2020年7月も終盤ということで、7月中にシングル価格が高騰したカードを紹介していきたいと思います。
中には今後更に価格高騰するかもしれないカードもあるので、売買を検討している人は参考にしてみてください。
目次
2020年7月までの遊戯王の新商品情報を軽くおさらい!
7月の高騰カードを振り返るにあたって最近発売した、あるいはもうすぐ発売を控えた新商品の情報をおさらいしていきます。
7月4日にはストラクチャーデッキ-精霊術の使い手-が発売しました。
新規書き下ろしイラストのトークンや「憑依装着」モンスターに始まり、新規カードも多数収録されたりとファンにとっては非常に嬉しい内容となりました。
次に新商品の情報ですが、8月8日に発売予定の基本パック ファントム・レイジの収録カード情報が続々と公開されています。
現在判明している情報だけでも、新テーマとして「トライブリゲード」「双天」「電脳堺」があり、新規カードによって強化される既存テーマとしては「幻影騎士団」「RR」「ドラグマ」「インフェルニティ」「U.A.」「F.A.」「ネフティス」「プランキッズ」等々非常に多くなっています。
中には出張性能の高い物や汎用性に期待できるカードもありますので、まだチェックしていないという人はファントム・レイジの収録カード情報を一度確認してみることをお勧めします。
8月29日にはストラクチャーデッキR-ドラグニティ・ドライブ-の発売が予定されており、シンクロモンスターを含めたいくつかの新規カードの情報が判明しています。
ストラクチャーデッキでは大会環境でも使われる強力なカードが再録することもあるので、どんなカードが再録されるかも要注目です。
更に先の9月12日にはデッキビルドパック ジェネシス・インパクターズが発売予定で、7月27日現在では収録される3種のテーマの内1種である「ドライトロン」カードの情報が多数判明しています。
「ドライトロン」が昨今では珍しい儀式テーマだったこともあり、残り2種のテーマにも期待が高まっています。
以上の新商品情報や大会環境を踏まえて7月に高騰したカードを紹介していきます。
2020年7月に高騰したカード一覧!
「憑依装着-ライナ」
光属性の「憑依装着」モンスターであり、「憑依装着」共通の効果だけでなく自身の効果で特殊召喚に成功した場合に自身と同名カード以外の守備力1500の魔法使い族モンスター1体をサーチする効果を持ちます。
自身の効果で特殊召喚するには自分フィールドに「光霊使い-ライナ」と光属性モンスターの計2体が必要になります。
2体を揃えるには「光霊使い-ライナ」のリバース効果で相手の光属性モンスターのコントロールを奪うのがベストであり、光属性はカードプールも多いため狙えないことも無いです。
また「霊使い」や「憑依装着」と相性が良い「妖精伝姫」モンスターは光属性で統一されているためそれらと併せるのも良いでしょう。
このカードは元々ノーマルレアのカードであるため封入率が低めで、尚且つストラクチャーデッキ-精霊術の使い手-に再録されなかったことから価格が高騰しました。
ちなみに「光霊使い-ライナ」のシークレットレアも価格が高騰しています。
「電脳堺姫-娘々」
レベル3モンスターの召喚・特殊召喚をトリガーにチューナーとして自己蘇生できる効果、このカードが除外された場合に自身以外の自分の除外されているカード1枚をデッキに戻す効果があります。
自己蘇生したこのカードはフィールドを離れた場合除外されてしまいますが、例によってエクシーズ素材にすることで回避が可能であり除外された場合でも2の効果に繋げられるため優秀です。
本格テーマ化する「電脳堺」にとって「電脳堺姫-娘々」の自己蘇生による展開は非常に有難く、必須級のキーカードと言っても過言ではありません。
性能だけでなくこのカード自体がVジャンプの付属カードであったことも価格高騰の理由となっております。
「大皇帝ペンギン」
このカードをリリースすることで自身と同名カード以外の「ペンギン」モンスターを2体までリクルートできる上級モンスターです。
密かに人気のある「ペンギン」テーマのキーカードであり、2体までのリクルート効果により展開の要となっています。
コレクションパック2020で登場した「極氷獣ポーラ・ペンギン」に続いて、ファントム・レイジでは初の「ペンギン」シンクロモンスターである「ペンギン勇者」が登場します。
昨今の立て続けの「ペンギン」強化によって「大皇帝ペンギン」の需要は徐々にではありますが確実に高まっています。
「召喚師アレイスター」
自身を手札から墓地へ送ることで自分フィールドの融合モンスターを強化する効果、このカードの召喚・リバース時に「召喚魔術」1枚をサーチする効果を持っています。
「召喚獣」デッキの核となるカードであり、このカードと「召喚魔術」によるループ的な運用は有名です。
昨今の大会環境では「召喚獣」と他テーマによる複合デッキが活躍の場を広げていて、「シャドール」や「ドラグマ」もしくはその両方との複合デッキが優秀な結果を残しています。
それら大会環境により「召喚獣」テーマにとって核である「召喚師アレイスター」の需要が再び上がったことで価格の高騰に繋がっています。
「アルカナフォースXXI-THE WORLD」
召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した際にコイントスを1回行い、表の場合は自分のエンドフェイズ時に自分フィールドのモンスターを2体墓地に送ることで、次の相手ターンをスキップする効果。
裏の場合、相手のドローフェイズ時に相手の墓地の一番上のカードを相手の手札に加えることが出来ます。
裏が出てしまった際のデメリットは否めませんが、表が出た際の効果は非常に強力です。
自身のターンをもう一度行うという、他のカードにない効果を持つモンスターで、「アルカナフォース」の中でも非常に強力な効果と攻撃力と守備力を持ちます。
ファントム・レイジで1枚ではあるものの「アルカナフォース」に新規カードが加わったことで「アルカナフォース」デッキが強化されました。
新規カードである「アルカナリーディング」でサーチ出来ることと、収録と再録したのが、かなり前なので、集めるのがやや大変な上に今後も需要が高くなることが予想出来ます。
【遊戯王】2020年7月に高騰したカードまとめ!
2020年に高騰したカードをまとめてみましたがいかがでしたでしょうか?
今回高騰したカードの傾向としては、環境テーマカードとファントム・レイジで強化されるカードが高騰しているので、今後欲しいカードがある方は需要が高くなる前に集めておくのをおすすめします。
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