2019年5月18日発売予定のコレクションパック-革命の決闘者編-で「B・F」テーマとして新たに登場します。
遊戯王ARC-Ⅴにてシンジ・ウェーバーが使用していた昆虫族統一テーマであり、今回はそんな「B・F」についてデッキの組み方などを考えていきます。
目次
コレクションパック-革命の決闘者編-で登場する「B・F」の組み方と回し方は?
まずデッキの組み方ですが、2019年4月30日現在で判明している「B・F」関連カードはメインデッキのモンスターが3種類、シンクロモンスターが2種類、魔法カードが1種類となっています。
シンクロ召喚をするためには最低限必要な展開力においてメインデッキの「B・F」モンスターはとりあえず複数枚積みしたほうが良いでしょう。
また種族や属性で共通のサポートカードの恩恵を受けられるモンスターの採用も見込めます。
「B・F-連撃のツインボウ」は優秀な自己特殊召喚効果を持っていますが、その代わりに効果使用後はターン終了時まで昆虫族以外のモンスターをエクストラデッキから特殊召喚できなくなりますので、「B・F」シンクロモンスターだけでなく汎用シンクロモンスターやリンクモンスターを採用する場合には気を付けましょう。
魔法・罠カードに関しては「一斉蜂起」以外にも収録されるとは思いますが、それだけでは少ないので種類は少ないものの昆虫族をサポートできるカードを採用すると良いでしょう。
「B・F」以外にもレべル3の昆虫族モンスターを採用するなら「光虫異変」を採用すればランク3エクシーズがしやすくなり、エクシーズ召喚も使い分けられるため対応力が上がります。
デッキの回し方ですが、「B・F」モンスターだけで言えば下級モンスターを速やかに展開して迅速にシンクロ召喚することが基本となります。
召喚成功時に墓地からレベル3以下の昆虫族モンスターを蘇生できる「B・F-早撃ちのアルバレスト」は展開やアドバンテージを稼ぐ上で非常に役立ちます。
シンプルに墓地からレベル3以下の昆虫族チューナーを蘇生してシンクロ召喚に繋げるというのが基本になるかと思います。
「B・F-毒針のニードル」を蘇生して「B・F-連撃のツインボウ」をサーチ後特殊召喚するという展開もありますし、事前に墓地に送っておいた「インフェルニティ・ビートル」を蘇生して「地底のアラクネー」をシンクロ召喚するというの手も有りです。

「ゴキポール」を蘇生してリンク素材にすることで「ゴキポール」のサーチ効果を使ってアドバンテージを稼ぐなど、昆虫族限定の代わりにレベル3以下で尚且つ効果が無効にされないという点はかなり優秀です。
他にも展開力を補助できる昆虫族モンスターを駆使し、積極的にシンクロ召喚を行い「B・F」シンクロモンスターで戦闘ダメージやバーン効果を使って相手のライフを削っていくことになります。
「B・F」と相性の良いカードは?
「アーマード・ビー」
1ターンに1度相手フィールドの表側表示モンスター1体の攻撃力を半分に出来る下級モンスターです。
このカード単体で攻撃力3200までのモンスターを戦闘破壊できる上に、「B・F」と属性・種族が同じなのでサポートカードの恩恵を受けられます。
またカードイラストの外見も蜂がモデルになっているためデッキに採用しても違和感がないという面白さもあります。
「プリミティブ・バタフライ」
自分フィールドにモンスターが存在しない場合に手札から特殊召喚できる上級モンスターであり、起動効果で自分フィールドの昆虫族モンスター全てのレベルを1つ上げられます。
特殊召喚が容易であり、レベル増加させるモンスターの選択次第では様々なレベルのシンクロモンスターに繋げることが可能になります。
自己特殊召喚効果とレベル増加効果を持っているためシンクロ召喚と非常に相性の良いこのカードですが、問題点としては限定カードだったためシングルカードの価格が高いことです。
「寄生虫パラノイド」
誘発即時効果でフィールドのモンスター1体に自身を装備でき、装備モンスターを昆虫族にしつつ昆虫族モンスターへの攻撃と昆虫族モンスターを対象にする効果の無効化が出来ます。
手札からフリーチェーンで発動できるため奇襲性が高く、昆虫族デッキなら入れておいて損はないほどに優秀な効果を持っています。
「グレートフライ」
昆虫族・風属性テーマである「B・F」であればこのカードは無理なく投入でき、サポートの共有と全体強化など非常に相性が良いモンスターです。
戦闘でこのカードが破壊されても墓地の「B・F」を回収できるので、持久力の面に置いても評価は高いです。
「大樹海」
昆虫族モンスターが破壊され墓地へ送られた時、破壊されたモンスターと同じレベルの昆虫族モンスターをサーチできる効果を持つ永続魔法カードです。
昆虫族デッキではモンスターの息切れを防いでくれるカードであり、ターン1効果でも無く破壊方法は問わないため「激流葬」等の一掃効果を併用すれば相手にアドバンテージで差をつけることが出来ます。
昨今の環境ではこのカードの除去を真っ先に狙われると思われますので、除去される前に「ドラゴンフライ」等のリクルーターでの自爆特攻など能動的にアドバンテージに繋がる運用方法も併せて使うと良いでしょう。
「B・F」の評価は?まとめ
昆虫族はサポートカードもそこまで多くないやや不遇な種族ではありますが、今回シンクロ召喚を前提としている特性上展開力が期待できる「B・F」の登場によって可能性が広がりました。
純構築も良いですが、他の昆虫族テーマと併せた複合デッキというのも選択肢としてはありだと思います。
今の所判明しているカードだけではやや物足りないような気もしますが、番号的にも「B・F」関連カードがもう数種類収録されるはずなので続報に期待したい所です。