2021年7月17日に発売予定の基本パック バースト・オブ・デスティニーでは、多数の新規カードによって新たなテーマが登場したり既存テーマの強化がされます。
そこで今回は、2021年6月20日現在で判明しているバースト・オブ・デスティニーの収録内容をもとに、その影響で高騰しそうなカードを予想していきたいと思います。
目次
バースト・オブ・デスティニーの影響で高騰が予想されるカード6選!
「ヴァレルロード・F・ドラゴン」
遊戯王/第10期/SD36-JPP01 ヴァレルロード・F・ドラゴン【シークレットレア】
闇属性・ドラゴン族モンスター2体で融合召喚できる「ヴァレル」融合モンスターであり、フリーチェーンの除去効果と墓地の自身をコストに闇属性リンクモンスターを蘇生する効果を持ちます。
「ヴァレット」デッキでは主に「ラピッド・トリガー」を使って融合召喚を狙うことになり、「ヴァレット」モンスターを破壊することでエンドフェイズには後続を展開していけます。
これまでの「ヴァレット」デッキではリンク召喚の動きが邪魔されないよう「ラピッド・トリガー」の採用枚数を最低限に抑えるケースが多く、サーチ手段も無かったことから「ヴァレルロード・F・ドラゴン」を融合召喚する機会は多くありませんでした。
しかしバースト・オブ・デスティニーで登場する新規カード「デュアルウィール・ドラゴン」は墓地の自身を除外すれば「ラピッド・トリガー」のサーチ・サルベージが出来るため、「おろかな埋葬」等の墓地肥やし効果が実質的に「ラピッド・トリガー」のサーチカードとして機能するようになります。
フリーチェーンの除去効果と蘇生効果は優秀で、除去効果で自壊させることで即座に蘇生効果に繋ぐという運用も出来たりと使い勝手が良いです。
「ヴァレルエンド・ドラゴン」
遊戯王カード ヴァレルエンド・ドラゴン(20th シークレットレア) LEGENDARY GOLD BOX(LGB1) | リンク 闇属性 ドラゴン族 20th シークレット レア
効果モンスター3体以上で出せるリンク5モンスターであり、強固な耐性と全体攻撃効果に加えてフリーチェーンで「ヴァレット」モンスターを蘇生しつつフィールドの効果モンスターの効果を無効化できる効果を持ちます。
戦闘・効果で破壊されずモンスター効果の対象にならないという強固な耐性を持つ攻撃力3500というだけでも非常に場持ちがよく、「ヴァレット」デッキでなら制圧面でも貢献できることから多少の無理をしてでも出す価値が十分にある切り札と言えます。
「ヴァレット」デッキには是非とも採用したいカードであり、今回の「ヴァレット」テーマの強化をきっかけに「ヴァレット」デッキを作りたいという人などにより需要が増えることが予想されます。
このカード自体がスペシャルセットにて登場したカードということもあり、流通量が少ないことも高騰しやすさの理由になるでしょう。
「ベイオネット・パニッシャー」
遊戯王 第10期 LVDS-JPA04 ベイオネット・パニッシャー【シークレットレア】
自分のフィールド・墓地の「ヴァレル」モンスターの種類に応じて特定の効果を使える速攻魔法カードです。
いずれも除外効果であり、攻撃力3000以上のモンスターが自分フィールドにいれば相手のチェーンを封じられるという特性もあります。
残念ながら新たに登場する「ヴァレル」儀式モンスターには対応していませんが、「ヴァレル」モンスターの種類が多ければ複数の効果を適用出来るため影響力も大きくなります。
中でも融合モンスターがいる時の効果は対象を取らず破壊も介さないことから除去性能が高く、切り返しや突破を狙う際にも活躍してくれます。
これまでは肝心の融合モンスターである「ヴァレルロード・F・ドラゴン」をフィールド・墓地に用意するのがネックでしたが、上記で紹介したように新規カードによって「ヴァレルロード・F・ドラゴン」を出しやすくなったことでこのカードも使いやすくなりました。
「烈風帝ライザー」
遊戯王 第10期 LVP3-JP029 烈風帝ライザー
最上級「帝」モンスターであり、風属性モンスターをリリースしてアドバンス召喚に成功した場合計3枚のカードをバウンスすることが出来るのが特徴です。
特殊召喚を行わず、効果による追加召喚でモンスターを展開する新テーマ「ふわんだりぃず」との相性が注目されており、「ふわんだりぃず」の最上級モンスターとは別に除去要員を兼ねたアタッカーとして活躍が見込めます。
風属性の「ふわんだりぃず×いぐるん」はこのカードのサーチと追加召喚も狙えることから好相性であり、相手のエース級のモンスターや破壊耐性を持つモンスター等をバウンスして切り返していくことが狙えるでしょう。
「魔鍵砲-ガレスヴェート」
●遊戯王●●魔鍵砲-ガレスヴェート(プリズマティックシク) 303
「魔鍵」テーマの儀式モンスターであり、自己強化によってアタッカーとしてだけでなく条件を満たしたモンスター効果の発動を無効にして破壊することから制圧力としても活躍出来ます。
バースト・オブ・デスティニーで「魔鍵」テーマが強化され、「魔鍵」モンスターだけで6属性が揃いました。
中でもカードプールの多い光属性が優秀な効果モンスターとして増えたことが有難く、「魔鍵砲-ガレスヴェート」の制圧力をさらに発揮させやすくなりました。
儀式・融合・シンクロ・エクシーズと様々な召喚方法を扱う「魔鍵」テーマの中でも、「魔鍵砲-ガレスヴェート」は制圧力として期待できることから序盤で素早く出したいモンスターでもあります。
今回の「魔鍵」テーマの強化をきっかけに本格的に「魔鍵」デッキを作りたいという人もいるかと思いますので、高騰が予想されます。
「ペンギン・ソルジャー」
遊戯王カード 【ペンギン・ソルジャー】 SD23-JP018-N ≪海皇の咆哮≫
フィールドのモンスターを2体までバウンス出来るリバース効果を持つ「ペンギン」モンスターです。
バースト・オブ・デスティニーにて「ペンギン」テーマが強化されることとなり、1枚で2枚バウンスというシンプルかつ優秀な効果を持つ「ペンギン・ソルジャー」も再注目されています。
「ペンギン勇士」と合わせれば相手モンスターを2体バウンスしつつもシンクロ召喚に繋げていけますし、リバース効果の使用を目的に「ペンギン勇者」でリクルートするモンスターとしても有力な候補です。
「ペンギン」モンスターとしてはかなり初期に登場し、強力なリバース効果とイラストの可愛らしさから愛用者も多かったために今回の「ペンギン」テーマ強化によって価格高騰が予想されます。
まとめ!!
バースト・オブ・デスティニーで高騰しそうなカードを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
今回紹介したカードの中には既に高騰が始まっているカードもありますが、中にはまだ価格自体、大きな変動もないカードも多いです。
また、今回紹介したカードは「あくまでも、現時点での収録内容を考察しての予想」なので、100%ではないことはご了承ください。
しかし、既に作りたいテーマなどが決まっている人は、早めに集めておいても損はないでしょう。
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