2022年4月から適用される新リミットレギュレーションが発表されました。
そこで今回は新リミットレギュレーション発表の影響で相場価格が上昇しそうなカードを紹介していきます。
あくまで予想ですので、必ず当たるわけではないという点は予めご承知おきください。
2022年4月のリミットレギュレーションと現在までの相場傾向を軽くおさらい!
新リミットレギュレーションについてですが、今回は4月ということもあってなのか規制緩和・規制強化されるカードが比較的多かったです。
様々なカードが規制改定の影響を受けた中で、相場価格の高騰に繋がるのは規制緩和されたカードやその影響によるものが主になるかと思われます。
今回の規制改定で緩和されたカードというと、目玉となるのが「フュージョン・デステニー」の制限復帰であり、「サンダー・ボルト」の準制限カード化や「ヒーローアライブ」の制限解除も目立っています。
それらは規制を受けた理由も大会環境での活躍や強力過ぎるコンボでのキーパーツだったりなど様々でしたが、今回の規制緩和が今後どのような影響を与えるかについても注目が集まることでしょう。
現在までの相場傾向についてですが、2月以降くらいからは大会環境で大きな動きも無かったため環境が原因で価格が変動するようなカードはあまり多くありませんでした。
どちらかと言えば新商品の情報が原因で価格が変動するカードが多い印象を受けました。
今回の規制改定は相場価格の方にも小さくない影響を与えることが予想されるため、売買を検討している人は特に要チェックです。
2022年4月のリミットレギュレーションはコチラ↓
2022年4月のリミットレギュレーションの影響で高騰するカードを予想!
「フュージョン・デステニー」
遊戯王 第11期 PAC1-JP048 フュージョン・デステニー【シークレットレア】
今回禁止カードから制限カードに復帰した通常魔法カードです。
デッキ融合が出来ることから「D-HERO」デッキにおいては、墓地肥やしと融合召喚の両方を同時に行える非常に優秀なキーカードになります。
「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」の禁止カード化によって出張性能が大幅に下がったことが規制緩和の主な理由かと思いますが、「D-HERO」デッキを使っている人にとっては朗報となりました。
禁止カード化によって相場価格が下がっていたため、今回の制限復帰によって戻り始めるという意味で価格が上がることが予想されます。
「調弦の魔術師」
遊戯王カード DBLE-JP002 調弦の魔術師 ウルトラパラレルレア 遊☆戯☆王ARC-V [DIMENSION BOX -LIMITED EDITION-]
今回制限カードから準制限カードに緩和されたペンデュラムモンスターです。
手札からペンデュラム召喚成功時にリクルート効果を使えることから、リクルートしたモンスターと自身を使ってエクシーズやシンクロといった様々なモンスターに繋げられる優秀なカードです。
エクストラデッキから特殊召喚できない効果外テキストやリクルートしたモンスターはフィールドから離れた場合に除外されるデメリットなどの都合により、使い切りの展開要員として利用することが多かったため、準制限カードになったことで1デュエル中に2度このカードを使うこともしやすくなります。
レアリティはノーマルからコレクターズレアまで様々ですが、制限カードになったのが3年以上前なこともあり、今回の規制緩和を機にもう1枚デッキに入れたいという人などから需要が増えることが予想されます。
「ヒーローアライブ」
遊戯王 DP23-JP022 ヒーローアライブ (日本語版 ノーマル) デュエリストパック -レジェンドデュエリスト編6-
今回準制限カードから制限解除された通常魔法カードです。
ライフコストは重いものの、「E・HERO」を展開する起点として非常に優秀であり「E・HERO エアーマン」などはサーチ先が幅広いこともあってリクルートする意義も大きいです。
「E・HERO ネオス」軸のデッキが強化される4月23日に発売予定の基本パック パワー・オブ・ジ・エレメンツの販売促進も兼ねての規制緩和かと思われます。
レアリティに拘りが無ければノーマルのものもありますが、流通量が少ないスーパーレア仕様のものは特に高騰しやすいでしょう。
「閃刀起動-リンケージ」
遊戯王 第11期 SSB1-JP002 閃刀起動-リンケージ【スーパーレア】
去年の12月に登場した「閃刀姫」テーマの強化カードであり、「閃刀姫」デッキではフル投入も推奨される優秀な速攻魔法カードです。
「閃刀姫」テーマは今回の規制改定で規制強化されたカードが無かっただけでなく、むしろ天敵であった「王宮の勅命」が禁止カード化したことで対策カードが減りました。
また今回の規制強化が大会環境で活躍している多くのテーマデッキに影響を与える中で、影響を受けなかったどころか天敵が減った「閃刀姫」デッキは相対的に強化されたと言うこともできます。
以上のことから新しいカードである「閃刀起動-リンケージ」の高騰が予想されますが、「閃刀姫-レイ」や「閃刀姫-シズク」の20thシークレットレアなどレアリティの高い「閃刀」カードは他にも多数あるのでそちらの相場価格にも影響があるかもしれません。
「ゼンマイシャーク」
遊戯王カード 【ゼンマイシャーク】【スーパー】 EP12-JP033-SR ≪エクストラパック2012 収録≫
自己特殊召喚効果とレベル操作という非常に使いやすく優秀な効果を持つことから「ゼンマイ」デッキのキーカードの内の1枚である下級モンスターです。
同じく「ゼンマイ」デッキのキーカードである「発条空母ゼンマイティ」が今回の規制改定で規制緩和されたことで、「ゼンマイ」デッキは強化となります。
今回の「ゼンマイ」デッキの強化を受け、スーパーレア仕様のものも存在しフル投入が推奨されるこのカードは需要が増える可能性があります。
「オルターガイスト・ヘクスティア」
遊戯王/第10期/03弾/EXFO-JP046 オルターガイスト・ヘクスティア【スーパーレア】
自己強化効果、魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する効果、自身がフィールドから墓地へ送られた場合のサーチ効果を持つリンク2モンスターです。
今回の規制改定で「オルターガイスト」デッキのキーカードである「オルターガイスト・マルチフェイカー」が制限解除され、「オルターガイスト」関連カードは全てが規制解除されその性能をフルに発揮できるようになりました。
高い性能から優先的に出したいリンクモンスターであるこのカードも「オルターガイスト」デッキでのキーカードであり、レアリティもスーパーレアかシークレットレアしかないこともあって、今回の規制改定の影響で相場価格が上がるのではないかと予想できます。
まとめ!
2022年4月リミットレギュレーションの影響で高騰しそうなカードをいくつか予想し、紹介させていただきました。
高騰するカードとして予想されるのはやはり、規制緩和されたテーマや、今回規制を免れたテーマ、規制されたカードの代替えとなるカードが高騰する傾向にあります。
特に今回は、規制されたカードも多い一方で、緩和されたカードもいくつかありますので、緩和されたカードを集めておくのであれば、ショップの在庫に余裕があるうちに集めておくのがおすすめです。
リミットレギュレーションは大きなイベントの1つであり、シングル価格にも影響が出るイベントですので、遊戯王プレイヤーであれば、是非レギュレーションと共に、シングル価格の変動に目を向けてみるのもいいでしょう!
2022年4月リミットレギュレーションでシングル価格が下がるカードの予想はコチラ↓