2020年8月8日に発売予定の基本パック、ファントム・レイジに「混沌幻魔アーミタイル-虚無幻影羅生悶」が収録されることが判明しました。
そこで今回は「三幻魔」の強化カードとなる「混沌幻魔アーミタイル-虚無幻影羅生悶」について考察していきます。
目次
「混沌幻魔アーミタイル-虚無幻影羅生悶」の効果考察!!
『三幻魔』に新カードが降臨‼️
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融合・効果モンスター
星12/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
「神炎皇ウリア」+「降雷皇ハモン」+「幻魔皇ラビエル」
(1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、
カード名を「混沌幻魔アーミタイル」として扱う。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
このカードのコントロールを相手に移す。
(3):このカードのコントロールが移ったターンのエンドフェイズに発動する。
自分フィールドのカードを全て除外する。
その後、このカードの元々の持ち主は自身のEXデッキから
「混沌幻魔アーミタイル」1体を召喚条件を無視して特殊召喚できる。
レベル12の闇属性・悪魔族融合モンスターで、攻守は0です。
融合素材は「神炎皇ウリア」+「降雷皇ハモン」+「幻魔皇ラビエル」になっております。
ステータスは「混沌幻魔アーミタイル」と同じですが、こちらには特別な召喚条件が無いため融合召喚が可能です。
当然融合召喚するには素材に加えて融合効果を持つカードが必要になります。
「融合」等で手札融合をすることも可能ではあるものの融合素材となる「三幻魔」自体の重さ等を考えると基本的に「次元融合殺」で出すことになるため、結局「混沌幻魔アーミタイル-虚無幻影羅生悶」を融合召喚することはほぼ無いでしょう。
融合召喚ができる以外に召喚条件が無い故の利点と言えば、「デビル・フランケン」等でエクストラデッキから直接特殊召喚することも出来るということが挙げられます。
1つ目の効果はモンスターゾーンに存在する限り自身のカード名を「混沌幻魔アーミタイル」として扱うというものです。
自分フィールドに「混沌幻魔アーミタイル」が存在することによって恩恵を受けられるサポートカードは現状「失楽園」のみとなっています。
「失楽園」の効果で2枚ドローすることは可能ですが、「混沌幻魔アーミタイル-虚無幻影羅生悶」は2の効果を使うことで自分フィールドを離れるため「失楽園」の耐性付与効果に関してはあまり影響はないでしょう。
2つ目の効果は自分メインフェイズにこのカードのコントロールを相手に移すというものです。
後ほど紹介する3の効果に連動する効果ではありますが、この効果のみでも用途が無いわけではありません。
攻撃力0のこのカードを相手に送りつけた後で、超火力のモンスターで攻撃することで相手に大ダメージを与えるという運用も可能ではあります。
「三幻魔」では「ハイパーブレイズ」を使用した「神炎皇ウリア」や「幻魔皇ラビエル-天界蹂躙拳」を使用した「幻魔皇ラビエル」であれば、送り付けた「混沌幻魔アーミタイル-虚無幻影羅生悶」を攻撃してワンショットキルを狙うことも出来ます。
コントロールを移した「混沌幻魔アーミタイル-虚無幻影羅生悶」を戦闘破壊してしまうと3の効果には繋がらない点には要注意です。
3つ目の効果は自身のコントロールが移ったターンのエンドフェイズに自分フィールドのカードを全て除外し、その後このカードの元々の持ち主はエクストラデッキから「混沌幻魔アーミタイル」1体を召喚条件を無視して特殊召喚できるというものです。
2の効果でコントロールを相手に移した後で使う効果ですので、その場合の自分フィールドとは元々の持ち主から見て相手フィールドとなります。
もちろん「混沌幻魔アーミタイル-虚無幻影羅生悶」自身も除外されます。
対象を取らない除外効果という高い除去性能を発揮して相手フィールドをガラ空きにした後で、元々の持ち主のフィールドには「混沌幻魔アーミタイル」を出すことが出来ます。
ただし「混沌幻魔アーミタイル」が出てくるのはあくまでエンドフェイズであり、「混沌幻魔アーミタイル」の特性を踏まえると守備表示で特殊召喚するのが推奨されます。
「三幻魔」デッキにおいては「次元融合殺」を使った際に特殊召喚先の選択肢が増えたことになるので、状況に応じた方を選んでいくと良いでしょう。
「混沌幻魔アーミタイル-虚無幻影羅生悶」と相性の良いカードを紹介!!
「ファントム・オブ・カオス」
自分の墓地の効果モンスター1体を除外することでそのカード名と効果をエンドフェイズまでコピーできる下級モンスターです。
予め「おろかな重葬」等で墓地へ送っておいた「混沌幻魔アーミタイル-虚無幻影羅生悶」の効果をコピーすることで、2の効果によるコントロール移しと3の効果の除去が使えます。
また「ファントム・オブ・カオス」の持つ欠点であるこのカードの戦闘で発生する相手への戦闘ダメージは0になる点も、コピーした「混沌幻魔アーミタイル-虚無幻影羅生悶」の効果によりコントロールを相手に移せば気にせず相手に戦闘ダメージを与えに行けます。
「コンセントレイト」
自分フィールドの表側表示モンスター1体の攻撃力をそのモンスターの守備力分アップさせる効果の速攻魔法カードです。
「三幻魔」の中でも「降雷皇ハモン」と「幻魔皇ラビエル」は元々の攻守が4000であるため、このカードを使えば攻撃力8000になれます。
また「神炎皇ウリア」に関しては「ハイパーブレイズ」を使用した場合であれば攻守ともに上がるのでお互いのフィールド・墓地の罠カードの枚数次第では大幅な攻撃力アップも期待できます。
相手フィールドに送り付けた攻撃表示の「混沌幻魔アーミタイル-虚無幻影羅生悶」に攻撃する際に相性が良く、「三幻魔」と併せることでワンショットキルを狙っていけます。
「混沌幻魔アーミタイル-虚無幻影羅生悶」を「次元融合殺」で出したのなら攻撃力10000になれる「混沌幻魔アーミタイル」を出すことも出来たわけですが、こちらの運用では攻撃する標的を自分で用意できるのでより確実なワンショットキルが狙えるでしょう。
「混沌幻魔アーミタイル-虚無幻影羅生悶」の評価は?まとめ!
「三幻魔」の新規カードとして登場した「混沌幻魔アーミタイル-虚無幻影羅生悶」は「次元融合殺」の融合先としては比較的強力なモンスターではありますが、状況によっては無理して、このカードを経由しないで、そのまま「混沌幻魔アーミタイル」を融合召喚してしまった方が良い場合もあるので、そこら辺は臨機応変に使っていくと良いでしょう。
ぶっ壊れ強化というほどではなく、程々の強化というのが正直なところではありますが、「混沌幻魔アーミタイル」の必殺技名が融合モンスター化したということでファンである私にとっては嬉しい1枚です。
なので是非1枚は確保したいモンスターであります!
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