先日、遊戯王OCGで2021年1月1日から適用される新リミットレギュレーションが公開され注目を集めました。
そこで今回は新リミットレギュレーションによって強化されるテーマを紹介をしていきます。
目次
2021年1月の規制緩和について考察!
今回のリミットレギュレーションは、緩めの改訂だというユーザー予想はほぼ当たってて
前回のクソ発表とは異なり、リスト化されてたね💡
トーチ禁止は混沌領域とオカル合わせての7枚体制、
パンクラとリブート制限は汎用枠潰しという感じかな💡#遊戯王 pic.twitter.com/hxPfGPtKFp
— ポムポムシナト@YPの端くれ (@pompom_shinato) December 13, 2020
「ファイアウォール・ドラゴン」(エラッタ)禁止→制限
「ジャンク・スピーダー」制限→準制限
「ゼンマイマジシャン」制限→準制限
「氷結界の虎王ドゥローレン」制限→準制限
「ダーク・グレファー」準制限→無制限
「魔界発現世行きデスガイド」準制限→無制限
「化石調査」準制限→無制限
以上が今回規制緩和されたカードとその内容になります。
ループによる先攻ワンキルコンボ等に使われていたことから禁止カードになっていた「ファイアウォール・ドラゴン」ですが、エラッタされたことによってついに制限復帰となりました。
エラッタと言えば「氷結界の虎王ドゥローレン」はストラクチャーデッキ-凍獄の氷結界-に再録した際にエラッタが既にされており、問題視されていた原因であるループコンボは現在では実現不可能となっています。
エラッタされたことや「氷結界」デッキの使用率を踏まえると制限解除してしまっても良いようには思いますが、段階を踏んでの規制緩和ということかと思われます。
それ以外の規制緩和については大会環境での使用率などを鑑みての規制緩和になったように感じます。
規制強化で弱体化するテーマやデッキがある一方、規制緩和で強化されるテーマやデッキもあります。今回の規制緩和を機にデッキの強化や構築を考えてみるのも良いかと思います。
2021年1月のリミットレギュレーション環境で強化されるテーマやデッキを紹介!
サイバース族デッキ
サイバース族デッキと一口に言っても色々ありますが、その中でもいくつかのテーマやデッキが「ファイアウォール・ドラゴン」の制限復帰によって強化されます。
昨今の大会環境で活躍している「コード・トーカー」デッキには同じリンク4に強力な効果を持つ「アクセスコード・トーカー」が存在するので「ファイアウォール・ドラゴン」を採用するかどうかは難しい所ですが、遊戯王VRAINSのPlaymakerのファンデッキ等を使用している人からすると「ファイアウォール・ドラゴン」の制限復帰はデッキ強化という意味でも朗報となりました。
エラッタこそされたものの、特殊召喚効果はサイバース族デッキであれば問題なく利用出来るため更なる展開へと繋げられます。
汎用性のあるリンク4モンスターは増えましたが、未だ「ファイアウォール・ドラゴン」は「スケープ・ゴート」1枚からリンクモンスターを一切経由させずに出せる唯一のリンク4モンスターでもあるので、その出しやすさに注目してデッキの強化を行うのも良いでしょう。
当サイトでは「コード・トーカー」デッキレシピの紹介を行っております。
コチラのデッキレシピに「ファイアウォール・ドラゴン」を入れることでデッキを強化出来るでしょう↓
「ジャンクドッペル」デッキ
「ジャンク・スピーダー」の規制緩和によって強化されます。
「ジャンク・スピーダー」はシンクロ召喚成功時にデッキからレベルの異なる「シンクロン」チューナーを可能な限りリクルートできるため、大量展開をすることが出来ます。
「ジャンクドッペル」デッキではレベルが異なる「シンクロン」チューナーを複数体採用しやすいため相性が良いです。
エクストラデッキは圧迫されますが、リクルートしたチューナー次第では「ジャンク・スピーダー」のシンクロ召喚から「琰魔竜 レッド・デーモン・アビス」や「クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン」はもちろん「スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン」等にも繋げられるため強力です。
当サイトでは「シンクロン(ジャンド)」デッキレシピの紹介も行っております↓
「ゼンマイ」テーマ
「ゼンマイマジシャン」の規制緩和で強化されました。
トリガーさえ用意できれば同名モンスターもリクルートが可能な「ゼンマイマジシャン」が準制限カードになったことで、相性の良い「ゼンマイシャーク」と併せることで「ゼンマイマジシャン」×2+レベル4以下の「ゼンマイ」モンスター+「ゼンマイシャーク」を簡単に並べられるようになります。
その高いソリティア性能が危険視されたことで第11期環境になる直前に先手を打つ形で規制を受けた「ゼンマイ」テーマ(動画でその酷さが分かります(笑))ですが、今回の「ゼンマイマジシャン」の緩和は間違いなく強化となることでしょう。
「彼岸」テーマ
「魔界発現世行きデスガイド」が制限解除されたことで強化に繋がるテーマです。
ランク3エクシーズやリンク2モンスターに繋げやすいのが「魔界発現世行きデスガイド」の最大の特長であり、展開の初動として使いやすいモンスターの代表格でもあります。
「彼岸」テーマはランク3エクシーズ得意としており、「魔界発現世行きデスガイド」の効果でリクルートしたモンスターは効果が無効化されることから「彼岸」モンスターをリクルートしても自壊せずに済むこともあって相性が良いです。
今回の規制緩和で「魔界発現世行きデスガイド」を3枚積みできるようになったので、初手で引く確率が上がり安定力向上につながるでしょう。
恐竜族デッキ
恐竜族デッキといっても色々ありますが、規制緩和された「化石調査」は恐竜族デッキであればとりあえず採用しても問題ないほどの便利カードです。
範囲も広くカード名ターン1指定もないサーチカードである「化石調査」が3枚積みできるようになるため、恐竜族を主軸にしたデッキであればテーマなどを問わずに安定力を向上させられます。
「化石調査」を3枚積み出来るということは優秀な効果を持つ制限カード「魂喰いオヴィラプター」を引き込みやすくなったということでもあるので、あちらの効果を起点にモンスターを展開してリンク召喚などにも繋げていけます。
2021年1月のリミットレギュレーション環境で強化されるデッキテーマを一覧で紹介!まとめ!
2021年1月に適用されるリミットレギュレーション環境で強化されるテーマについて紹介していきましたが、参考になりましたでしょうか?
今回の緩和はデッキ構築で必須レベルだったものも多く、個人的には満足いく緩和でしたが、皆さんはどうでしたか?
今回の緩和で組みやすくなったテーマは多いかと思います。
今回の紹介したテーマや緩和で回転力の上がったテーマをこれを機に組んでみるのも面白そうです!!
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