2022年1月も残り1週間を切ったところで、来月の大会環境について予想をしていきたいと思います。
あくまで予想ではありますが、1月現在の大会環境での実績も踏まえた上で紹介していくので、大会に参加しようと考えている人はデッキ構築などの参考にしてみてはいかがでしょうか?
2022年1月現在の大会環境を軽くおさらい!
1月の大会環境についてですが、1月1日から適用された新リミットレギュレーションが徐々に馴染んできました。
規制された「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の出張セットや「プランキッズ」デッキが大会から退き、規制を受けなかったテーマや昨今の新規カードで強化されたテーマデッキが大会環境で好成績を残すようになりました。
「勇者トークン」の出張セットも新リミットレギュレーションで規制されたのですが、3枚積みされていたキーカード2種が準制限カードに規制されただけでは出張性能はそこまで大きく落ちませんでした。
依然変わらず優秀な出張セットとして多くのデッキに採用されており、環境デッキの変化もあってなのか「勇者トークン」の出張セットを採用しているデッキの使用率はむしろ規制される前より増えたと言っても過言ではないほどです。
大会環境で活躍したテーマデッキとしては、「天威勇者」デッキや「勇者デスピア」デッキに「閃刀姫」デッキなど様々です。
上記のようなこともあってか「勇者トークン」の出張セットと相性が良い、あるいは「勇者トークン」の出張セットを使わずとも性能が高いかといった点は重要になってきているようにも思います。
中でも「エルドリッチ」デッキや「勇者デスピア」デッキ等は優勝記録などの好成績を残すことも比較的多く、環境上位と言える活躍ぶりです。
1月15日に発売した基本パック ディメンション・フォースでは新規テーマの登場や既存テーマの強化がされましたが、発売日が中旬だったこともあって新規テーマや強化されたテーマが大会環境での使用率が増えるかどうかは今後の活躍次第でしょう。
2022年2月の大会環境で活躍するテーマデッキを予想!
「エルドリッチ」デッキ
「黄金卿エルドリッチ」をメインとしたテーマデッキであり、大会環境で活躍しているのは専らロックや妨害できる罠カードを多数採用したメタビート軸になります。
性能の高いメタビート系のデッキは比較的安定して大会環境で活躍しやすいというのはこれまでの歴史からも明らかですし、「エルドリッチ」に関しては登場して以降長きにわたって大会環境で活躍しているテーマデッキでもあります。
エクストラデッキにほとんど頼らない故に「強欲で金満な壺」や「金満で謙虚な壺」をフル投入することも出来たりと、安定してロックカード等を引き込むことでデュエルを自分のペースにしやすいです。
昨今では「烙印融合」等の「アルバスの落胤」関連の融合モンスターを出張採用している構築もありますが、あくまで手札に来たら使う程度でありそれらを積極的に引き込むためのカードを採用するよりもメタ系の罠カードの採用枚数を出来るだけ減らさないことの方が重要になっています。
1月の大会環境でも活躍していますが、メタビート系という特性もあるので来月の大会環境でも好成績を残せることでしょう。
当サイトでは「エルドリッチ」テーマデッキの紹介も行っております↓
【エルドリッチデッキレシピ2022】回し方・対策・相性の良いカードを紹介!2022年1月リミットレギュレーション対応版!
「閃刀姫」デッキ
「閃刀姫」モンスターを主軸としたリンクテーマであり、上記の「エルドリッチ」同様長きにわたって大会環境で活躍しているテーマデッキでもあります。
規制されて以降は環境でも中堅と言えるポジションにいることも多かったですが、12月末に発売したシークレットシャイニーボックスにて強力な新規カード「閃刀起動-リンケージ」が登場したことが大きな追い風となり最近は優勝記録も増えました。
中には「勇者トークン」の出張セットを採用する構築もあったりと様々な試行錯誤が繰り返されています。
これまでの高い実績に加えて新規カードで強化されたこともあり、2月も大いに活躍してくれることでしょう。
当サイトでは「閃刀姫」デッキレシピの紹介も行っております↓
「マリンセス」デッキ
水属性・サイバース族の「マリンセス」モンスターを駆使することで、サルベージや蘇生によって展開してリンク召喚をしていくテーマデッキです。
昨今の大会環境で着実と好成績を残してきているテーマデッキでもあり、少ない消費に対する高い展開力に加えて手札から罠カードを発動するという奇襲性の高さも大きな特長となっています。
11月下旬に発売した深淵のデュエリスト編にて新規カードが増えたことで強化された影響も大きかったため、2月の大会環境でも好成績を残すであろうと予想します。
当サイトでは「マリンセス」デッキレシピの紹介も行っております↓
「エンディミオン」デッキ
魔法使い族のペンデュラムモンスターと魔力カウンターを活用するのが特徴のテーマデッキです。
「成金ゴブリン」や「チキンレース」といった魔法カードによってドロー加速をしつつも魔力カウンターを溜められる戦術もあって安定力が高く、魔力カウンターを使う効果などによって展開などもしていけます。
ディメンション・フォースにて「軌跡の魔術師」が登場し、あちらの持つ好きなペンデュラムモンスターをサーチできる効果によってペンデュラム召喚を絡めつつも展開力が強化されました。
最近の大会で好成績を残したことから再び注目を集め始めているため、2月の大会環境での活躍が予想されます。
当サイトでは「エンディミオン」テーマデッキの紹介を行っております↓
遊戯王 ストラクチャーデッキR-ロード・オブ・マジシャン強化型のデッキレシピを発売前に紹介!約11年ぶりに生まれ変わった「エンディミオン」の力を見よ!
「セリオンズ」デッキ
最上級モンスターのみを扱い、自己特殊召喚効果と装備モンスターへの強化と効果付与が大きな特徴のテーマデッキです。
ディメンション・フォースにて登場した新規テーマであり、その性能の高さはパックの発売前からユーザーの間で注目を集めていました。
現在時点ではまだ大会環境での目立った活躍は少ないですが、「勇者トークン」の出張セットを採用して制圧力を上げたり、「アルバスの落胤」関連を採用して「烙印融合」を序盤の墓地肥やしとしても使ったりと、現在時点では大会環境に向けた試行錯誤をしている途中になっています。
テーマ自体の性能の高さや他テーマカードの出張採用が難しくないことなどからポテンシャルは十分にあるので、せっかくの新規テーマなのだからという個人的な願望を含めて予想に挙げさせていただきました。
当サイトでは「セリオンズ」テーマデッキの紹介も行っております↓
まとめ!
2022年2月に大会環境で活躍が予想されるテーマデッキを紹介してきましたが、2022年2月の環境は「勇者トークン」の出張セットと相性が良い、あるいは「勇者トークン」の出張セットを使わずとも性能が高いテーマデッキが活躍することが予想されます。
2022年2月は新型コロナウイルスである「オミクロン株」の影響やコロナウイルスの感染者が再び増え始めている影響もあり、遊戯王に限らず、カードゲームの大会が規制されないか心配であると同時に、参加する際は感染対策に努め、少しでも身体に違和感を感じたら参加せずに休むことが大事です。
コロナ禍ですが、遊戯王の2月の大会に参加を考えている方にとって、今回の内容が少しでも参考になればと思います。