2020年7月も終盤に入ったということで、8月にシングル価格が高騰するカードを予想していきたいと思います。
中には既に価格高騰が始まっているカードもあるので、購入を検討している人は今の内に考えてみた方が良いかもしれません。
目次
【遊戯王】2020年8月に価格が高騰するカードを予想!
「ミスティック・パイパー」
自身をリリースすることで1枚ドローでき、ドローしたカードがレベル1モンスターだったならもう1枚追加でドローできる効果を持つレベル1モンスターです。
デッキビルドパック ジェネシス・インパクターズにて登場する新規テーマ「ドライトロン」との相性が注目されており、既に価格高騰が徐々に始まっているカードでもあります。
レベル1モンスターを主軸とした「ドライトロン」デッキであれば「ミスティック・パイパー」の効果で2枚ドローを狙いやすいだけでなく、現状「ドライトロン」モンスターは全て特殊召喚モンスターであるため「ミスティック・パイパー」に召喚権を回すのが無理なく出来るという点でも相性が良いです。
「ドライトロン」テーマはモンスターを展開するには手札の消費が激しくなりやすいという欠点もあるため、「ミスティック・パイパー」をドローソースにすることで補うことが出来ます。
今の所「ミスティック・パイパー」はスーパーレアのみしか無いこともあり、今後注目度が上がれば今よりも更に価格高騰することが予想されるカードです。
「教導の聖女エクレシア」
エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターが存在する場合に自己特殊召喚でき、召喚・特殊召喚成功時に自身と同名カード以外の「ドラグマ」カードをサーチする効果、エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターに対しての戦闘耐性を持ちます。
その使いやすいサーチ効果から、「ドラグマ」テーマにとっては潤滑剤の役割を担うキーカードでもあります。
このカードと同条件で自己特殊召喚できる「教導の騎士フルルドリス」はサーチ先として有力で、フィールドのモンスター効果の無効化や強化によって高い性能を発揮できます。
「教導の聖女エクレシア」のサーチ効果には発動後ターン終了時まで自分はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚出来なくなるという制約がありますが、サーチ効果発動前なら問題ないため先に融合・シンクロ・エクシーズ・リンク召喚をしておけば「教導の聖女エクレシア」の自己特殊召喚効果の条件を能動的に満たすことも出来ます。
昨今の大会環境では「召喚獣」や「シャドール」等との複合デッキが多く見られ、複合させる際にも「教導の聖女エクレシア」は必須カードとなっています。
大会環境で優秀な結果を残したことで今後需要が高まるでしょうし、中でも流通量が少ないプリズマティックシークレットレアの価格は更に高騰していくことかと思われます。
「サブテラーの導師」
リバース時に自身と同名カード以外の「サブテラー」カード1枚をサーチするする効果、自身とフィールドの表側表示モンスター1体を裏側守備表示にする効果を持っています。
「地中界シャンバラ」を発動して「サブテラーの導師」をサーチ→
「サブテラーの導師」をセット→
「地中界シャンバラ」の効果で「サブテラーの導師」を表側表示に変更→
「サブテラーの導師」のリバース効果で「サブテラーの妖魔」をサーチの一連の流れをすることで、「サブテラーの妖魔」による相手の効果発動を無効にする準備が整います。
「地中界シャンバラ」1枚から比較的簡単に妨害札を用意出来るため、他のデッキに出張採用されることもあるセットです。
昨今の大会環境では上記の「サブテラー」セットを「ヌメロン」デッキに採用しているケースも見られ、「ヌメロンサブテラー」デッキとして優秀な結果も残しています。
元より「サブテラー」デッキは環境中堅として活躍していたこともあり、今回の「ヌメロン」との複合の可能性によって需要は高まって行くでしょう。
2020年8月に価格相場が上がるカードまとめ!
7月はカードショップ等で久々に大会等が行われたこともあり、活躍した実績を得ることが出来た現在の大会環境にはより注目が集まっています。
8月8日には基本パック ファントム・レイジが発売予定ですが、収録される新テーマや既存テーマの強化の影響による価格高騰はすでに始まっているので今回は紹介を控えさせていただきました。
とはいえファントム・レイジの収録カードも全てが判明したわけではないので、続報次第では他の既存カードの価格高騰もあるでしょう。
また8月中にはデッキビルドパック ジェネシス・インパクターズの続報もあり得ると予想されるので、新テーマと相性の良い既存カードの価格は高騰しやすいかと思われます。
大会環境で勝てるデッキを作りたい人、ファンデッキを作ろうと思っている人、レアカードを集めたいコレクターは今後の価格変動にも要注目です。
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