2022年7月16日に基本パック ダークウィング・ブラストが発売しました。
ダークウィング・ブラストは新規テーマの登場や既存テーマの強化、更には汎用カードの収録もされたパックとなっています。
今回はそんな
ダークウィング・ブラストに収録されているカードの中からおすすめのカードとその理由
を紹介していきます。
これからパックやシングルカードの購入を検討するという人はぜひ参考にしてみてください。
ダークウィング・ブラストの収録内容からおすすめカード7選!
「BF-幻耀のスズリ」
遊戯王 DABL-JP004 BF-幻耀のスズリ (日本語版 プリズマティックシークレットレア) ダークウィング・ブラスト
効果モンスター
星4/闇属性/鳥獣族/攻1400/守1400
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
「BF-幻耀のスズリ」を除く、「ブラックフェザー・ドラゴン」のカード名が記されたカード1枚をデッキから手札に加える。
(2):自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
自分フィールドに「幻耀トークン」(鳥獣族・チューナー・闇・星2・攻/守700)1体を特殊召喚する。
その後、自分は700ダメージを受ける。
この効果を発動するターン、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
「BF」テーマの強化はダークウィング・ブラストの目玉でもあり、このカードは新規カード数種の中でも特に優秀な性能をしています。
組み合わせるカード次第ではこのカードの召喚から
「ブラックフェザー・アサルト・ドラゴン」+「BF-フルアーマード・ウィンング」や「ブラックフェザー・アサルト・ドラゴン」×2
といった盤面を構築できるほどの展開も可能となっています。
今回登場した新規カードで「BF」デッキを強化する際にはフル投入も推奨されるカードですので、「BF」テーマのファンには特におすすめ出来ます。
「深淵の獣ルベリオン」
遊戯王 DABL-JP009 深淵の獣ルベリオン (日本語版 プリズマティックシークレットレア) ダークウィング・ブラスト
特殊召喚・効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻2500/守3000
このカードは通常召喚できない。
「深淵の獣ルベリオン」は1ターンに1度、
自分フィールドのレベル6以上のドラゴン族・闇属性モンスター1体をリリースした場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
デッキから「深淵の獣ルベリオン」以外の「ビーステッド」モンスター1体を手札に加える。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「烙印」永続魔法・永続罠カード1枚を選んで自分フィールドに表側表示で置く。
ダークウィング・ブラストで登場した新規テーマの内の1つ「ビーステッド」テーマのエースモンスターです。
手札の自身をコストにして「ビーステッド」モンスターをサーチ出来るため、「ビーステッド」デッキにとっては安定力向上のためにもフル投入が推奨されるキーカードでもあります。
手札からコストにしたこのカードは闇属性の「ビーステッド」モンスターの自己特殊召喚のためのコストとして利用することも出来ますが、このカードを特殊召喚すれば2の効果によって更にボードアドバンテージを稼ぐことが出来るため基本的にはそちらの運用の方が望ましいでしょう。
「ビーステッド」テーマにとって非常に重要なカードでありますし、「ビーステッド」はこのカードを含めた複数枚のセットを他のテーマデッキに出張採用することも可能となっているので、利用価値の高さや用途の広さという意味でもおすすめ出来ます。
「赫の聖女カルテシア」
遊戯王 DABL-JP011 赫の聖女カルテシア (日本語版 プリズマティックシークレットレア) ダークウィング・ブラスト
チューナー・効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻1500/守1500
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のフィールドまたは墓地に「アルバスの落胤」が存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):お互いのメインフェイズに発動できる。
自分の手札・フィールドから、レベル8以上の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
(3):このターンに融合モンスターが自分の墓地へ送られている場合、エンドフェイズに発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。
自己特殊召喚効果・融合効果・自己サルベージ効果といずれも優秀であり、「アルバスの落胤」を活用するデッキであれば状況に応じて幅広く活用できる性能をしています。
融合効果はお互いのメインフェイズにフリーチェーンで発動できるため、相手ターン中に融合召喚することを活かせる「シャドール」等といった融合テーマに採用することも視野に入ります。
このカードの自己特殊召喚効果を使うにはフィールド・墓地に「アルバスの落胤」が必要ですが、「アルバスの落胤」は融合素材などとして墓地から離れることも多いため、このカードを活用する上では墓地に「アルバスの落胤」を維持しておくことを意識した方が良いでしょう。
性能だけでなくイラストアドも非常に高く、「アルバスの落胤」関連のストーリーにとっても非常に重要な存在であろうというのもオススメできるポイントです。
「クシャトリラ・フェンリル」
遊戯王 DABL-JP012 クシャトリラ・フェンリル (日本語版 レア) ダークウィング・ブラスト
効果モンスター
星7/地属性/サイキック族/攻2400/守2400
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「クシャトリラ」モンスター1体を手札に加える。
(3):このカードの攻撃宣言時、または相手がモンスターの効果を発動した場合、
相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを裏側表示で除外する。
緩い条件で自己特殊召喚できる上にサーチ効果と除去効果を持っていることから、新規テーマの内の1つである「クシャトリラ」テーマのキーカードでありながら単体性能も十分に高いカードです。
自身と同名モンスターもサーチが可能なため、「クシャトリラ」3枚を別のテーマデッキに出張採用することも出来たりと、パックの発売前からその出張性能の高さは注目されていました。
