2019年7月13日に発売した基本パック、カオス・インパクトにはこれまで以上に多くのテーマカードが収録され非常にバリエーション豊かな収録内容となりました。
今回はそんなカオス・インパクトの収録されたカードについて紹介していきます。
今回の収録内容とレアリティを軽くおさらい
ウルトラ・アルティメット・シークレット・20thシークレット・ホログラフィック
「ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード」
ウルトラ・アルティメット・シークレット・20thシークレット
「機巧嘴-八咫御先」
「剣闘獣ドミティアノス」
「天威の龍鬼神」
「転生炎獣パイロ・フェニックス」
「破械雙王神ライゴウ」
スーパー・シークレット・20thシークレット
「破械神の禍霊」
「輝光竜セイファート」
「礫岩の霊長-コングレード」
「アロマセラフィ-スイート・マジョラム」
「御影志士」
「スレイブパンサー」
「銀河衛竜」
「I:Pマスカレーナ」
「犬賞金」
「のどかな埋葬」
ノーマルレア
「ミミックリル」
「独法師」
「オールド・マインド」
「ドカンポリン」
カオス・インパクト おすすめのカードを紹介
「I:Pマスカレーナ」
リンクモンスター以外のモンスター2体で出せるリンク2モンスターです。相手メインフェイズに自身を含む自分フィールドのモンスターを使ってリンク召喚する効果、このカードをリンク素材としたリンクモンスターは相手の効果では破壊されない耐性付与効果を持ちます。
素材も緩く汎用リンクモンスターであり、2つの効果はどちらも使い勝手がかなり良いです。
1つ目の効果はこのカード以外にリンク素材となれるモンスターを用意する必要はありますが、サクリファイスエスケープとして使えたりリンク召喚時に効果が発動するモンスターに繋げたりと用途は幅広いです。
2つ目の効果も優秀で、このカードをリンク素材にするだけで破壊耐性を付与できるのは強力としか言いようがないです。
1と2の効果によって相手の全体破壊効果にも対応できたり、2の効果だけを目当てに連続リンク召喚の際にこのカードを経由するという使い方も有用です。中でも対象耐性と戦闘の強さを兼ね備えた「双穹の騎士アストラム」と組み合わせれば、元の効果に加えて破壊耐性も獲得した強固な切り札となります。
使い勝手が良い優秀な効果、高いイラストアド、この2つを兼ね備えたカードであるためパック購入の際にはぜひとも当てたいカードになります。
「天威の龍鬼神」
汎用素材で出せるレベル8シンクロモンスターです。
1ターンに1度相手モンスターの効果が発動した時にそのモンスターを除外する効果、効果モンスターを戦闘破壊した場合に破壊したモンスターの元々の攻撃力分自己強化してもう一度モンスターに攻撃できる効果を持ちます。
汎用レベル8シンクロモンスターであり、既存の汎用レベル8シンクロモンスターとは違った方向性で活躍を期待できる強力な性能をしています。
1の効果では相手モンスターの効果を無効にできないながらも除外出来るため相手の展開の妨害として使え、2の効果では自己強化しつつモンスターへの連続攻撃で大ダメージを狙いに行けます。
シンクロ召喚したターンには2の効果で大きな戦闘ダメージを狙って相手ターン中にも1の効果である程度は役に立つという高い性能を誇ります。
他の優秀な汎用レベル8シンクロモンスターと同じく、レベル8シンクロモンスターを出せるデッキならとりあえず採用を検討できるほどの性能と言えるでしょう。
「のどかな埋葬」
デッキからモンスター1体を墓地へ送る通常罠カードで、発動したターンはこの効果で墓地へ送ったカード及び同名カードの効果を発動できない制約があります。
劣化版「おろかな埋葬」とも言える効果ではありますが、罠カードであることや制約というデメリットに見える部分を利用することによって「おろかな埋葬」では出来ない運用も可能です。そういった運用でこのカードを活かすのも何よりですが、墓地肥やしをしたいが種族や属性サポートで墓地肥やしが難しいというデッキでは第二の「おろかな埋葬」として採用するのも十分検討できると思います。
「犬賞金」
自分のモンスターの攻撃で相手モンスターを破壊したときに墓地のカード枚をサルベージできる効果の速攻魔法カードです。このターンこの効果で手札に加えたカード及び同名カードの効果が発動できないという制約があります。
ビートダウンデッキならそう難しくない発動条件であり、墓地のカードなら何でも1枚サルベージできるという効果はかなり使い勝手が良いです。
相手ターン中に発動できる手札誘発効果のモンスターや速攻魔法や罠カードをサルベージすれば制約も気にせずに済みますし、自分の制圧盤面に自信があるなら展開の起点となるモンスターや通常魔法カードのサルベージをするというのも手です。
墓地肥やしカードと組み合わせたり、墓地にカードが多くなるデュエル中盤以降では心強いサルベージカードとして使えたり等用途も幅広く採用できるデッキもかなり多いのも魅力です。
まとめ
今回紹介したのはあくまで汎用性に注目したおすすめカードになります。カオス・インパクトでは多くの過去テーマが強化されているので、過去のテーマデッキを持っているまたはこれから作りたいという人は注目しても良いと思います。
紹介したカードからも分かる人もいるかと思いますが、今回のカオス・インパクトでは汎用性の高い優秀なカードはレアリティが高く設定されています。
汎用性・性能・レアリティの三拍子が揃ったカードは高額になりやすく、「I:Pマスカレーナ」はそれに加えてイラストアドもあるため価格はなかなか下がらないかもしれません。