遊戯王には様々な出張セットが存在し、汎用性やデッキの相性などで採用されることがしばしばあります。
今回はそんな出張セットについて紹介していきます。
目次
今回の選抜基準は?
一口に出張セットと言っても種類は数多く存在します。
そこで今回はあくまで出張セットの便利さ、性能の高さに注目したいと思います。基準としては大会で結果を残した環境デッキにも採用されたことがある出張セットになります。
デッキとの相性もありますが、環境デッキにも使われたというのは性能の高さの目安にもなりますので今後デッキを構築しようと思っている人は参考にしてみても良いかと思います。
また出張セットはセットして注目されることがあるため、採用率や需要の増減などによって相場価格が変動することもあるので欲しいと思っている人も見てみてください。
2019年8月現在までの汎用性の高い出張セットたちを紹介!!
「ドラコネット」+レベル2以下の通常モンスターのチューナー
召喚成功時に手札・デッキからレベル2以下の通常モンスターを特殊召喚できる「ドラコネット」で少ない消費からアドバンテージを稼いでいけます。
手札の「ドラコネット」1枚で「水晶機巧-ハリファイバー」等のリンク2モンスターのリンク召喚やレベル5または4のシンクロ召喚に繋げられるため、その後の展開などに役立ちます。
「水晶機巧-ハリファイバー」の効果でリクルートするチューナーによってはそのターン中にリンク4を出すことも可能であり、手札1枚から狙える盤面としてはかなり優秀です。
環境で活躍中のドラゴンリンクデッキでは「ドラコネット」+レベル2以下のドラゴン族通常モンスターのチューナーから「星杯の神子イヴ」や「星遺物の守護竜」に繋げていく一連の流れの展開コンボがあります。手札消費1枚とは思えないほどの強力な盤面の構築が出来るため優秀で、出張セットとしての汎用性は微妙ですが知らない人は一度調べてみると良いでしょう。
「PSYフレームギア・γ」+「PSYフレーム・ドライバー」
手札誘発効果で相手モンスターの効果を無効にして破壊しつつ手札の自身と手札・デッキ・墓地の「PSYフレーム・ドライバー」を特殊召喚できる「PSYフレームギア・γ」のセットです。
自分フィールドにモンスターが存在しない場合という条件はありますが、先攻ないし後攻の初手に「PSYフレームギア・γ」を引ければ使えるタイミングは多くあります。
手札誘発としては「灰流うらら」や「エフェクト・ヴェーラー」や「幽鬼うさぎ」等とは違いモンスター効果の発動を無効にし破壊できる点が優秀であり、サーチカードや墓地肥やし用の魔法・罠カードを複数枚採用してそれをコンボの起点にしているデッキであれば相手の「灰流うらら」に対してなど後攻でも使うことが出来るため優秀です。
コチラでは「PSYフレーム」と相性の良いテーマを紹介しております!
「トリックスター・ライトステージ」+「トリックスター・キャンディナ」+「トリックスター・キャロベイン」
アドバンテージを稼ぎやすい「トリックスター」カードを使った出張セットです。
手札に「トリックスター・ライトステージ」または「トリックスター・キャンディナ」のどちらかが来ればサーチ効果によって手札とフィールドにカードを揃えられるためデッキ圧縮という意味でも優秀です。
サーチした「トリックスター・キャロベイン」は自己特殊召喚効果を使って更なる展開に繋げるもよし、もう1つの効果で「トリックスター・キャンディナ」を強化して相手モンスターの戦闘破壊を狙うことも出来るため使い勝手が良く強力です。
「天威龍-ヴィシュダ」+「天威の拳僧」
自分フィールドに効果モンスターが存在しない場合に手札から自己特殊召喚ができる「天威龍-ヴィシュダ」を使うことで展開更には除去を狙います。
「天威龍-ヴィシュダ」を特殊召喚して「天威の拳僧」をリンク召喚することで「天威龍-ヴィシュダ」のバウンス効果を使えるようになります。
召喚権を使わずにモンスターを出しつつ除去を狙うという点では「ダイナレスラー・パンクラトプス」も可能ですが、先攻1ターン目でも「天威龍-ヴィシュダ」の特殊召喚は可能・除去効果を使うまでに行う特殊召喚の回数の差・除去方法がバウンスと破壊の違い・「ダイナレスラー・パンクラトプス」の除去効果がフリーチェーンで発動できるのに対して「天威龍-ヴィシュダ」は起動効果・「天威龍-ヴィシュダ」は除去効果を使ってもモンスターが自分フィールドにいるなどの違いが挙げられるのでそういった点を含めて出張採用するか考えると良いでしょう。
まとめ
新規カードや新規テーマが次々と登場している遊戯王では、他のデッキへの出張が可能かどうかもポイントの一つになります。
出張セットを採用したほうがデッキの周りが良くなるということもありますので、純構築に拘りが無いのであれば採用を検討してみても良いでしょう。