2020年10月1日から適用される新リミットレギュレーション適用の内容も発表され、9月も下旬になったところで10月の環境予想をしていきたいと思います。
テーマデッキの特徴も簡単に紹介していくので、大会に出るつもりの人は参考にしてみてください。
2020年9月の環境を軽くおさらい
9月の環境ですが、上旬の内は8月以前と比べてこれといった変化はありませんでした。
「オルフェゴール」や「ドラグマ」に「ヌメロン」等のテーマデッキが環境の中堅から上位として活躍し優秀な成績を残していました。
9月12日にはデッキビルドパック ジェネシス・インパクターズが発売し、3種の新テーマが登場しました。
新テーマのデッキを大会環境で使っている人もいる中、「聖魔の乙女アルテミス」と「黒き森のウィッチ」の組み合わせに注目して魔法使い族デッキの戦術の幅を広げている人も一定数いました。
そして9月中旬には10月適用の新リミットレギュレーションの内容が公開されました。
内容やその影響については後述もしますが、例年通り新リミットレギュレーションの内容発表後からは新リミットレギュレーション適用下で行われる大会もあるため、10月以降の大会環境の一端を垣間見ることが出来ます。
以上のことを踏まえて、10月の大会で活躍するであろう様々なテーマデッキを挙げていきます。
2020年10月の大会環境テーマデッキ予想!
「ドラグマ」デッキ
デュエルサロン太陽cs
使用 召喚ドラグマ
個人5-2 チーム6-1で準優勝でした🥈チームのtkgさんが大事にところでしっかり勝ってくれていて最強でした!! pic.twitter.com/gXEtdI7J0f
— ちゃみ (@tyall_tyall) September 21, 2020
「ドラグマ」テーマを採用した複合デッキも全て含めています。
「ドラグマ」自体はエクストラデッキのモンスターを墓地へ送る効果が特徴的であり、自分のエクストラデッキからモンスターを墓地へ送ることで効果を使いつつ、墓地へ送ったモンスターの効果も使っていくことでアドバンテージを稼いでいけます。
大会環境では「ドラグマ」の純構築はほぼ見られず、「シャドール」「召喚獣」「エルドリッチ」のいずれかのテーマとの複合デッキが多く見られます。
比較的少ないカードで回転させたり展開が出来るだけなく、アドバンテージも稼いでいける「ドラグマ」は出張性能も高いためだと思われます。
新リミットレギュレーションでは「天底の使徒」が準制限カードに規制されましたが、出張が使用不能というほどでもないので10月以降の大会環境でも活躍が期待できます。
当サイトでは「ドラグマ」関連のデッキレシピの紹介も行なっております↓
「十二獣」デッキ
矢向カドボ
使用:十二獣ドラグマ1回戦 プランキッズ(アマツバキさん)
○○
2回戦 ノイド ○○
3回戦 マドルチェ○✕○
決勝 ヴァレット(だんご11さん) ○✕○ひっさびさの優勝〜!!!
ただただ十二獣とドラグマが強かった。
シャドール系は1回も使わなかったので抜くかな。 pic.twitter.com/kXk1dz8JHD— もろりん (@9tnIU1hCRsmMwmE) September 19, 2020
地属性・獣戦士族で統一された「十二獣」テーマを主軸としたデッキです。
エクシーズモンスターの上に重ねてエクシーズ召喚することを得意としたテーマであり、昨今では「天霆號アーゼウス」を採用したデッキが主流となっています。
「天霆號アーゼウス」は召喚難易度が高くないだけでなく、火力と制圧力ともに高い性能を誇る強力なモンスターであるためそれを使いやすいというだけでも大きな強みになります。
加えて「十二獣」デッキであれば「天霆號アーゼウス」のエクシーズ素材を4つ確保することも容易だったりと非常に相性が良いです。
既に厳しい規制を受けている「十二獣」テーマですが、それでもなお大会環境で通用するほどの性能を発揮できている辺りこのテーマ自体の強さが窺えます。
新リミットレギュレーションでの影響はほぼないため、10月も活躍が予想されるテーマデッキです。
当サイトでは2020年版に対応した「十二獣」デッキレシピを紹介しております↓(コチラのデッキに「天霆號アーゼウス」を入れることでデッキを強化できます。)
「オルターガイスト」デッキ
朝霞cs 5-2 ベスト8
オルターガイスト使いました
閃刀 ◯×◯
電脳堺 ×◯×
十二獣 ◯×◯
十二獣 ◯◯
エルドリッチ ×◯◯
エルドリッチ ×◯◯
トナメ
未界 ◯×× pic.twitter.com/BtWpVE8YcI— GenGen (@16GenGen_094) September 19, 2020
魔法使い族で統一された「オルターガイスト」テーマを主軸としたテーマデッキです。
相手の行動に併せた罠カード等を駆使して妨害を行いながら自分はアドバンテージを稼いでいくというコントロールデッキになっています。
先述した「聖魔の乙女アルテミス」と「黒き森のウィッチ」の組み合わせによって「オルターガイスト・マルチフェイカー」等のサーチが行えるようになりデッキの強化に繋がりました。
また「聖魔の乙女アルテミス」は「オルターガイスト・メリュシーク」を墓地へ送る手段としても有用だったりと、「オルターガイスト」テーマデッキにとって「聖魔の乙女アルテミス」の登場は追い風となっています。
新リミットレギュレーションでは「パーソナル・スプーフィング」が制限解除されましたが、それが無くとも上記の「聖魔の乙女アルテミス」のおかげで10月も活躍が予想できます。
当サイトでは「オルターガイスト」デッキレシピの紹介も行なっております↓
「サンダー・ドラゴン」デッキ
先程終了しました「遊戯王公認大会ランキングデュエル」
優勝者HN:人狼餅様の「サンダー・ドラゴン」デッキのご紹介です。
コメント:構築はDENJIROUさんにもらいました。
大会優勝おめでとうございます。伝授。(担当I)#遊戯王 #遊戯王ocg pic.twitter.com/EaQg8RmJWU— TSUTAYA金沢店トレカ (@tsutakanaTCG) September 20, 2020
雷族の「サンダー・ドラゴン」モンスターを主軸としたテーマデッキです。
エースである「超雷龍-サンダー・ドラゴン」のサーチ封じが強力なのは昨今でも変わらず、初手に出せれば相手のデッキの回転力を大きく落とすことが出来ます。
また切り札の「雷神龍-サンダー・ドラゴン」の除去性能の高さも依然変わらず優秀ですし、展開力の高さを活かした汎用リンクモンスターの活用も重宝します。
新リミットレギュレーションでは「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」が禁止カード化を免れたおかげで弱体化も無かったので今後も大会環境で一戦級として戦えるでしょう。
当サイトでは「サンダードラゴン」デッキレシピの紹介も行なっております↓
【遊戯王環境予想】2020年10月の大会環境テーマデッキを一覧で予想!まとめ!
2020年10月からは新レギュレーションが適用されます。
その為、9月の環境とはまた違った結果が現れることが予測される一方で、規制を見事に免れたカードも多く、実は9月と10月では大きな差はないのではないかと、個人的には心配しているのが正直なところです(汗)
10月からは新リミットレギュレーションが適用される為、大会に出場予定の方は今一度デッキを確認しつつ、再調整をする必要があるでしょう!
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