこのカードを除外し、
除外されている自分の通常召喚できない光・闇属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキの一番下に戻す。
その後、自分はデッキから1枚ドローする。
本パックで登場する「ビーステッド」は光属性と闇属性の両方を扱うテーマであり、テーマのキーカードである「深淵の獣ルベリオン」は通常召喚が出来ないレベル8の光属性であるためこのカードでのサーチに対応しています。
コストにしたカードもその後の「ビーステッド」モンスターの自己特殊召喚に繋げられるため、墓地にカードが無い最序盤で能動的に動くための手段としても活用できます。
「ビーステッド」は相手デッキ次第では相手の先攻1ターン目から動けるテーマであるということや、昨今の大会環境で活躍している「イシズティアラメンツ」デッキとの相性などからも注目を集めています。
「忍者マスター HANZO」
遊戯王 忍者マスターHANZO(SR)(ORCS-JP029)
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻1800/守1000
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「忍法」カード1枚を手札に加える。
(2):このカードが反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「忍者マスター HANZO」以外の「忍者」モンスター1体を手札に加える。
「忍者」デッキにおけるキーカードの内の1枚であり、ダークウィング・ブラストにて「忍者」テーマが強化されることで利用価値が更に上がるカードでもあります。
Vジャンプの付属カードとして新しい「忍者」モンスターが登場したこと等から「忍者」テーマ強化は予想されていたことでもありましたが、実際に詳細が判明した際、新規カードの性能・イラストアド・枚数が予想以上だったこともあり、ファンにとっては嬉しい強化となります。
今回の強化を機に「忍者」テーマに興味を持った人もいるかと思うので、需要の増加による価格上昇が予想されます。
「聖占術姫タロットレイ」
遊戯王 聖占術姫タロットレイ(CR)(CPD1-JP035)
儀式・効果モンスター
星9/光属性/天使族/攻2700/守1200
「聖占術の儀式」により降臨。
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できず、相手ターンでも発動できる。
(1):フィールドの裏側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを表側攻撃表示にする。
(2):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
(3):自分エンドフェイズに発動できる。
自分の手札・墓地のリバースモンスター1体を選んで裏側守備表示で特殊召喚する。
「占術姫」デッキのエースモンスターであり、今回の「占術姫」テーマの強化にも深く関わっているカードです。
新規カード「冥占術姫タロットレイス」との組み合わせたりなど、新規カードはその効果テキストなどからも既存の「聖占術姫タロットレイ」を最大限活かすことが可能となっています。
お互いのターンにモンスターの表示形式を変更するトリッキーな戦術が強化されただけでなく、ダークウィング・ブラストには「占術姫」以外にもリバースモンスターが複数収録されているためそれらとの併用も検討できるようになっています。
「禁忌の壺」
【中古】 [N-R] 禁忌の壺 (3_地9/DOCS-JP040)
リバース・効果モンスター
星9/地属性/岩石族/攻2000/守3000
「禁忌の壺」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリバースした場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分はデッキから2枚ドローする。
●フィールドの魔法・罠カードを全て持ち主の手札に戻す。
●相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
●相手の手札を確認し、その中からカード1枚を選んで持ち主のデッキに戻す。
リバースモンスターである故に「占術姫」関連カードのサポートを受けることができ、リバース効果はいずれも強力な物となっています。
「占術姫」儀式モンスターの儀式素材として使えたり、相手ターン中にリバースすることで相手の戦術を妨害したりなど様々な運用も可能なカードです。
元々がノーマルレアのカードであるため流通量が少なく、それ故に着実と価格が上がってきているカードでもあります。
「ナチュル・クリフ」
遊戯王カード ナチュル・クリフ DTC2-JP042 薄いキズあり
効果モンスター
星4/地属性/岩石族/攻1500/守1000
このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、
デッキからレベル4以下の「ナチュル」と名のついた
モンスター1体を表側攻撃表示で特殊召喚できる。
ほとんどの「ナチュル」モンスターをリクルートできることからリクルーターですが、コストやアドバンス召喚のためのリリースやシンクロ・リンク召喚の素材とした場合にはタイミングを逃す点には注意が必要です。
「ナチュル・モスキート」と並べれば連続自爆特攻により相手に大ダメージを与えることも狙えます。
ダークウィング・ブラストで登場する「ナチュル」新規カードはどれも強力な効果を持っていますし、このカードの流通量の低さや投入枚数のことを踏まえると今後の価格高騰も十分あり得るでしょう。
「竜剣士ラスターP」(2022年7月現在では制限カード)
遊戯王 竜剣士ラスターP CORE-JP025 シークレット 【ランクA】 【中古】
ペンデュラム・チューナー・効果モンスター(制限カード)
星4/光属性/ドラゴン族/攻1850/守 0
【Pスケール:青5/赤5】
(1):1ターンに1度、もう片方の自分のPゾーンにカードが存在する場合に発動できる。
そのカードを破壊し、そのカードの同名カード1枚をデッキから手札に加える。
【モンスター効果】
このカードを素材として、「竜剣士」モンスター以外の融合・S・Xモンスターを特殊召喚する事はできない。
制限カードではあるものの、ペンデュラムテーマに汎用的に採用が検討できるだけでなく、ダークウィング・ブラストで強化された「竜剣士」デッキでも活躍が見込めます。
新規カードの「竜剣士イグニスP」と合わせればリクルートしつつもサーチが出来たりとアドバンテージを稼げるため、その後の更なる展開にも役立てられます。
「竜剣士」デッキにおけるキーカードであることやレアリティの高さもあるので、更に価格が上がっていくことでしょう。
「素早いアンコウ」
素早いアンコウ ノーマル ABYR-JP031 水属性 レベル2 【遊戯王カード】
効果モンスター
星2/水属性/魚族/攻 600/守 100
このカードが手札・デッキから墓地へ送られた場合、
デッキから「素早いアンコウ」以外のレベル3以下の
「素早い」と名のついたモンスターを2体まで特殊召喚できる。
ダークウィング・ブラストにて登場する新たな「スプライト」カードである「スプライト・スプリンド」の効果でデッキから墓地へ送りたいモンスターの有力な候補として話題になりました。
「スプライト」デッキではレベル2モンスターを簡単に展開できることから「素早いビーバー」を採用しているものもあったため、今回の強化で同じ「素早い」モンスターであるこのカードも無理なくデッキに組み込めるようになりました。
「スプライト」デッキは大会環境で活躍し続けているテーマデッキでもあるので、今回の強化と併せてこのカードの需要も着実と増えてきています。
まとめ!
2022年7月16日発売の基本パック ダークウィング・ブラストの影響で高騰が予想されるカードを紹介して来ましたが、参考になりましたでしょうか?
今回、ダークウィング・ブラストで追加される新規テーマや強化テーマの影響で高騰が予想されるカードは多いですが、その中でも今回は、発売後も高騰が予想されるカードを厳選して紹介していきました。
あくまでも予想である上に、今後の再録がない可能性もないわけではありませんが、今回紹介したカードは再録がなかったり、再録数が少なかったりと、ダークウィング・ブラストが発売した後におそらく、カード店の在庫が不足する可能性が高いです。
その為、新規テーマや強化テーマを組む予定のある方は、在庫のあるうちに確保しておいたり、メルカリなどのフリマサイトで早めに確保しておくのも手です。
ダークウィング・ブラスト発売後に環境入りするテーマなどが出てくることを考えると、今回紹介したカード以外にも高騰する可能性のあるカードはまだあるかと思いますので、発売後の環境の流れなども一緒にチェックしておくことをおすすめします!!
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