ラッシュデュエルにて2021年9月18日に発売予定のエクストラ超越強化パックに「禍福の翔天竜」が収録されます。
そこで今回は幻竜族のフュージョンモンスター「禍福の翔天竜」について考察や評価をしていきたいと思います。
目次
「禍福の翔天竜」の効果考察!
\⭐️収録カード公開‼️⭐️/
【9/18(土)発売 エクストラ超越強化パック】✨『禍福の翔天竜』✨収録❗️衝撃の新召喚「フュージョン召喚」を可能にする魔法カード「フュージョン」とたくさんのフュージョンモンスターを収録❗️エクストラデッキを使った新たなラッシュデュエルがここから始まる❗️ pic.twitter.com/B2obiXAfXn
— 【公式】遊戯王ラッシュデュエル (@YuGiOh_RUSHDUEL) August 16, 2021
フュージョン・効果モンスター
星7/地属性/幻竜族/攻2300/守1300
「豊沃の蟠竜」+「荒廃の蟠竜」
【条件】自分の墓地のモンスター(幻竜族)1体をデッキに戻して発動できる。
【効果】自分のデッキの上からカード3枚を墓地へ送る。
この効果で魔法カードが墓地へ送られた場合、
さらに自分の墓地のフィールド魔法カードを2枚まで選んで手札に加える事ができる。
地属性・幻竜族・レベル7のフュージョンモンスターであり、攻撃力は2300守備力は1300あります。
素材指定は「豊沃の蟠竜」+「荒廃の蟠竜」となっています。
条件として自分の墓地の幻竜族モンスター1体をデッキに戻して発動でき、デッキトップからカードを3枚墓地へ送り、その中に魔法カードがあった場合更に墓地のフィールド魔法カードを2枚までサルベージできるという効果です。
このカードをフュージョン召喚するために使った素材が幻竜族モンスターであるため墓地コストの確保自体は容易です。
効果はデッキトップ3枚の墓地肥やしであり、詳しくは後述もしますが幻竜族は墓地を活用する効果を持ったカードもあるためそれらを活用するのに使えます。
3枚もの墓地肥やしが出来るとはいえ、更にアドバンテージを稼ぐためにもサルベージ効果も使いたいので、追加効果の条件を満たすためにもデッキの魔法カードの採用割合には気を付ける必要があります。
フィールド魔法カード限定ですが、最大2枚までサルベージが出来るためフュージョン召喚をするために要した消費を多少補うことが出来ます。
フィールド魔法カードはルール上フィールドに1枚しか置けませんが、手札コストとして使用したり貼り替えていくことで活用していけます。
フュージョン召喚するための素材に指定されている「豊沃の蟠竜」と「荒廃の蟠竜」はどちらも地属性・幻竜族のレベル4モンスターであり、フィールドや墓地のフィールド魔法カードをデッキに戻すことで相手に効果ダメージを与える効果を持っています。
「豊沃の蟠竜」と「荒廃の蟠竜」の効果を使ってしまうとフュージョン召喚先である「禍福の翔天竜」の追加効果でのサルベージがし辛くなるため、この2体は「禍福の翔天竜」の素材用として採用し効果を使うことは考えない方が良いでしょう。
「禍福の翔天竜」と相性の良いカードは?
「幻刃竜ビルド・ドラゴン」
遊戯王ラッシュデュエル 幻刃竜ビルド・ドラゴン(ノーマル) 最強バトルデッキ アサナ 重騎道の誇り (RD/SBD7) | 地属性 幻竜族 シングルカード
フィールドに表側表示のフィールド魔法カードがある場合に幻竜族通常モンスター1体を蘇生できる効果を持つ最上級モンスターです。
「禍福の翔天竜」の墓地肥やし効果で墓地へ行った高レベルの幻竜族通常モンスターを蘇生すれば総攻撃を仕掛けられますし、「禍福の翔天竜」の追加効果でフィールド魔法カードをサルベージできたならこのカードの効果発動条件を満たすのにも使えます。
フュージョン召喚自体の消費が多めなので「禍福の翔天竜」を使った同じターン中にこのカードをアドバンス召喚するのは難易度が高いですが、次のターン以降の切り返しに使っていくことが狙えます。
「地層調査」
遊戯王ラッシュデュエル RD/KP04-JP043 地層調査 R
相手フィールドのカードの数だけデッキトップのカードをめくって確認し、好きな順番でデッキトップまたはデッキボトムに戻せる通常魔法カードです。
「禍福の翔天竜」の追加効果を確実に使うために相性が良く、相手フィールドにカードが3枚あったなら「禍福の翔天竜」の効果で墓地へ送る予定のカードを全て確認出来ることになります。
デッキトップ3枚の中に魔法カードがあったならデッキトップに戻し、魔法カードが1枚も無かったり墓地へ送りたくないカードがあったならデッキボトムに戻すことで墓地へ送られるのを回避できます。
このカードは手札に決められたカード3種を揃える必要があるマキシマム召喚とも相性が良いため、「幻竜重騎ウォームExカベーター」を採用した幻竜族デッキでは「禍福の翔天竜」と併用することも見込めます。
「幻刃復帰」
自分のレベル7以上の幻竜族モンスターが相手の攻撃で破壊された時、自分の墓地からレベル7以上の幻竜族モンスター1体を蘇生できる効果の罠カードです。
「禍福の翔天竜」はレベル7の幻竜族モンスターであるため、このカードの発動条件にも蘇生先にもなれます。
「禍福の翔天竜」の効果で墓地へ送ったレベル7以上の幻竜族モンスターを蘇生するのも良いですし、相手の攻撃で破壊された「禍福の翔天竜」をこのカードで即座に蘇生して次の自分のターンに再び墓地肥やし効果を使うという運用も有りです。
「禍福の翔天竜」のアサナデッキでの評価は?まとめ!
「禍福の翔天竜」の墓地肥やし効果やフィールド魔法をサルベージする効果は優秀でアサナデッキにおいても使い道はあるのですが、問題はその素材となる「豊沃の蟠竜」と「荒廃の蟠竜」です。
この2体はメリットを生みにくいことやあまりステータスが高くないことから幻竜族デッキでも採用を見送るケースがあったため、「幻刃」モンスターを主軸としたアサナデッキに「禍福の翔天竜」を組み込む場合、メインデッキに
「豊沃の蟠竜」+「荒廃の蟠竜」+「フュージョン」
を採用しなくてはなりません。
フュージョン召喚をすることだけが目的でこれらを採用する場合、どうしても事故率が上がってしまうというのが正直な所です。
「禍福の翔天竜」を出す価値はあるため、メイン戦術とは別に手札やフィールドに揃ったら使うくらいのサブ戦術として採用するのなら比較的現実的かと思います。