2019年5月18日に発売予定のコレクションパック-革命の決闘者編-にて「B・F」テーマが収録されます。
昆虫族で統一されたシンクロテーマである「B・F」として収録されるレベル12のシンクロモンスター「B・F-決戦のビッグ・バリスタ」の情報が判明したので考えていきます。
目次
「B・F-決戦のビッグ・バリスタ」の考察と考案!
いよいよ、発売まであと10日❗️
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— 【公式】遊戯王OCG (@YuGiOh_OCG_INFO) 2019年5月8日
レベル12の風属性・昆虫族シンクロモンスターで、攻撃力は3000守備力は800です。
召喚条件はチューナー+チューナー以外のモンスター1体以上になっています。
効果は3つあり、1つ目は自身の特殊召喚成功時に自分の墓地の昆虫族モンスターを全て除外して発動でき、相手フィールドの全てのモンスターの攻守を除外されている自分の昆虫族モンスター×500ダウンさせる効果。
2つ目は守備表示モンスターを攻撃した場合にその守備力を攻撃力が越えた分だけ戦闘ダメージを与える効果。
3つ目はシンクロ召喚したこのカードが相手によって破壊された場合に発動でき、除外されている自分のレベル11以下の昆虫族モンスター3体を選んで特殊召喚できます。
レベル12のシンクロモンスターで素材が指定されていないのは「A BF-神立のオニマル」に続いて2体目になります。
1の効果は特殊召喚成功時に墓地の昆虫族モンスターを全て除外して除外されている昆虫族モンスターの数だけ相手モンスターを弱体化させる効果になります。
昆虫族を主軸としたデッキであれば多数枚の除外からの大幅な弱体化が期待できるため、大きな戦闘ダメージを期待できます。
弱体化はターンが経過しても戻りませんので、このカードを相手ターンに特殊召喚してカウンターとして相手の弱体化をすることも可能です。
また、この効果の条件は特殊召喚成功時ですので蘇生制限さえ満たせれば墓地から蘇生することでもこの効果を使えます。
このカードの特殊召喚前に除外していた昆虫族モンスターもカウントされるという点は覚えておくと良いでしょう。
2の効果はシンプルに貫通効果であり、攻撃力が3000であり1の効果の弱体化も攻守に影響するためあって困るということは無いでしょう。
3の効果は条件を満たすことで除外されているレベル11以下の昆虫族モンスター3体を帰還させられる効果です。
発動条件が相手によって破壊された場合なので、能動的に使うことは難しい上に相手依存になる分相手が何らかの対処を取ってくることが予想されます。
3体もの昆虫族モンスターを一度に帰還させられる点は優秀ですが、条件がネックであるため使えれば良い程度の認識で良いかと思います。
「B・F-決戦のビッグ・バリスタ」と相性の良いカードは?
「デビルドーザー」
自分の墓地の昆虫族モンスター2体をゲームから除外した場合のみ手札から特殊召喚できる最上級昆虫族モンスターです。
このカードのレベルが8あるので、「B・F-決戦のビッグ・バリスタ」のシンクロ素材として大きく貢献してくれる上に攻撃力が2800あるためチューナーがいなくてシンクロ召喚が出来ないという状況でもシンプルに火力としても運用が可能です。
サーチ兼墓地肥やしとして「共振虫」と相性が良いため、「B・F-決戦のビッグ・バリスタ」の弱体化の数値を上げるためにも昆虫族の墓地肥やしという点に注目するのも良いと思います。
「地獄大百足」
相手フィールドにモンスターが存在し自分フィールドにモンスターが存在しない場合、元々の攻撃力が1300になる代わりに妥協召喚が出来る最上級モンスターです。
「デビルドーザー」とは違いこちらはレベルが7であり、妥協召喚をしてもレベルは下がらないため「B・F-決戦のビッグ・バリスタ」シンクロ素材として使えます。
レベル7で出しやすいモンスターでは「ダイナレスラー・パンクラトプス」がおり、あちらは特殊召喚であるため召喚権を使わないという大きな利点がありますが、「B・F-決戦のビッグ・バリスタ」のシンクロ素材にするなら弱体化の数値を上げるためにも極力昆虫族モンスターをシンクロ素材にしたい所なので採用を検討出来ます。
「プリミティブ・バタフライ」
自分フィールドにモンスターが存在しない場合に手札から特殊召喚でき、1ターンに1度自分フィールドの昆虫族モンスター全てのレベルを1つ上げる効果を持つ上級モンスターです。
かなり簡単に自己特殊召喚ができる上に昆虫族モンスター全てのレベルを上げられるため、昆虫族チューナーのレベルも一緒に上げることで「B・F-決戦のビッグ・バリスタ」のシンクロ素材を揃えやすくなります。
「B・F-決戦のビッグ・バリスタ」の評価は?まとめ
素材は汎用ではありますが、昆虫族モンスターを主軸としてしない場合は貫通効果の攻撃力3000のモンスターになってしまいます。
紹介したもの以外にも相性の良いカードを挙げるとすれば、相手ターン中に蘇生して弱体化を狙うために「リビングデッドの呼び声」や「戦線復帰」、弱体化したモンスターに全体攻撃して一気にライフを削るために「EMカレイドスコーピオン」のペンデュラム効果を使うという手もあります。
とはいえ、レベル12のシンクロモンスターをシンクロ召喚するために必要な消費枚数を考えると上手くいくかは微妙な所です。
性能は決してぶっ壊れというほど高くはないものの昆虫族デッキであればフィニッシャーとなりうる、というのが全体的な評価になります。
またコチラでは別の「B・F」シンクロモンスターについての考案と考察を行なっております!