2021年1月も終わりが近づいてきたところで、1月にシングル価格が高騰したカードを紹介していきたいと思います。
2021年1月31日時点での価格相場も紹介しますので、売買を考えている人は参考にしてみてください。
目次
2021年1月の高騰傾向を軽くおさらい!
1月の価格相場に大きな影響を与えたのは主に2つ。大会環境の動きと基本パック、ライトニング・オーバードライブの発売です。
大会環境では様々なデッキが好成績を残しており、昨今のデッキで使用率が上がっている汎用カードや活躍が注目されているテーマデッキと相性が良いカード等の相場価格が高騰傾向にありました。
ライトニング・オーバードライブでは多種多様なテーマに新規カードが加わり強化されました。
強化されたテーマのキーカードや、新規カードのおかげで利用価値が上がった既存カード等の相場価格が上がりました。
以上のことが理由で1月中に価格が高騰したカードを紹介させていただきます。
2021年1月に高騰したカード一覧!
「アクセスコード・トーカー」
遊戯王 ETCO-JP046 アクセスコード・トーカー (日本語版 20thシークレットレア) エターニティ・コード
ウルトラレア | 相場価格:1200~1600円 |
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アルティメットレア | 相場価格:1600~2000円 |
ホログラフィックレア | 相場価格:2000~2300円 |
シークレットレア | 相場価格:2600~3300円 |
20thシークレットレア | 相場価格:17000~24000円 |
リンク4の「コード・トーカー」モンスターであり、昨今の大会環境での採用率が上がってきていることが価格高騰の理由だと思われます。
効果外テキストにより安全に効果を発動でき、運用次第では高い攻撃力を得たり複数枚の除去を狙る優秀なカードです。
サイバース族では「スプラッシュ・メイジ」や「トランスコード・トーカー」を経由することで繋げやすいだけでなく「アクセスコード・トーカー」の強化と除去効果も十全に発揮させられます。
それ以外にも「水晶機巧-ハリファイバー」と「神聖魔皇后セレーネ」を経由する方法でも「アクセスコード・トーカー」の性能を発揮でき、「水晶機巧-ハリファイバー」でリクルートする魔法使い族チューナーとして汎用性の高い「エフェクト・ヴェーラー」がいるため多くのデッキで採用を見込めます。
その他にも汎用リンクモンスターの代表格である「トロイメア」リンクモンスターは属性がバラバラですので、「アクセスコード・トーカー」のリンク素材や除去効果の弾として活用していけます。
「エクシーズ・チェンジ・タクティクス」
★3枚セット★ 遊戯王 / エクシーズ・チェンジ・タクティクス(スーパー) / 19TP-JP102 / トーナメントパック2019 Vol.1
スーパーレア | 相場価格:1200~1700円 |
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ウルトラレア | 相場価格:1500~2000円 |
「希望皇ホープ」関連の永続魔法カードであり、ライトニング・オーバードライブで「希望皇ホープ」デッキが強化されたことが高騰の理由になります。
「希望皇ホープ」モンスターのエクシーズ召喚をトリガーにターン1制限なしでライフコストさえ払えばドロー出来るため、重ねてエクシーズ召喚出来る「希望皇ホープ」モンスター等を使うことで複数枚のドローでハンドアドバンテージの獲得を狙えます。
ライフコストの払い過ぎには要注意ですが、自分のライフを能動的に削ることで『自分のライフポンとが相手より2000以上少ない時』に使える「希望皇ホープ」関連カードの真価を発揮させられるためライフ調整のためにも有効活用していけます。
2月6日発売予定のプリズマティックアートコレクションに再録されるため、売買を検討している人はそちらも含めて考えると良いでしょう。
「薔薇の妖精」
ノーマル | 相場価格:200〜300円 |
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「ワタポン」と同じ効果を持つ植物族モンスターであり、ライトニング・オーバードライブでの「ローズ・ドラゴン」強化というより「紅蓮薔薇の魔女」の登場によって価格が上がりました。
「紅蓮薔薇の魔女」で「黒薔薇の魔女」をサーチしてこのカードをデッキトップに置くことで、展開へと繋げられます。
アニメ遊戯王5D’sで十六夜アキがしていた運用を再現できるとあって、ファンとしては嬉しい強化となりました。
「崇光なる宣告者」
遊戯王 NECH-JP045-SR 《崇光なる宣告者》 Super
スーパーレア | 相場価格:1500~2000円 |
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レベル12の「宣告者」儀式モンスターであり、ライトニング・オーバードライブにて「ドライトロン」が強化されたことや大会環境で「宣告者」採用軸の「ドライトロン」デッキが好成績を残したこと等が理由で高騰したと思われます。
手札の天使族1体をコストに要求するものの、モンスターの効果・魔法・罠カードの発動・モンスターの特殊召喚をターン1制限なしで無効にし破壊するという高い制圧力が最大の長所です。
レベルが12と極めて高いですが、「ドライトロン」デッキでは攻撃力を参照して儀式召喚を行うため消費を抑えて儀式召喚ができますし、「サイバー・エンジェル-弁天-」や「宣告者の神巫」等の天使族モンスターとも相性が良いため性能を遺憾なく発揮できます。
「結晶の大賢者サンドリヨン」
遊戯王 DBGI-JP003 結晶の大賢者サンドリヨン (日本語版 スーパーレア) ジェネシス・インパクターズ
スーパーレア | 相場価格:700~1100円 |
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「マギストス」テーマのキーカードであり、 ライトニング・オーバードライブにて「マギストス」が強化されたことや「シャドール」デッキとの相性が注目されたことから高騰したようです。
状況に併せた「マギストス」魔法・罠カードをサーチすることで、その後に展開をしたり融合召喚を狙っていけるため新規カード「結晶の魔女サンドリヨン」でリクルートする候補としても優秀です。
このカード自身が光属性でるため「結晶の大賢者サンドリヨン」で「聖なる法典」をサーチし、適当な「シャドール」モンスターと合わせて「エルシャドール・ミドラーシュ」を融合召喚していけます。
この相性の良さが注目され、「結晶の大賢者サンドリヨン」と「聖なる法典」のセットを「シャドール」デッキに採用する構築も大会環境で好成績を残しています。
今回のまとめ!
2021年1月に高騰したカードについて紹介して来ましたが、いかがでしたでしょうか?
2021年の高騰については主に
・大会での使用率の高さや活躍
・ライトニング・オーバードライブの影響
の2つが高騰の要因になっているように思えました。
今回紹介したカードは恐らくですが、2月も高騰することが予想されるので、もしも「欲しいカードがある」という人は余裕を持って確保しておくことをおすすめします。
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