枠は取りますが、「クシャトリラ・フェンリル」だけでなく「クシャトリラ・ユニコーン」やそのサーチ先となる「クシャトリラ・バース」も合わせれば、ランク7エクシーズに繋げることも視野に入るようになるのでそちらのセット採用も一考に値するかと思います。
出張性能の高さ等に対してレアリティがあまり高くないため、「クシャトリラ」デッキを作りたい・出張セットを採用してみたいという人には特におすすめです。
「蟲の忍者-蜜」
遊戯王 DABL-JP016 蟲の忍者-蜜 (日本語版 プリズマティックシークレットレア) ダークウィング・ブラスト
効果モンスター
星2/水属性/昆虫族/攻 200/守2100
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「忍者」カードまたは裏側守備表示モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):相手がモンスターの効果を発動した時、自分フィールドの裏側守備表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを表側守備表示にし、このカードを裏側守備表示にする。
対象のモンスターが「蟲の忍者-蜜」以外の「忍者」モンスターだった場合、
さらにその相手の発動した効果を無効にする。
「忍者」モンスターか裏側守備表示モンスターが存在すれば自己特殊召喚でき、「忍者」モンスターを並べれば「戎の忍者-冥禪」の特殊召喚にも素早く繋げられます。
「忍者」デッキにとっては展開力向上に貢献してくれるカードであり、2の効果で相手のモンスター効果への妨害としても活用することが出来るため優秀です。
「忍者」以外にもリバースモンスターを活用するデッキであれば採用を検討でき、相手のモンスター効果の発動をトリガーにしてリバース効果を使うことで戦況を有利にすることが狙えます。
「忍者」デッキでの採用はもちろん、同じく本パックでは「占術姫」テーマの強化や新しいリバースモンスターの登場もあるため、それらとの併用も考えられるでしょう。
「迷宮城の白銀姫」
遊戯王 第11期 10弾 DABL-JP030 迷宮城の白銀姫 【プリズマティックシークレットレア】
効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻3000/守2900
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「迷宮城の白銀姫」以外の「ラビュリンス」カードの効果または
通常罠カードが発動した自分・相手ターンに発動できる。
このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。
(2):自分フィールドにセットされたカードが存在する限り、
このカードは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
(3):通常罠カードが発動した時に発動できる。
そのカードとはカード名が異なる通常罠カード1枚をデッキから選んで自分フィールドにセットする。
「ラビュリンス」テーマの強化として登場した新規カードです。
「ラビュリンス」デッキにとっては出しやすく、壁としても打点としても使える耐性と攻守の高さに加えて、状況に応じた通常罠カードへのアクセス手段としても活用できます。
使いやすさと性能の高さもあって非常に優秀なカードであると評価でき、「ラビュリンス」以外にも「蟲惑魔」等の別テーマデッキへの採用も可能となっています。
性能に加えてイラストアドも非常に高いカードであるため、「ラビュリンス」テーマが好きという人には特におすすめ出来るカードとなっています。
「世海龍ジーランティス」
遊戯王カード 世海龍 ジーランティス(プリズマティックシークレットレア) DARKWING BLAST(DABL) | ダークウィング・ブラスト リンク 水属性 海竜族
リンク・効果モンスター
リンク4/水属性/海竜族/攻2500
【リンクマーカー:上/左/右/下】
効果モンスター1体以上
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「世海龍ジーランティス」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
フィールドのモンスターを全て除外する。
その後、この効果で除外したモンスターを可能な限り元々の持ち主のフィールドに表側表示または裏側守備表示で特殊召喚する。
(3):自分・相手のバトルフェイズに発動できる。
フィールドの相互リンク状態のモンスターの数まで、フィールドのカードを選んで破壊する。
汎用リンク4モンスターであり、フィールドのモンスター全てを除外して帰還させる効果と相互リンクモンスターの数を参照した除去効果を持ちます。
モンスター1体でリンク召喚が可能なリンク2以上のモンスターはこのカードが初であり、リンク4モンスター1体を素材にしてこのカードをリンク召喚するという、独自の運用が出来るというのも大きな特長です。
除外してすぐに帰還させるというメリットを得にくいようにも見える効果ですが、相手モンスターに注目しただけでも
・永続効果の遮断
・低ステータスを晒させる
・位置移動によるコンボの妨害
などができますし、自分のモンスターでは
・リバースモンスターの活用
・ターン1指定のある効果の再利用
・〇〇召喚に成功したターンといった制約の解除
・相互リンクさせるための位置調整
などが出来ます。
『〇〇召喚された』ことが条件で効果を得られる一部のモンスターは弱体化するなど良いことばかりではありませんが、それを含めても様々な用途に使うことが可能となっています。
フィールドの状況を一変させ得る効果は中々に癖があるものの、コンボ次第では非常に大きなメリットを得られるでしょう。
リンク4モンスター自体の用途の幅を広げられるカードとも言えるためおすすめです。
まとめ!
2022年7月16日(土)に発売されたダークウィング・ブラストの収録内容の中からおすすめのカードをいくつか紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
ダークウィング・ブラストでは、今回紹介したカード以外にも、テーマデッキを強化が望めるカードや汎用性の高いカードがまだまだたくさん収録されております。
2022年7月17日(日)現在、ダークウィング・ブラストの発売から1日経過しましたが、既に多くの店舗では売り切れが続出しており、再販の目処が経っていない状況ではありますが、シングルカード店でシングル購入は出来ますので、どうしても欲しいカードがある人はシングルカード店や通販などで購入することをおすすめします。
今後ダークウィング・ブラストの購入を検討している方や、シングルで必要なカードを探している方は是非、今回の内容が少しでも役に立てば幸いです!!
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