2019年6月8日に発売予定のデュエリストパック-レジェンドデュエリスト編5-に「E-HERO」テーマにカードが新たに収録されて強化されます。
今回は新規カードの1枚である「E-HERO アダスター・ゴールド」について考えていきます。
目次
「ダークフュージョン」をサーチ?「E-HERO アダスター・ゴールド」の考察と考案!
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— 【公式】遊戯王OCG (@YuGiOh_OCG_INFO) 2019年5月21日
レベル4の光属性・悪魔族で、攻撃力2100守備力は800です。
2つの効果を持っており、1つ目の効果はカード名ターン1制限で自身を手札から捨てて発動でき、自身と同名カード以外の「ダーク・フュージョン」のカード名が記されたカードまたは「ダーク・フュージョン」1枚をデッキから手札に加えます。2の効果は自分フィールドに融合モンスターが存在しない場合、このカードは攻撃できないというものです。
レベル4としてはかなり高い攻撃力を持っていますが、2の効果もあるため基本的には1の効果を使うのが目的となるかと思います。
1の効果は自身を手札から捨てることで発動できるサーチ効果です。2019年5月22日現在存在もしくは判明しているカードの中ではサーチ対象は「ダーク・フュージョン」と「ダーク・コーリング」のみになります。
「E-HERO」融合モンスターを出すためにはサーチできるどちらかのカードが必要になるため、このカードできるのはかなり有り難いです。
「ダーク・フュージョン」は「フュージョン」魔法カードであるものの、「ダーク・コーリング」に関してはサーチするのがかなり難しかったので「E-HERO」を主軸としたデッキであればこのカードを採用するとしないとでは回しやすさが格段に変わるでしょう。
2の効果は自身の攻撃抑制効果になります。存在するのは融合モンスターであれば何でも良いので、「簡易融合」で出した融合モンスターでも特に問題はありません。
攻撃力が高い点は評価できるものの1の効果が優秀であるためこのカードをフィールドに出すこと自体あまり多くないかと思われます。とはいえ手札事故があり得ないということもないので、攻撃力2100の壁として出す状況もあるかもしれません。
「E-HERO アダスター・ゴールド」と相性の良いカードは?
「E・HERO エアーマン」・「V・HERO ヴァイオン」&「E・HERO シャドー・ミスト」
「E・HERO エアーマン」は召喚・特殊召喚成功時、「E・HERO シャドー・ミスト」は墓地へ送られた時に「HERO」モンスターサーチできます。
「E・HERO シャドー・ミスト」墓地へ送るのは召喚・特殊召喚成功時に墓地肥やし効果を持つ「V・HERO ヴァイオン」とのセットが使いやすいです。
どちらも「HERO」モンスターをサーチできるため、「E-HERO アダスター・ゴールド」のサーチ手段として使えます。
「E-HERO アダスター・ゴールド」のサーチ効果を使って「E-HERO」融合モンスターを融合召喚するには素材の関係上他に必要なカードがある点には気を付けましょう。
一応手札に「E・HERO シャドー・ミスト」「マスク・チェンジ」「E-HERO」モンスターの3枚があれば「E-HERO マリシャス・ベイン」の融合召喚は狙えます。
「HERO」モンスター以外であれば、ステータスの関係上「黒き森のウィッチ」でも「E-HERO アダスター・ゴールド」をサーチすることが可能です。
「ダーク・コーリング」
手札・墓地から融合素材をゲームから除外して「E-HERO」モンスターを融合召喚できる通常魔法カードです。
「E-HERO アダスター・ゴールド」でサーチできるカードであり、サーチするために墓地へ送った「E-HERO アダスター・ゴールド」を素材として使うことも出来るため相性が良いです。
その使い方で出す「E-HERO」融合モンスターの候補としては、手札・墓地にレベル5以上のモンスターがいれば「E-HERO マリシャス・ベイン」、手札・墓地に岩石族モンスターがいれば「E-HERO ダーク・ガイア」が挙げられます。
「E-HERO アダスター・ゴールド」で「E-HERO」は強化された?
「E-HERO」を主軸としたデッキにおいてかなりネックになるのは「ダーク・フュージョン」もしくは「ダーク・コーリング」のサーチしにくさだったので、「E-HERO アダスター・ゴールド」の効果は非常に優秀で複数枚積みが推奨されるものです。採用すればデッキの回転しやすさや事故率の低下等で強化に繋がるでしょう。
「E-HERO アダスター・ゴールド」のサーチ範囲は少し気になりますし、もしかしたら他の新規カードで「E-HERO アダスター・ゴールド」のように「ダーク・フュージョン」に関わる効果を持ったモンスターや魔法・罠カードが登場するのかもしれません。
そういった意味でも続報を期待して待ちたいと思います。