先日、2022年7月から適用される新リミットレギュレーションの内容が発表されました。
そこで今回は規制改定の影響で相場価格が下がりそうなカードについて紹介していきます。
あくまで予想ですので、必ず当たるわけではない点は予めご承知おきください。
今回のリミットレギュレーションの規制強化が及ぼす価格への影響を軽く紹介!
シングルカードの価格の低下に影響するのは、基本的に規制強化されたカードです。
今回の新リミットレギュレーションで規制強化されたカードは7種であり、その内3種は禁止カード化ということでデュエルで使用できなくなります。
使用できなくなる以上需要の低下は避けられないため、禁止カード化するカードの相場価格は高確率で下がることになります。
また、禁止カード化によって使用不能になってしまったコンボのパーツであった他のカードも価格が下がり得るでしょう。
制限カードに規制されたカードやその影響で価格が下がるカードもあるかと思いますが、より注目が集まるのは禁止カードになったカードとその影響となるでしょう。
これらを踏まえて今後価格が下がりそうなカードを予想していきます。
2022年7月の規制改定の影響で価格が下がるカードを予想!
「餅カエル」「水晶機巧-ハリファイバー」「虚無空間」
今回の規制改定で禁止カードとなった3枚であり、既に始まってきているところもあるように今後の価格低下が予想されます。
いずれのカードもレアリティのバリエーションはいくつかありますが、中でもスーパーレア以上しかない「水晶機巧-ハリファイバー」は価格の低下もしやすいかと思います。
2022年7月から使用不能になるとはいえ、
イラストが気に入っている
禁止カード有りのデュエルを友人とする
緩和されるのを待つ
という人であればもうしばらく待って更に価格が下がった頃が買いどきと言えるでしょう。
「烙印開幕」
こちらも今回直接規制強化を受けたカードであり、2022年7月からは制限カードになります。
「デスピア」モンスター1体のサーチまたはリクルートができるため、「デスピア」デッキはもちろん「デスピア」や「烙印」カードを他テーマと合わせる際にも有力な候補となります。
このカード自体のレアリティは低いのに対してこれまで高めの値段が付いていたのはその性能の高さ故ですので、今回の規制強化でデッキに1枚しか入れられなくなることで必然的に需要は減るでしょう。
「烙印」に関しては「烙印融合」の準制限カード化もされ、それらは大会環境でも活躍していたカードでもあるため、新リミットレギュレーション環境での活躍次第では「烙印」や「デスピア」カードは更に価格が変動することでしょう。
「幻獣機アウローラドン」
「水晶機巧-ハリファイバー」で機械族のチューナーをリクルートすることで素早くこのカードに繋げて更なる大量展開ができたことから、「ハリラドン」の異名で知られている展開ギミックとして様々なデッキへ採用されていました。
「水晶機巧-ハリファイバー」が禁止カードになったことで手軽に尚且つリンク素材として墓地肥やしも出来たコンボが不可能となるため、利用価値の低下により価格が下がることが予想されます。
「水晶機巧-ハリファイバー」以外のカードを使ってこのカードに繋げることももちろん可能ではあるのですが、「ハリラドン」はその手軽さと汎用性の高さが最大の魅力だったので影響は避けられないでしょう。
「ジェット・シンクロン」
自己蘇生効果を持っていることから、「水晶機巧-ハリファイバー」のリンク素材やリクルート先として使われることも多いカードです
「水晶機巧-ハリファイバー」でこのカードをリクルートすれば上記の「幻獣機アウローラドン」に繋げられるほか、このカードは自己蘇生するために手札コスト1枚を要求するため墓地の活用をメインとしているデッキでは墓地肥やしも同時に狙えました。
それ以外の用途もたくさんあるものの、「水晶機巧-ハリファイバー」禁止カード化の影響はしっかり受けることが予想されます。
「フォーミュラ・シンクロン」
遊戯王 HC01-JP024 フォーミュラ・シンクロン (日本語版 シークレットレア) HISTORY ARCHIVE COLLECTION
「水晶機巧-ハリファイバー」の効果でエクストラデッキから特殊召喚し、ドローをしつつも相手ターン中のシンクロ召喚を狙える動きがよく使われていました。
レベル8モンスターを予め出しておけばこのカードと併せて制圧力が高い「フルール・ド・バロネス」を出すこともできますし、このカードを出す方法を「水晶機巧-ハリファイバー」に頼ることでレベル1モンスターを複数投入する必要が無いというのも利点でした。
「水晶機巧-ハリファイバー」の効果で出すことが多いシンクロチューナーとしては「シューティング・ライザー・ドラゴン」もあり、いずれも今回の規制改定の影響で価格の低下が考えられます。
「神聖魔皇后セレーネ」
「ハリラドン」同様、「水晶機巧-ハリファイバー」と合わせて様々なデッキに採用できるセットとして利用されていました。
「水晶機巧-ハリファイバー」の効果で「エフェクト・ヴェーラー」をリクルート→
2体で「神聖魔皇后セレーネ」をリンク召喚→
「神聖魔皇后セレーネ」の効果で「エフェクト・ヴェーラー」を蘇生→
2体で「アクセスコード・トーカー」に繋げる、といった動きが主流でした。
「水晶機巧-ハリファイバー」さえ出せれば簡単に高火力かつ複数枚の除去が出来る「アクセスコード・トーカー」に繋げられたのは大きく、「エフェクト・ヴェーラー」自体の汎用性が高いこともあって様々なデッキで採用出来るのも魅力です。
今回の「水晶機巧-ハリファイバー」の禁止カード化により上記の運用は出来なくなるため、合わせて採用されていたこのカードの価格は下がることでしょう。
「崇光なる宣告者」
手札に天使族モンスターさえ確保できれば驚異的な制圧力を発揮できるカードであり、墓地へ送られた場合にサーチ効果を使える「イーバ」はこのカードの手札コストとしても最適でした。
「イーバ」の規制理由については意見が分かれるところではありますが、理由については置いておいても「イーバ」と組み合わせることが多かった「崇光なる宣告者」や「神光の宣告者」のシングル価格に影響が出る可能性は十分にあります。
まとめ!!
2022年7月リミットレギュレーションの規制強化の影響で、シングル価格が下がるカードを予想し、紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか?
今回紹介したカードは、規制以前では需要が高く、中には値段が高いカードもありました。
特に今回の2022年7月リミットレギュレーション規制の影響を受けたのは「水晶機巧ーハリファイバー」のコンボで使っていたカード群の値段が徐々に下がることでしょう。
しかし、逆を言えば、今が買い時ですので、規制がかかってしまったものの、「神聖魔皇后セレーネ」や「アクセスコード・トーカー」など、高くて手が出しにくかったカードを買うチャンスですので、これを機に購入を検討してみてもいいでしょう!!
2022年7月のリミットレギュレーションが今後、シングル価格にどのような影響を与えるのか、気になるところです。
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