2022年4月が終わったところで、4月の大会環境について振り返っていきたいと思います。
大会で好成績を残したテーマデッキやその特徴についても紹介するので、大会への参加を考えている人はぜひ参考にしてみてください。
2022年4月の遊戯王の大会環境を軽くおさらい!
4月の大会環境全体としては、様々な原因で変化していった一ヶ月となりました。
まず上旬から中旬にかけてですが、4月から適用されたリミットレギュレーションに対して順応する期間となりました。
早い所では内容が発表された3月の下旬あたりから新リミットレギュレーション環境で大会は行われており、そこから約一ヶ月の間は規制を受けたものの未だ一線級の力を持つデッキや規制をあまり受けなかったデッキ等、新リミットレギュレーションの環境が馴染んでいきました。
4月の下旬には、パワー・オブ・ジ・エレメンツが発売し新規テーマの登場や既存テーマの強化がされました。
中でも「スプライト」テーマと「ティアラメンツ」テーマが登場したのは大きく、テーマ自体の性能が高いことに加えて相性の良い他テーマと組み合わせることで更なる力を発揮できることから、多くのユーザーから注目を集めました。
4月の終盤ではそれら新規テーマを使ったデッキが大会環境でも続々と好成績を残すようになり、環境で活躍するデッキは確実に変わってきています。
2022年4月に大会環境で活躍したテーマデッキを紹介!
「ドライトロン宣告者」デッキ
攻撃力を参照して儀式召喚を行う「ドライトロン」テーマと制圧力の高い「宣告者」を併せたデッキです。
より安定力が高い「神光の宣告者」をメインとした構築の方が多く、一度制圧盤面を作れたなら相手の行動の悉くを妨害して勝利を狙っていけます。
新リミットレギュレーションにて弱体化を受けなかったことから、弱体化を受けたテーマデッキと比べて相対的に活躍の場が広がったということもあるでしょう。
「禁じられた一滴」など一部の強力な切り返しカードには対応が難しいことやサーチを繰り返す都合上「ドロール&ロックバード」を使われると本来の展開が難しくなりますが、新リミットレギュレーションの適用などで環境が変化する際には度々活躍しているテーマデッキでもあります。
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「マリンセス」デッキ
水属性・サイバース族モンスターを主軸としたリンクテーマであり、高い展開力を活かして少ない消費から高リンクモンスターへ繋げる動きが強力です。
墓地のモンスターを蘇生やサルベージすることで使い回すことに長けているため、デッキを回す上で必須となる「マリンセス」カードだけを採用し、残りは手札誘発モンスター等を複数投入出来る点も大会環境では大きなメリットとなりました。
好成績を残しまくったというほどではありませんでしたが、新リミットレギュレーションが馴染むまでの様々なデッキが活躍しやすい期間にその存在感を示しました。
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「烙印エルドリッチ」デッキ
「エルドリッチ」デッキに「烙印融合」などの「烙印」関連カードを採用した構築であり、「黄金卿エルドリッチ」以外にも戦っていける手段がある点が優秀です。
「スキルドレイン」や「群雄割拠」などを使って相手の行動を封じるメタビート軸の「エルドリッチ」デッキの動きはもちろん、切り返しと制圧の両方で活用していける「氷剣竜ミラジェイド」を使ったりして戦っていけます。
「エルドリッチ」デッキは「王宮の勅命」の禁止カード化と「赤き血染めのエルドリクシル」の準制限カード化によって小さくない弱体化を受けましたが、「烙印」関連と併せるという工夫によって一線級のデッキと渡り合えていました。
「神碑」デッキ
速攻魔法カードを活用することで相手のデッキ破壊を行い、相手のデッキ切れによる勝利を狙う最大の特徴のテーマデッキです。
「水晶機巧-ハリファイバー」や「幻獣機アウローラドン」などを使ってシンクロモンスターに繋げるギミックを採用した、通称ハリラドン型と呼ばれる構築が多かったです。
ビートダウンデッキが主流となっている大会環境において、バトルフェイズを自ら放棄して相手のデッキ破壊を狙うこのデッキは搦め手で相手を追い詰められることから、対策の取られづらさなどが理由で優位に立てたと言えるでしょう。
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「スプライト」デッキ
レベル・ランク・リンクが2のモンスターを駆使して戦う雷族テーマであり、安定して高い展開力を発揮できることが大きな魅力となります。
展開したモンスターを使って制圧盤面の構築や切り返しを行うことができ、「ギガンティック・スプライト」は高打点になれたり更なる展開に繋げられるだけでなく、展開力の高さが強みのデッキに対する強力なメタカードである「原始生命態ニビル」を未然に防ぐことが出来るという利点もあるため強力です。
「ガエル」や「イビルツイン」との混合構築が主流であり、登場してからすぐに大会環境で好成績を多数残しました。
中でも「ガエル」との混合構築に更に「勇者トークン」の出張セットを採用した通称「勇者ガエルスプライト」は非常に高いポテンシャルを持つことから注目を集めています。
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まとめ!
2022年4月の遊戯王の大会環境で 活躍したテーマデッキを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
2022年4月の遊戯王環境は新リミットレギュレーションの改訂に伴い、今まで環境にいたテーマが弱体化を余儀なくされ、規制を免れたテーマが上位に食い込む形になりました。
各テーマを見ていくと、少ない消費で動くことができ、汎用カードを入れるスロットに余裕のあるテーマデッキはやはり、環境でも結果を残しやすいことがわかる内容と感じました。
2022年5月の大会結果が現在、着々と更新されており、やはり話題になった新弾であるパワー・オブ・ジ・エレメンツに収録された「ティアラメンツ」「スプライト」関連が大会環境での活躍が目立ちます。
2022年5月の大会環境はおそらく、この2テーマを見かけることが多いかと思いますので、大会に出る予定がある方は、この2テーマに当たることを想定してデッキを組む形になるでしょう。
是非、今回の内容が参考になれば幸いです!!
2022年5月に遊戯王大会環境で活躍が予想されるテーマの紹介はコチラ↓
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