2019年2月9日に発売予定の20thアニバーサリーレジェンドコレクションでは高橋和希氏の書き下ろしカード、劇場版「遊戯王~超融合!時空を超えた絆~」で登場したカード、劇場版「遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」で登場したカード、その他既存の再録カードが収録されるそうです。
新規カードも多数収録されますが、今回はその中でもおすすめのカードを紹介していきます。
今回の選考基準は?
今回のパックで一番注目すべき点といえば新規カードにあります。
中でも「Sin」テーマは新規カードが多く登場し、テーマ自体が大幅に強化されることが予想されています。
他にも限定カードだったこともあり入手が難しかった既存カードの再録も嬉しいところです。
既存カードで需要が高かった「灰流うらら」等のカードも今までになかった高レアリティで手に入れる機会ではありますが、どちらかと言うとコレクター向けなので今回紹介するのは控えさせていただきます。
以上のことから、優秀な効果を持つ新規カードや、テーマデッキを作る上で複数枚積みしたい再録カードを紹介します。
当サイトが今回選んだ20thアニバーサリーレジェンドコレクションのおすすめカード一覧
「真紅眼の亜黒竜」
特殊召喚・効果モンスター 星7/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守2000 このカードは通常召喚できない。 自分の手札・フィールドから「レッドアイズ」モンスター1体をリリースした場合に特殊召喚できる。 この方法による「真紅眼の亜黒竜」の特殊召喚は1ターンに1度しかできない。 (1):このカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合、 「真紅眼の亜黒竜」以外の自分の墓地のレベル7以下の「レッドアイズ」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターが「真紅眼の黒竜」の場合、その元々の攻撃力は倍になる。
「レッドアイズ」モンスターをリリースすることで特殊召喚できる召喚条件、戦闘または相手の効果で破壊された時に墓地の「レッドアイズ」モンスターを蘇生し、蘇生したのが「真紅眼の黒竜」だった場合は元々の攻撃力を倍にする効果を持ちます。
「真紅眼の黒竜」デッキとしては嬉しい効果で、火力として使ったり「黒炎弾」で4800の効果ダメージを狙ったり出来るため優秀な性能です。
「真紅眼の黒竜」デッキは墓地肥やしにも長けているので、このカードの召喚条件を満たすために「真紅眼の黒竜」を使わなかったとしても「真紅眼の黒竜」を墓地に送っておくことは可能です。
正直「真紅眼の黒竜」デッキとしては1枚は採用しておいても損はないカードだと思います。
「師弟の絆」
通常魔法 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):自分フィールドに「ブラック・マジシャン」が存在する場合に発動できる。 自分の手札・デッキ・墓地から「ブラック・マジシャン・ガール」1体を選んで特殊召喚する。 その後、デッキから「黒・魔・導」「黒・魔・導・爆・裂・破」 「黒・爆・裂・破・魔・導」「黒・魔・導・連・弾」のいずれか1枚を選んで 自分の魔法&罠ゾーンにセットできる。
「ブラック・マジシャン」が存在するときに「ブラック・マジシャン・ガール」を特殊召喚しつつ専用魔法カードをフィールドにセットできる通常魔法カードです。
このカードのおかげで師弟を主軸にしたデッキ構築が性能面でもかなり現実的になりました。
優秀な効果を持っているのは言うまでもありませんが、師弟コンビをフィールドに揃えられるのはファンとしても嬉しいことなのでおすすめです。
「黒・魔・導・連・弾」と同じくイラストアドも高いカードなので、デッキを作るつもりはないという人にもおすすめできます。
「奇跡のマジック・ゲート」
通常魔法 (1):自分フィールドに魔法使い族モンスターが2体以上存在する場合に発動できる。 相手フィールドの攻撃表示モンスター1体を選んで守備表示にする。 その後、そのモンスターのコントロールを得る。 この効果でコントロールを得たモンスターは戦闘では破壊されない。
魔法使い族モンスターが2体存在すれば、制限はあるものの相手フィールドのモンスターのコントロールを永続的に奪える通常魔法カードです。
劇場版で遊戯が使っていたように「ブラック・マジシャン」デッキで使うのも良いですが、指定が魔法使い族2体という括りなので魔法使い族デッキであれば採用が見込めます。
既存でも魔法使い族のテーマはある程度の種類が存在しますし、次のデッキビルドパックにも魔法使い族で統一されたテーマが新規で登場するのでこのカードの採用を検討するのも良いでしょう。
「Sin Territory」「Sin パラドクスギア」
永続魔法 (1):このカードの発動時の効果処理として、 デッキから「Sin World」1枚を発動できる。 この効果で発動したカードがフィールドゾーンに存在する限り、 お互いにフィールドゾーンのカードを効果の対象にできない。 (2):「Sin」モンスターの持つ、 「「Sin」モンスターはフィールドに1体しか表側表示で存在できない」効果は、 「「Sin」モンスターは1種類につきフィールドに1体しか表側表示で存在できない」として適用される。 (3):バトルフェイズの間だけフィールドの「Sin」モンスターの効果は無効化される。
「Sin」の新規カードの中では、特にこの2種類がおすすめです。
フィールド魔法の「Sin World」を発動しつつ「Sin」モンスターが共通で持つ使用に制限がかかるルール効果を変更できる「Sin Territory」、「Sin パラレルギア」をデッキから特殊召喚しつつ即座に高レベルシンクロ召喚へ繋げられる「Sin パラドクスギア」は新たな「Sin」デッキを構築するならぜひとも複数枚積みしたいカードです。
この他にも「Sin」の新規カードはどれも性能が高いので、「Sin」デッキを構築する上では積極的に採用したいカードばかりです。
「方界法」「流星方界器デューザ」
永続魔法 このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分メインフェイズに発動できる。 手札から「方界」カード1枚を墓地へ送り、自分はデッキから1枚ドローする。 (2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、 自分の「方界」モンスターの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。 (3):墓地のこのカードを除外し、 自分の墓地の「方界」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを手札に加える。
「方界」テーマの収録カードではこちらの2種類がおすすめです。
手札事故を抑えられながらも「方界胤ヴィジャム」の自爆特攻による無力化戦法の安全性が上がる「方界法」。
再録カードではありますが数少ない通常召喚できる「方界」下級モンスターであり召喚時にデッキから「方界」カードを墓地へ送れるためデッキを動かす起点となれる「流星方界器デューザ」。
これらの2種類も「方界」デッキを組むためには複数積むことが推奨されるカードです。
まとめ!
20thアニバーサリーレジェンドコレクションでは劇場版で使用されたカードがほぼ全て収録されることになるようなので、これを機に「Sin」や「方界」等のデッキを作るのも良いと思います。
2019年2月5日現在では収録カードがすべて判明していないため、強力な新規カードが他にも収録されるかもしれません。未判明のカードも気になるところですが、収録カードは全てスーパーレア以上という触れ込みもあり高レアリティのカードが手に入る反面、他のパックに比べて価格も高くなるので慎重に購入すると良いでしょう。